元気E通信 NO.247(新刊書籍が発売されます!)

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元気E通信 No.247   2022年9月6日
発行:一般社団法人タッピングタッチ協会
       ・ホリスティック心理教育研究所
www.tappingtouch.org info@tappingtouch.org
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残暑お見舞い申し上げます。

事務所がある寺の境内の銀杏の大木から、台風の風で沢山の銀杏の実が落ちてきました。今年も銀杏仕事の秋が巡ってきてしまいました・・・作業は大変なので、とほほ(^^;)ですが、自然の巡りに感謝しないと、ですね。

ともあれ、協会は8月末の全国大会の片付けと、大会に刺激を受けての事務や新しい企画など忙しくしています。新しい書籍が発売されるので、それをメインに秋の活動がスタートです!まずは、代表の中川一郎(一音)さんからのメッセージをお読みください。

事務局 中川祥子
――――――――――― 目次 ―――――――――――

1)全国大会を終えて(中川一郎さんよりメッセージ)
2)新刊書籍紹介「<ふれる>で拓くケア タッピングタッチ」
3)9月の講座情報

※ 3)9月の講座情報は、カットしてあります。
※ 講座、研修、体験会など詳しくはカレンダーをご覧ください⇒ http://www.tappingtouch.org/?page_id=59

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┗■ 1.全国大会を終えて(中川一郎さんよりメッセージ)

みなさまへ

残暑が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか?

もう2週間近く前になりますが、8月27日~28日は、『タッピングタッチ全国大会2022』が、三重県菰野町で無事に開催されました。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!

そしてぼく自身の振り返りとしては、たくさんの方々とお会いして、一緒に学び、交流し、ケアしあった時間は、ほんとに素晴らしかったです。そのうえ、さまざまな社会的困難があるなか、リアルとオンラインを含め、約60名のインストラクターが一堂に集まれたことは、奇跡とまではいいませんが、ほんとすばらしいことだな、と感じています。

そして、日程や感染予防などのことで参加できなかった方たちも多々おられましたが、とにかく、小粒であっても、こんなにたくさんの「ケアの種まき」の仲間がいることが、何よりありがたいです。この厳しい時代、一人だと何もできず、めげてしまいがちですが、遠くても、やさしさや思いやりのハートを共有できる仲間がいると感じられるとき、安心と力が湧いてきます。

そして、それに連動するようなタイミングで、北大路書房からのタッピングタッチの新刊の発売が、まじかになってきたことをありがたく感じています。10月14日に書店に並ぶ予定で、もうすでにタッピングタッチ協会でも予約販売を始めています。
ねこ足ショップ ―> https://nekotap.stores.jp/

この本は、タッピングタッチにとって初めての専門書で、13名ものインストラクターに執筆を担当して頂き、企画から2年近くかけて出版に漕ぎつけたものです。タッピングタッチの20年以上の実践の集大成でもあり、この厳しい時代への新しいステップとして、多くの専門家と人々に役立っていくことを心から願っています。

あと、もう一つ、数日後に迫った企画のお知らせもさせて頂きます

今週末の日曜日、9月11日( 10:00~12:00)に、オンラインにて、日本心理臨床学会の自主シンポジウムを開催します。これは、これまで教育におけるタッピングタッチについて、何か月も話し合っているインストラクター達が主体となって、その成果を発表するような機会になります。僕自身は、それの企画者・指定討論者として参加します。

日本心理臨床学会の会員で、第41回大会に参加される方はオンライン参加できますので、ぜひお寄りください。それ以外の人は参加できませんが、内容に興味がある方は協会の方へご連絡ください。

タイトルは、『タッピングタッチを用いた心理教育・心の授業-学校における子どもたちの心身のケアとクラスの関係づくり-』です。発表者は、全員インストラクターで、角田圭子さん、伊藤美知代さん、藤瀬典子さん、富田寛さん、石田有紀さん、中川祥子さん、中川一郎です。

まだまだ、いろいろとお伝えしたいことがありますが、とりあえずこのくらいにしておきます。今回の全国大会でのぼくのスピーチのタイトルは、『やさしく、あたたかいケアの種を蒔く-めげずに、楽しく、一歩一歩』でした。この厳しい時代において、とても大切だと感じています。

どうぞお元気で(^^)

中川一郎

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┗■ 2. 新刊書籍紹介「<ふれる>で拓くケア タッピングタッチ」

この秋お待ちかねのタッピングタッチの新刊書籍が出ることになりました!
10月14日(金)に全国書店で「<ふれる>で拓くケア タッピングタッチ」北大路書房、が発売されます!

中川一郎編著で、認定インストラクター他14人(白鳥志保、伊藤美知代、中川祥子、山川靖子、高橋ふき、堀江邦子、近藤亜美、中田利恵、鈴木貴子、竹下淳子、福井義一、大浦真一、中西健二、八木美智子)も執筆しています。会員のみなさま、インストラクターのみなさまには出版記念キャンペーン価格で、また特製しおり付で販売します。是非協会から予約購入をお願いします。もちろん「ねこ足ショップ」でも予約購入できます。
こちらから ―> https://nekotap.stores.jp/

北大路書房は心理関係の専門書を多く出している出版社です。今回の本は主に専門家を対象として書かれていますが、タッピングタッチに興味のある方誰にでも、とても分かりやすく書かれています。中川一郎さんが、タッピングタッチを開発して約22年、長年の様々な実践を通して集積された考えや思いが整理され詰まっています。プラス、心理、教育、医療、看護、福祉など、対人支援現場でのインストラクターの具体的な実践例が丁寧に書かれていますので、タッピングタッチを「ホリスティック」に理解するには、まさに必読の書となっていると思います。

社会に必要な「ケアの種」が多くの方に届くように、この書籍がきっかけとなればと思います。どうぞお知り合い、お友達にもご紹介いただけたら幸いです。

〈ふれる〉で拓くケア タッピングタッチ
やさしく〈ふれる〉ことが生み出す癒し、気づき、関係性への働きかけ。対人支援の場からホリスティックケアの魅力と利用
中川一郎 編著 (各執筆者名は、担当章に明記)
判型・ページ数:A5・272ページ 北大路書房 
定価: 3,300円(税込)  ―> 出版記念キャンペーン価格(税・送料込)
★会員、インストラクター向けです。ねこ足ショップからどうぞ
ー>https://nekotap.stores.jp/

(内容)                       
ゆっくりやさしく〈ふれる〉ことが生み出す癒し、気づき、関係性への働きかけ。誰でも簡単にできるホリスティック(統合的)なケアの魅力を、心理、教育、医療、看護、福祉など対人支援の現場で活躍する専門家たちが豊富な事例で語る。エビデンスに基づく安全で有効な利用が個人,家族,コミュニティの健康に役立つと提案。

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