活動レポート(ブログ)

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人が人をケアする姿はなんと美しい!!

2021/05/28インストラクターより

☆Umiのいえ☆基礎講座C開催のご報告 ~インストラクター 中田 利恵 神奈川県~
 
 4月3日(土)、基礎講座Cを開催しました。
 ご病気の方にも、トントンしながら寄り添う事ができます。
 そんなケアタッピングをじっくり丁寧に体験していただきました。
 私は講師として見るこの光景が大好きです。人が人をケアする姿はなんと美しいのだろうと毎回感動します。
 以下、参加された方の感想です。
「まるで深く眠った後のように、心も体もスッキリと目覚めた感じです。」
「自分がいかに緊張していたか気づきました。楽になりました。」
「横になってタッピングタッチしてもらうと、瞑想になって、とても気持ちよかったです。心と体がクリアになりました。する方、される方、共にリラックスできて、とてもすてきな時間になりました。」
 
 
☆Umiのいえ☆タッピングタッチ基礎講座ABC
基礎講座A(タッピングタッチの基礎を学ぶ)
 5月8日(土)10:30~12:30
基礎講座B(タッピングタッチよるセルフケアを学ぶ)
 6月5日(土)10:00~12:30
基礎講座C(横になってするケアタッピングを学ぶ)
 7月10日(土)10:00~12:30
お申し込みは中田利恵まで

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法人研修開催のご報告

2021/05/28インストラクターより

法人研修開催のご報告 ~インストラクター 鈴木貴子 兵庫県~

 3月24日(水)は法人全体研修「精神的ケア研修~タッピングタッチ~」が開催されました。午前と午後の2回、同じ内容で、それぞれZoomと会場のハイブリッドで行いました。
 今回は、東日本大震災の避難所で利用された様子や、法人内の取り組みとして、オレンジカフェ(認知症の当事者や介護者の方のつどい)や特養のご入居者へのケアに利用している場面を観たり、セルフケアとして「セルフタッピング」を実際にやってみました。
 参加者からは「楽しかった」「今後、自他ともにメンテナンスにぜひ活かしていきたい」「セルフタッピングでは最後の方で少し眠~くなりました」「素晴らしいコミュニケーション手段だと思います」等の感想がありました。
それぞれの発想と工夫で、いろんな場所で活用してもらえたらいいな~と思っています。
 
 私は職場の中で、タッピングタッチをどんな風に伝えていこうか試行錯誤してきました。
 2019年の全国大会で、インストラクターの皆さんからお聴きした取り組みにも触発されました。
 ここ数ヵ月の出来事ですが、特養のご入居者へのケアとして、少しずつ取り組みが始まり、そのフロアの職員に伝える機会をもらったり、先に報告した通り、法人内研修で伝える機会を得ました。
 タッピングタッチをする機会が増えているからか、今までならイライラしていたような事柄が職場であっても、なんとなく大きな心で受け止められている気がします。そのままのその人を認める一緒にいるその気持ちをもちながら、息長く、諦めず、これからも種まきしていきたいと思っています。
 

元気でいようとする心を忘れずに

2021/05/27インストラクターより

 5月22日に「みんなでzoomでセルフタッピングの会」の6回目を開催しました。昨年の12月から月1回企画してきて、もう半年になったんだなぁ、と。コツコツ、ぼちぼち、運営スタッフさんたちも無理なく楽しく。私も急遽都合がつかなくなって係を代わってもらったり、助け合いながら進んできています😄

 メンバーの発案で、2月からはチャレンジングに「夜会🌃✨」として21:30以降に開催していましたが、今回は久しぶりに「昼☀️バージョン」で13:30~14:00で実施しました。

 いつ、何時ごろに設定するかは、その回を担当してくださるZoom係さんとガイド係さんの都合で決めてもらうことにしています。どの方も、それぞれの生活スタイルをお持ちだと思うので、いろんなバージョンがあっていいよね、幅広く参加いただけるかもしれないね、という考えです😊

 参加者4名+運営メンバー4名=8名、お昼だから~と参加いただけた方もあり、よかったです!Zoom係は佐々木さん、ガイドは角田さんが担当してくれました。角田さんの落ち着いたガイドで、梅雨空で何となく不調だった心身ともにリフレッシュできました😊

<皆さんの感想をご紹介します!>
・一人でセルフするより皆さんとする方が安心感があり、心地良く思えました。

・朝からなんだか天気が悪く肌寒いかなと思っていましたが、体が冷えていたことに途中から気が付き、終わった後は体がほっこりして血の巡りがよくなっていました。

・昼前から寒気はするし、下痢はするし、大丈夫かなぁと思っていました。 慌ててカーディガンを着てタッピングタッチをしましたが、しているうちに身体がだんだん ホカホカとしてきました。又、今回は今までにない無になることが出来ました。

