活動レポート(ブログ)

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地域の『居場所』でタッピングタッチ

2023/08/31インストラクターより

静岡県の健康福祉部健康増進課では、県民や団体を「つなぎ」、「まなび」を届けることで、みんなが元気に「すごす」ことができますようにと「支援のつなぎ場」「知識のまなび場」「地域のすごし場」の紹介をしています。(静岡県健康づくり応援サイト「ふじのくに むすびば」

その「地域のすごし場」の1つである御殿場市の『居場所なごみ・ごえん』で、静岡県のインストラクター池田瑠美さんがタッピングタッチ体験会を行いました。御殿場市の『居場所』のコンセプトは、地域の子どもから大人まで、障がいの有無などの垣根もなく、誰でも自由に過ごすことができる場所だそうです。

赤ちゃんからお年寄りまで、すべての人に行える、すべての人にやってほしい、タッピングタッチをする場所にぴったりですね!
またタッピングタッチを行ったときの、場の変化や人との関係性についての嬉しい効果もよく報告されます。
今回の『居場所なごみ・ごえん』でも、和やかなムードになり、交流が深まったそうです。

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令和5年5月19日(金)午後、『居場所なごみ・ごえん』の皆さまにお招きいただき、タッピングタッチ体験会を行いました。

『居場所』は地域住民が主体となり、毎月1回開催されている地域の居場所です。当日は地域の皆さんが16名と社会福祉協議会の地区担当が1名参加してくださいました。

私が到着すると、時間よりだいぶ前に皆さまお集まりでした。タッピングタッチってなんだろうと、関心の高さがうかがえました。コロナ禍以前に『居場所』から依頼を受けていましたので、およそ3年越しのタッピングタッチです。

音楽を流しながら、手を添えると皆さん一様に
「あったかいね」
「ポカポカする」
「触れるっていいよね」と、お話されニコニコ和やかムードでした。

参加者の中には、「帰ったらお父さんにやってあげたい」という女性もいらっしゃいました。『居場所』での体験会を終えてからも、参加された社会福祉協議会の職員さんから「家で毎晩、息子タッピングタッチしています」とうれしい声も返ってきました。

静岡県インストラクター 池田瑠美

 

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日常も災害の時もタッピングタッチ

2023/08/14活動レポート(ブログ)

連日”危険な暑さ”が続いていますね。
現在、台風の影響が出ている地域も多いことと思います。みなさん、お気をつけてお過ごしください。
また今年の梅雨には何十年に一度の規模の豪雨や、今まで経験したことのない突風が発生したりなどで全国各地で被害が起きました。ご本人様、そしてお身内の方などが被害に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。

警報や避難指示が出ているときにまず行うことは、身の安全を守ることですね。身の安全が守られた後、心のケアも必要で大切なことです。「大丈夫」とわかっても、心のザワザワや不安は簡単にはおさまらないのではないでしょうか。

みなさん、ご自分のそして家族の心のケアの方法をご存知ですか?
タッピングタッチは赤ちゃんからお年寄りまで活用できるケアの方法で、心も体もほぐしてくれます。

東日本大震災や熊本地震の避難所などでも活用されました。
「ずっと緊張していたのが和らぎました」「ほっと一息つけました」「少し気持ちが明るくなりました」などと笑顔になっていく様子や、眠れなかった方々がタッピングタッチを始めて5分ほどでこっくりこっくりする姿がNHKのあさイチやためしてガッテンでも放映されました。

全国のメディアで紹介された一覧はこちらです。一部、放映された動画も視聴できます。
ー>  https://www.tappingtouch.org/?page_id=93


そしてコロナ禍の3年間も、ストレスフルでしたね。
2020年3月26日「家族でできる、ひとりでできるタッピングタッチ」の記事と開発者中川一郎氏によるタッピングタッチのセルフケアがYouTubeで公開されました。

お互いケアをしあうこと、ご自分の体と心をケアすることは非常時だけでなく日常的に大切なことです。タッピングタッチは、日常でも災害時でも家族のスキンシップやコミュニケーション、職場や地域でも活用できます。
全国(オンラインを含む)で体験会や講座が開催されています。
ご自分や家族、身近な人の大切な心と体をケアする活動を始めませんか?
日程や詳細はイベントカレンダーをご覧ください。

