元気E通信 No.214(タッピングタッチとマインドフルネス)

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元気E通信 No.214     2019年12月19日
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発行:一般社団法人タッピングタッチ協会・ホリスティック心理教育研究所
www.tappingtouch.org    info@tappingtouch.org

師走ですね・・・先生たち、走ってますよ~ほんとに^^;

スクールソーシャルワーカー(SSWr)として2008年より小学校や中学校でお手伝いしていますが、年々忙しくなってきています。全国でもSSWrの雇用は増えてきていますが、子どもたちを支援するには教員、専門職、そして地域の心ある大人がもっともっと必要に感じます。

毎日子どもに会っている先生方の役割は大きいですが、子どもは家族や取り巻く大人社会の中で育てられます。地域にタッピングタッチを知っている大人が増えれば、互いにケアする人間関係の大切さが、少しづつ家族に子どもに伝わりますね。

ストレスでパンパンのお母さん、お父さん、そして先生たちにタッピングタッチで「ふっ」と心身の力を抜いて新しい年を迎えてもらえたらと思います。

一年中走っている先生方だけではないですが、みなさんせめてお正月は休んでくださいね(自分にも言っているような・・・)^^;

中川祥子

――――――――――― 目次 ―――――――――――
1.研修報告(タッピングタッチとマインドフルネス)

2.協会から小冊子No.2の発刊

3.インストラクターさん紹介ページ更新情報

4.講座案内(講座や体験会などの新着情報です)

※ この他にもたくさんの講座、研修、体験会などが予定されています
詳しくはカレンダーをご覧ください⇒ http://www.tappingtouch.org/?page_id=59
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┗■1.研修報告

先週末、タッピングタッチ認定インストラクター対象の「タッピングタッチとマインドフルネス」という研修が東京で開催されました。12月ながら定員一杯の参加で、とても充実した研修となりました。

マインドフルネスはアップル社やグーグル社が社員教育に取り入れて評判になり、日本でもよく聞くようになりました。もともとは仏教の教えである「気づき」を語源として、「今ここにある」ことを瞑想などを通して習得し、慈悲の心を育むものだとか。企業ではマインドフルトレーニングで、ストレスケアやパフォーマンス向上などにつなげているようです。

今回の研修では「タッピングタッチをすると自然に無理なくマインドフルになる」ことを体験し、そのことが「相手をケアする」「自分をケアする」ということを通して起こる(!)ことを確認できました。

興味深い感想はこちらをどうぞ https://www.tappingtouch.org/?p=6166

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┗■2.協会小冊子No.2(タッピングタッチの理論と実践)発刊!

2017年8月に仏教看護・ビハーラ学会で、中川一郎さんがワークショップと講演をさせていただきました。ワークショップはタッピングタッチの体験でもちろん大好評!またその時の一郎さんの講演では、「タッピングタッチの長年の実践から見えてくるものが、仏教の開祖であるブッダの教えに重なる」といった内容で、最近世界中で注目されている「マインドフルネス」につながるとても興味深いものでした。

とてもよみやすくていい内容なので、許可をもらって学会誌に掲載されたものを編集して、タッピングタッチをより多くの方に、より深くより多角的に理解してもらえるよう小冊子にしました。詳しくはHPをぜひご覧ください↓

https://www.tappingtouch.org/?p=6047

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┗■2.インストラクターさん紹介ページ更新情報

2018年2月より『インストラクター紹介ページの強化』を掲げ、全国各地のインストラクターさんへ自己紹介文の掲載をお願いしております。皆さんお忙しい中、ご返信をいただき随時アップしております。約2年続けてきたおかげか?インストラクター紹介ページを見て、講座の依頼を頂く機会が増えてきております!!今後も続々とアップしていきますので、ぜひ協会HPをご覧ください。

http://www.tappingtouch.org/ttinstructor/

* 松岡俊子さん(奈良県)

私にとってタッピングタッチは『大好きな趣味』のひとつとして講座を受け満足していました。その生ぬるさが、一変したのが、避暑のつもりで参加した2泊3日の全国大会でした。
何と、タッピングタッチは社会的なものか! 頭を殴られた思いでした。
タッピングタッチそのものに「いのち」が宿って、日本全国に種まきどころか、沢山の芽吹きと、緑の枝葉さえ茂っていたではありませんか~。
そこは、全国のインストラクターさん達の ひたむきさと、汗、そして愛 にあふれた発表の場所でした。
そして、その原動力もまた、タッピングタッチを通して沸き与えられていたものだと思います。
私も微力ながら、人の笑顔の為に、不思議なタッピングタッチの種まきのお手伝いをさせてもらいたいと思います。
みんなで笑顔になりましょう☆社会に温もりと安心を届けましょう

* 田中和代さん(福井県)

臨床心理士、小中高校のスクールカウンセラー、大学教員(東北公益文科大学)を経て、現在、就労継続支援B型作業所「さくらハウス」施設長
著書には、認知症のお年寄りへの支援や子どもの発達支援やSST支援などがある。著書の中のCD「リハビリ体操」は全国の高齢者介護施設で使われている。6月にリラクゼーション・呼吸法に関する著書を出版予定。
さくらハウスで、リラクゼーションの教室など開催していきたいと考えています。そして、さくらハウスが福井県のタッピングタッチの拠点になれるように努力してます

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