・音楽係である事を失念するほど、 角田さんの落ち着いた誘導で、暫し音楽が流れていない事に気づかず入り込んでいました。癒されました♡

・・・・・・・・・

 コロナ禍が収まらす、生活の隅々にもいろんな影響を感じていますが、タッピングタッチや、タッピングタッチが好きな皆さんとの繋がりの中で、元気でいようとする心を忘れずに頑張れているなぁ、と感じる日々です。

皆さんもくれぐれもご自愛ください。
 世話人 鈴木貴子

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第2回看護職としてのTTを語る会

2021/05/13インストラクターより

 5月6日に第2回目の「看護職としてのTTを語る会」は参加者も増えて、とてもいい感じで開催されました。全部で10人の参加でした。今回は、腕だけ散歩の時間も入れて、かつ3人の方が報告をしてくれ、他に2名が次回以降に報告・・・となりました。

 みなさん大変な現場でありながら、試行錯誤しながらこんなにもタッピングタッチを使ってきてくれているんだなあ・・・と、ひとり事務所でじんわりしていました。

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2021年5月6日(木) 第2回看護職としてのTTを語る会
19:00~21:00
参加者:11名

1.自己紹介

 前回と同じく、今日のこの場で自分をこう呼んで欲しい名前を画面の左隅に表示することで、楽しさ、和やかさ、親近感が増しました。
 八木さんから本日の流れが説明され、チャットに張り付けておいて、各自から(1)自己紹介、(2)現在の仕事、(3)みなさんと共有できるTT活用があるかどうか、が話されました。
 ほんとうに様々な医療現場、教育機関、地域保健の場で活躍されているみなさんで、多岐に渡る看護分野での経験が豊富な方々ですが、専門現場でのタッピングタッチ活用は手探りであったり、悩んでおられたり、工夫が必要だったりの様子。
 この自己紹介のときに共有できる話しがある人を確認すると3人。あと2人が次回にとのこと。さて、実際はどんな話が?と期待が膨らみました。

2.ここで腕だけ散歩を5分

 前回、休憩もなし突っ走った(?)ので、今回はここで腕だけ散歩しましょうと5分ほど一緒に。八木さんがタイマーをかけて、各自に任せる形で。

3.看護現場でのTT活用エピソードの共有

 (KFさんから)精神科の病棟でタッピングタッチを導入しようとしてみました。病棟での導入はなかなか難しいなというのが感想ですが、自分としてはひとりひとりの特性を考えて、本当に「真面目に」やったと思います。しかしその真面目さが「硬さ」となり、もう一つ上手くいかなかったのかと今では思います。
 一方、他の単科病院に勤める看護師仲間から依頼があり、50人もの病院職員対象の講座が出来たのは驚きと嬉しいことでした。
 また精神障碍者の地域支援センターでの心のケアとして、息子と一緒にボランティアで「TT&マインドフルネス」の講座をしたりして、今は地域でのTT普及に目が向いています。活動を通して「ありのままの自分でいることの大切さ」を感じてきています。

 (IYさんから)4月に入学した大学生100人(うち男子6人)にTT基本型の体験講座をストレスマネジメントの講義の中ですることが出来ました。感染予防対策はしっかりとして。
 アンケート結果を見ると、「初めてのことで不安は大きかったが、やってみたらとてもよかった」という趣旨のものが大半。コロナになって1年ぶりに、人に触れられたとの感想や、手からの温かさを感じた、感謝の気持ちが出てきた、家族にやってあげたいなどの感想がありました。やはり仲間づくりや緊張の緩和、感謝の気持ちなどの効果がすごいなと思いました。

 (KCさんから)デイケアで働く看護師仲間にTTの基礎講座をしました。その人は、重度の認知症の方で「ウオー、ウオー」とうなるばかりで言葉を発せずコミュニケーションが困難な方にTTを10分したところ寝てしまった。またとても穏やかになり「TTを脳までして~」と最後にしゃべったのよ、と報告をしてくれました。

 *認知症の方へのタッピングタッチについて意見交換。

(IKさんから)写真共有があり、グループホームや家族会での認知症の方へのTTの様子を聞いた。職員がやりやすい姿勢や方法でされている様子がわかった。普段されるばかりの側が、ほんとうに嬉しそうにする側であったのが印象的だったとのこと。歌を歌いながらケアし合っている、大事にし合っている、じゃれ合っている感じもあった。車椅子同士で膝など、手が届く姿勢と場所を互いにやり合ったりしていた。