災害時を含めた「活動の記録」や「定期的な活動」のページもご参考にしてください。
ー> https://www.tappingtouch.org/?page_id=85

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大阪のランドマーク「あべのハルカス」で基礎講座Aを開催

2023/07/06インストラクターより

 日本一高いビル、あべのハルカスは完成から今年で10周年だそうです。絶景を楽しめる展望台の他に、美術館やホテル、オフィスそして百貨店が入っています。その大阪のランドマークで、『縁活』という市民活動団体やボランティア・地域の方々・百貨店・そしてお客さまが一緒になって、日々の暮らしや社会をちょっと良くする活動を楽しみながら継続していくプロジェクトが行われています。

 TTフレンドシップ in OSAKAは、タッピングタッチを一般の方に知ってもらう絶好の機会だと『縁活』で過去2回体験会をして大盛況でした!その時の様子は「あべのハルカス『縁活』で素敵な化学反応」こちらの活動レポート(ブログ)お読みください。

6月の『縁活10周年イベント』で基礎講座Aを開催した報告と写真が届いたのでご紹介します。
左の写真のようにずらりと並ぶパネルは、体験会のときにもありましたが、今回は並べ方がさらに工夫されています。
通りゆく人にタッピングタッチのことを知ってもらえるように、「タッピングタッチ(とは)」「タッピングタッチ 3つの方法」「タッチのバリエーション」「タッピングタッチの用途」「タッピングタッチの注意点」「タッピングタッチの効果」などの項目がわかりやすくイラストと共に書かれています。そして今回はこのパネルが、講座参加者が落ち着いて参加できるためのパーテーションがわりにもなっていました。

 この日の基礎講座Aでペアで行う基本型を学ばれた受講生の方が後日、毎月開催されているオンラインでのセルフタッピングの会「みんなでZoomでセルフTTの会」にも参加されたそうです。
タッピングタッチの輪、TTフレンドシップinOSAKAの輪が広がっていますね。

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【あべのハルカス『縁活10周年イベント』TT基礎講座A・報告】
日時・場所:6月11日(日)13:30~15:30 あべのハルカス5F街ステーション(大阪市阿倍野区 あべのハルカス百貨店内)
参加者 :5名
講師:鈴木貴子さん(認定インストラクター)
サポート:江頭さん・澤田さん(認定インストラクター)

皆さん熱心に受講されていました。特に実技を行なっているとき、相互に緩んでいかれるさまが著明で、とても穏やかな雰囲気に包まれました。また初対面の方々でしたが、最後の方には和気あいあいとされ、関係性も促進された感もありました。


<参加者からの感想>
・ゆったり丁寧に手を当てることが本当に貴重な15分でした。日々慌ただしくしていることを痛感しました。
・タッチは予想していたよりもかなりソフトでしたが、安心できて本当に心地よかったです。
・する方もされる方もポカポカした気持ちになりました。されていると眠たくなるのを実感できました。
・良かった。触れ合いが良かった。
・約4年間コロナで地域活動を中止していたが、今年4月から地元での地域活動を再開しました。タッピングタッチも継続実施していきたいです。

 

あべのハルカス百貨店『縁活』での基礎講座開催は初めてのチャレンジでした。
体験会はコロナ前の2020年と、コロナ後の今年2023年4月22日(48名)の2回行なっていて盛況でした!
百貨店の中での開催でしたので、売り場特有の「華やかでざわついた」環境での講座となり、講師の鈴木さんには声も通りにくく、ご苦労をおかけしました。いつも通りの鈴木さんのあたたかい穏やかな分かり易い説明と参加者の集中力も良かったので、講座としては通常の開催と変わらずの成果が上がったと思います。
無事終了してスタッフ3名 ほっとしました!

以上 澤田(大阪在住)でした。

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オレンジカフェ定例会でタッピングタッチ

2023/05/23インストラクターより

山梨県のインストラクターである吉川美知子さんから、活動報告が届きました。インターネットやメールがとっても苦手で・・・と、いつも電話や郵送でのやり取り。今回は写真のコピーと活動チラシを送ってくれました。

コロナ禍で活動が難しいですよね、と言われていましたが、そんな中でもオレンジカフェを開催され、そこでセルフタッピングをされてきたようです。タッピングタッチは基本形でないと、と思っていましたが、もう大好評で毎回やっているんです、と吉川さん自身もその良さを痛感した、とのこと。

 

郵送物をスキャンしたので鮮明ではありませんが、丁寧にセルフタッピングをされている様子が分かります。看護学生が一緒に参加してにぎやかだったり、引っ越されていく方に最後だからとデモの相手をしてもらって、丁寧に背中をタッピングしたりしたそうです。

広く広報するわけでもないし、参加者も限られたレギュラーさんですが、タッピングタッチは手が届く人との間で効果を発揮するもの。なかなか見えない全国各地での持続している活動が、ちゃんとここにありますよ、やっていますよ、と見せてもらった感じで心が温かくなりました(^^)!

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手のぬくもりで、人と人はつながる

2023/04/18インストラクターより

 北国にも春が訪れ始めました。春の訪れが待ち遠しい北秋田市では、雪と寒さの厳しい冬の間、心と体の健康のために保健センター主催で「心の交流サロン」が開催されています。

 昨年度と今年度、そのプログラムの中にタッピングタッチが取り入れられ、市内全域10箇所で高齢の方々と保健師さんがタッピングタッチを体験しました。
 外出が難しい季節の『腕だけ散歩』は大好評で、その後のタッピングタッチの体験もスムーズに行えたそうです。この2年間はコロナ感染予防対策上、セルフケアの体験でしたが、言葉ではない手のあたたかさや優しさを感じた保健師さんたちから、今後ペアでの相互タッピングの実践を希望の声もたくさん寄せられました。

 以下は、「各地域にある公民館でタッピングタッチをしたい」という夢が実現した簾内さんの報告です。

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 お陰様で、この冬も保健師さん達と一緒の「心の交流サロン」でのタッピングタッチ体験全10回を無事終えることができました。今回も昨年度と同じ内容でやって欲しいとの依頼でしたので、最初に相互タッピングのデモンストレーションをしながらタッチの種類等を覚えてもらい、その後でゆっくりセルフタッピングをしてもらいました。
 心の交流サロンは10時から11時30分までで、前半の30分は保健師さんが健康相談に乗ったりオーラルケアについて話したりし、中の30分がタッピングタッチ体験、後半30分が栄養士さんによる食についての話という流れでとても充実した内容でした。

 参加者は各会場平均15名程でした。毎回あちこちから「気持ちいい!」「ホッとする!」の声が届きました。昨年度も今年度も同様にタッピングタッチ体験を拒否する人はひとりもいませんでした。それは始めに腕だけ散歩をすることにより心身がほぐされた効果の表れではないかと思ったりしています。
 腕だけ散歩は思った以上の反響があり、「コロナ禍で出かけることが難しくても空想の世界ではどこでも行けますよ!」「私は腕だけ散歩で世界一周にチャレンジしてるので皆さんも是非旅に出てください!」など声掛けしながらやっていると「これはいいねえ!」と言ってくださる方がたくさんいました。北国の場合、普段元気な方でも雪のため外出しづらくなります。そんな時に腕だけ散歩はまさにうってつけの方法だと感じました。

 2シーズン全19会場(昨年度感染拡大で1箇所中止)での体験を通して、寒い冬に家に閉じこもりがちな高齢の方にとってタッピングタッチの効果はとても高いものだと確信することが出来ました。

 タッピングタッチインストラクター試験の前に協会に提出したレポートに「田舎には各地域に公民館があるので将来はそんなところでタッピングタッチをやってみたい。」と書きました。今、それ少しずつ実現出来ていると思うと嬉しいです。タッピングタッチの体験後に、私のギターの演奏で「なんとなく幸せ」という曲をみんなで歌っています。タッピングタッチ効果だと思うのですが、みんなで本当に「なんとなく幸せ」を感じるひと時になっている感じがしました。

 今回お世話になった保健師さんにアンケートをお願いしたところ6人の方が答えてくださったので紹介させて頂きます。

① 心温まるタッピングタッチ、大変ありがとうございました。今回はコロナもあり、セルフタッピングタッチで対応して頂きましたが人の温かさを感じるのは、やはり2人組でやる方が感じ方が違うなと思った所でした。ただ、セルフでも自分を癒す方法を知ることは、貴重な経験でした。日常を忘れ、温かさを感じながら癒される時間でした。今後ともどうぞよろしくお願いします。