(YMさんから)ヘルパーさんがまずTTをしてあげると、認知症の方はとても穏やかになって、その後の仕事がとってもやりやすいと聞いた。また認知症の方がTTの「つかず離れずがいいわあ」など、言葉での表現が出てきたりした。

(TYさんから)認知症カフェでのTTしたがむつかしかった。特に力の入れ具合など「ちゃんと」することは困難だった。

(YNさんより)
認知症の方は、記憶がどんどん悪化する中での「自分の存在」がゆらぐ不安がとても大きいと聞いたので、「脳までして~」というのは、意味が深いかもしれない。

4.Q&A
 
(KAさんより)ホスピスでボランティアをしているが、心身ともにとても疲れる自分がある。姿勢によっては翌日筋肉痛になったりもある。どうしたらいいか?
 
*姿勢についての工夫。無理せず届くところを。ネパールで一音さんがやっていたが、ひじから手先に向かっての部位もいい。車椅子の人、椅子に座っている人には、こちらが床に膝まづく、座り込む、小さなスツールを利用する。

*ボランティアでやっているんだから、まず自分が無理しない。やってあげたい所、出来る所をする。結果をもとめないことがいいのでは?

(KAさんより)自分自身はとても疲れて、話しを傾聴することに努めただけで、役に立ったのかどうかわからなかった。スタッフの方にTTをした時の様子を話したところ、「あの方が、自分の病気のことや気持ちを口にしたのは初めてですよ」と聞いたので、あれで良かったのかなあとは思う。

(NHさんより)コロナ禍で看護学生の実習が少ないので、触れるケアのことを伝えるのが大変だが、「正しく怖れて(予防して)」触れることの大切さを伝えて行ったらいいのかと、みなさんの話を聞いていて思いました。

*看護師が、触れられる側に立つこと、その体験をすることは、とても大切。
*TTをすると、学生が自分の気持ちを出せるようになるのでとてもいいと思う。

5.最後に

 時間もなかったので、今回初めての参加の方に感想を聞いて終わりました。またこの会を継続することと、毎回日程調整するのは大変なので、毎月第一木曜の19:00~21:00とすることが、八木さんから提案されて了承されました。

 時間はきっちり21:00に終了して、夜の濃密な時間が無事に終了しました。そこここに、ファシリテーターの八木さんの配慮が感じられたいい会でした。
 あと補足ですが、事務局より、会の名前が少々長いのでもう少し呼びやすい短い名前だといいな、もしよかったら何か提案してもらえないかと投げかけがありました(^^)。

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インターネット・ゲーム依存とタッピングタッチ

2021/05/06協会より

特別企画 オンライン講座「インターネット・ゲーム依存とタッピングタッチ」
2021年4月17日 13:30~17:00
講師:中川一郎(臨床心理学者、臨床心理士、公認心理師)・中川祥子(社会福祉士、公認心理師)
参加者:25人

 講座では、まず受講者に何が依存の判断基準となっているのか、依存の傾向を把握してもらうために、「インターネット・ゲーム依存度チェック」に答えてもらいました。チェックは自分が気になっている人を対象としてもらいました。

 結果として、ほとんど全質問にわたり「依存」や「依存予備軍」と判定されうる程度にチェックする人が60%を超えていました。特に割合が多かったのが以下の質問でした。

*「嫌な気分から逃れようとしたり、紛らわそうとして、ついインターネット・ゲームをすることがある」の回答:「頻繁にある」または「ときどきある」 77.3% 

 

*「インターネット・ゲームをやめよう(減らそう)と思っても、自分の意志でやめられず、ついやりすぎてしまう」の回答:「頻繁にある」または「ときどきある」 77.3%

 

*「インターネット・ゲームに熱中し、他のことをしているときも頭を離れず、ついそのことを考えてしまう」の回答:「頻繁にある」または「ときどきある」 72.8%

 その後まず、中川祥子から学校を通して見える子どもたちの様子が話され、続いて中川一郎さんからネット・ゲーム依存に関する膨大な情報と動画や資料を使って、私たち降りかかっている問題の概要を提示し理解が促されました。「依存とは何か:依存症の種類、依存になりやすいもの」
「ゲーム障害について:その兆候、WHOゲーム障害診断のガイドライン、実態」
「ゲーム依存とは」
「脳への損傷を起こすデジタルヘロイン」
「ゲーム依存のメカニズムとその影響」
「依存になりやすいゲーム」
「依存しやすい人の特性」
「人間の基本的要求を満たすオンラインゲーム」
「ゲームに駆り立てる社会的要因」・・・とほんとうに盛沢山でした。