② 久しぶりにタッピングタッチを体験させて頂きました。コロナウイルスが感染拡大し、人との交流も減ってしまい、なんとなくさびしさを感じておりましたがタッピングタッチを通して「人のあたたかさ」「人と人との交流の大切さ」をあらためて、指先を通して感じさせていただきました。自分のことになってしまいますが・・・仕事と育児に追われ、なかなか自分のことに時間をとれないでいますが、タッピングタッチで自分を見つめなおす・・・そして「自分もがんばってるよな・・」と自分をほめる良い機会となりました。タッピングタッチは「いやし」の効果がとてもあると思います!またぜひ体験させて下さい!

③ タッピングタッチを体験し、タッピングによるリラクゼーション効果やストレス緩和を実感することができました。コロナ禍で人と接することが減った今、会話はなくても、手のぬくもりで、人と人はつながるということを参加者も感じられたと思います。セルフタッピングをやってもらいましたが、いつか2人一組で体験できると良いなーと思います(コロナの状況次第ですが)。簾内さんのボランティアの話もあったりと、参加者も聞きやすい内容でした。
 もし可能であれば、セルフタッピングの際に参加者の近くを回りながら簾内さんのタッピングを参加者が体験できたら、よりリラクゼーション効果を実感してもらえたのではないかと思いました。たくさんの方々に体験してもらいたいなと思いましたので、また機会があればぜひよろしくお願いします。ありがとうございました。

④ この度は貴重な体験をさせていただき、本当にありがとうございました。タッピングタッチ、私個人としても仕事中でありながら、いやしの時間でもあり、大好きな時間として過ごせました。「食と心の健康相談」という事業の「心」というテーマに合っていたのか?ということですが、もちろんばっちりです!
 コロナ禍でお互いに気を使うことが増え(田舎の高齢者の方々はソーシャルディスタンスをとっていないかも?でもいずれ交流の機会は減少していますよね)目に見えないキョリ感があったり、「あの人コロナだどやー」みたいなことばにキズついたりと、様々な悲しい体験をした人もいたかもしれない。また、コロナとは無関係に傷ついている人、心が晴れない人はいるし、逆にそんな人たちを勇気づけたいと思っている人・・・いろいろな立場にある人全員の心に響くアプローチがタッピングタッチで可能になるなと思いました。
 言葉ではない手のあたたかさや優しさがとてもよかった。セルフタッピング&BGMで特別な時間(大切な時間)を過ごせたと思います。
今後、withコロナとして生活する中で可能かはわかりませんが、やっぱり相手にタッピングしてあげたいな(ペアで実施)と思っています。各会場でもチラホラ散見しましたが、やってもらう人はとても心地良いですし、相手にやってあげたい人(というかもうやってる人いましたよね)もたくさんいたはずです。高齢になればなるほど、人にいたわってもらう事に喜びを感じているのではないかなと勝手に推察しています。
 一人暮らしの方とか、いっそう身にしみているはず。ぜひ北秋田でもっともっと広めていただきたい!そして、秋田県全域で・・・♡ますますのご活躍を心よりお祈りしております。ありがとうございました。※ギター、大好評です!!ぜひまたセットでお願いします。

⑤ 今年も全ての会場でのご指導ありがとうございました。セルフタッピングも気持ちがよかったですが、是非参加者同志ペアで出来ればタッピングタッチの良さがもっと感じられると思いました(コロナ感染予防で控えていたと思いますが)。心地良いやさしいBGMの中でのタッピングタッチは心を穏やかにすると思います。最後のギターも心地良く癒されますし、参加者と心がひとつになるような感じがしました。ありがとうございました。

⑥ いつも当市の保健事業にご協力いただきまして誠にありがとうございます。簾内さんには高齢者の集いの場だけでなく母子(親子)へのタッピングタッチでもお世話になっております。いつも笑顔で対応される姿に元気をもらっています。タッピングタッチは、老若男女問わず実施できるのが魅力ですね。誰もが、実施したあと、気持ちがほっこりします。

 参加者のアンケートには、2人1組でタッピングタッチをやりたいという回答がいくつもあり驚きました。それは嬉しい驚きでした。コロナも落ち着きつつありますし、これからは相互タッピングの出番ですね!

秋田県 簾内久美子

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