 支援に立つ側の方が多く参加されていましたので、その問題の深刻さに衝撃を受けたり、依存のメカニズムを理解できた、問題把握に役立ったという感想がとても多くありました。

 途中「腕だけ散歩」をしたり、セルフケア「ねこの足ふみバージョン」もしてタッピングタッチの体験も入れたこともあり、「タッピングタッチを使った支援方法」まで時間を十分とることが出来ませんでしたが、基本は相手と「対話」し「良い関係性」を築くことであることは確認されたと思います。そこに、触れ合い、ケアし合いながらより良い関係を築くタッピングタッチがとても役立つわけですね。

 多くのゲーム依存治療をしている精神科医や専門家も「家族関係を見直し、コミュニケーションを見直し、居場所のある家族関係を築く」ことが解決への糸口と言っています。

 さて講座の最後になり、もっと時間が欲しかったのですが、中川一郎さんが話してくれた「タッピングタッチによる回復へのサポート」とても大切なものでした。

① 不快な感情を軽減し、生活への適応力を高める

 なんの依存であっても、その背景には、生きづらさや生活における適応の問題が多いことが知られています。特定の薬物や依存行為には、どんなに健康な生活をしている人でも依存してしまうものもあります。しかし、それに手を出したり、ダメだとわかっていても続けてしまったりする背景には、生活における苦しさや適応不全があることが多いのです。

 ネット依存の予防にも治療においても、生きづらさなどを軽減することも重要です。タッピングタッチを生活にとり入れることで、つらい気持ちや孤独感などを軽減す
ることができるでしょう。自分自身で不快な気持ちを軽減したり、人からやさしくケアされたりすることで、生活への適応力が高まると思います。

② ケアし合うことで、支え合う関係性を取り戻す

「ふれない、話さない、近づかない」などの「新しい生活様式」によって、多くの人々が必要な関係性やサポートを失い、孤独でつらい生活を余儀なくされています。
長期化することで、人々は慢性的な寂しさや不安などを感じることが多く、そのはけ口、または逃げ口としてオンラインゲームやSNSにはまってしまうのです。

  依存からの回復や予防においては、不快な感情を軽減することや、安心できる関係性をとり戻すことが大切です。タッピングタッチのセルフケアをとおして、寂しさや不安などの不快な感情を軽減することが出来ます。そして、優しくふれてケアされることで、心身共に癒され、関係性をとり戻すことができます。

③ 自律神経やセロトニン神経を整える

ゲームなどでドーパミンの過剰放出が続くと、脳の報酬系が破壊され、生活能力や人間性を失っていきます。理性をつかさどる前頭前野の働きが弱り、欲望を押さえら
れなくなります。今まで大切にしていたことに代わって、ネットやゲームをすることの方が大切になってしまいます。

 タッピングタッチには、セロトニンの分泌を促進する効果があることが確認されています。セロトニンには、ノルアドレナリンやドーパミンの過剰な分泌を押さえる働きがあり、心のバランスを整える効果もあります。セロトニンの活性化には、うつや不安、不眠の予防や軽減効果もあるので、依存症からの回復にとても有効だと思われます。これまでの実践でも、アルコールなどの依存からの回復に役立つことが確認されています。

④ ゆっくり、やさしく、ていねいな、ケアのある生活

 いろいろな要素が絡まっていることは確かですが、現代生活の慌ただしさや生きづらさが大きな要因になっているように感じています。余裕を持って楽しく勉強する、一緒に仕事する、自由に自分の気持ちを語り合う。美味しいものを作って食べたり、手作りのものを分かち合ったり、心おきなく楽しい時間を持つ。つらい時には「お互いさま」と手を差し伸べたりする。そんな当たり前のことが希少になった社会に住む私たちです。

 あわただしさと生きづらさの中の私たちは、安易に気を紛らわせ、魔法のように不安や孤独感などの不快な気持ちを消してくれるものを探してしまいます。そこに、誰にもとがめられず、始めるのにお金がかからず、スマホ一つあればいつでもできるネットやゲームに行きついてしまう、といった構図が見えてくるような気がします。

 タッピングタッチの体験で大切にしたいのは、「ゆっくり、やさしく、ていねいに、お互いをケアする」ことです。実際にケアするときだけでなく、生活の中にも取り戻していきたいと思います。モノや情報にまみれた生活を見直して、自分にも周りにもやさしい生活を取り戻すことで、私たちは、さまざまな依存から回復して、豊かで健康な人生を取り戻していく糸口を見つけていけるでしょう。

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