活動レポート(ブログ)

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「家族のじかん」で始めるふれあい習慣 ― 1年生も参加しました!

2025/04/24インストラクターより

新年度が始まると、子どもも大人も何かとバタバタしがち。
新しい環境に慣れるまでの間、気持ちが張りつめていたり、ついつい家族の会話が少なくなってしまうこともありますね。
そんな時こそ、タッピングタッチでふれあう“家族のじかん”がおすすめです。やさしい手のひらのぬくもりが、心をふっとゆるめてくれます。

今回は、1月に開催された無料オンライン講座「家族のじかん」の様子を紹介します。小学生のお子さんや、支援の現場でタッピングタッチを学ぶ方たちが参加し、やさしい時間が画面の向こうに広がりました。

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タッピングタッチで家族のじかん2025年1月26日
ファシリテーター 近藤亜美、記録 中田利恵、事務局 中川祥子

愛知からNさんと小学1年生のSちゃん、福岡からはタッピングタッチインストラクターを目指しているYさんとMさんが参加されました。
Nさんは養護教諭として、メディア依存の子どもへの対応や「心の授業」などに取り組んでいるそうです。1年生の双子を育てており、今回はそのうちのSちゃんと一緒にご参加くださいました。

まずは、セルフケアの1つ「腕だけ散歩」で体を少し動かしてから、それぞれの感想を聞きました。
大人たちからは、
・じっとしていることが多いので、ちょうどいいタイミングで体を動かせてよかったです。
・本「<ふれる>で拓くケア タッピングタッチ
で読んでいたけれど、思ったよりハードで、いい運動になりました。 
・Sちゃんは「おもしろかった!」と笑顔で感想を伝えてくれました。

今回の参加の動機については、
Nさんは「セロトニンを増やす方法を探している中で、タッピングタッチに出会いました」と話され、
Mさんは「子育て支援の現場で、タッピングタッチを活かして子どもたちと関わっていきたい」と語られていました。

続いて、紙芝居を見たあと、タッピングタッチの基本を体験。
Nさん親子はお互いにタッピングタッチをやりあい、YさんとMさんはセルフタッピングを行いました。
Sちゃんは「気持ちよかった」とニッコリし、そのあとお母さんにもタッピングタッチをしてあげました。
Nさんも「あたたかかったです」と喜ばれていました。

途中、Nさんから「タッピングタッチは15分が目安ですか?」という質問がありました。これに対し、インストラクターで助産師の亜美さんは「家族でふれあうときは、時間にこだわらず、気持ちよくふれあうことを大切にしてほしい」とアドバイスがありました。
さらに、スクールソーシャルワーカーの祥子さんからは、こんなお話も。「学校で、子どもが“背中をさすって”とか“あれ、トントンやって”って言ってくることがあるんです。誰かが“自分のためにふれてくれる”という感覚が子どもにはとても大切で、ふれあいを求めていることを感じます。」

また、亜美さんからは特別支援学校での実践報告もありました。
「高校3年生のクラスでタッピングタッチを紹介したとき、先生たちから“ふれられるのが苦手な子どももいるので、セルフケアを教えてほしい”と言われたんです。そこでセルフタッピングを紹介しました。生徒たちが自分を癒すその姿を見ていると、だんだん子どもたちの様子が変わっていくのがわかりました。子どもは、親にも言えないことを抱えていることがあります。だからこそ、自分で自分を癒すことができるセルフタッピングも大切に伝えていきたい」と話されました。

最後に、みなさんからの感想をご紹介します。
・参加できて良かった。これからも続けていきたいです。
・とてもいい時間でした。音楽にも癒されました。
・良い日曜日のスタートになりました。オンラインでも、集まってみなさんとご一緒にタッピングタッチができるんですね。画面越しに小学校1年生のSちゃんがとても上手で、感動して涙が出そうになりました。
・人が人を大事にする、ていねいに、やさしく関わることで癒されることを体感できました。
・子どもは恥ずかしそうでしたが、楽しそうでした。私よりもタッピングタッチが上手かも、と思うくらいでした。
祥子さんからは、「あくびがたくさん出て、リラックスできました。まずは自分自身がリラックスすることが大切ですね。今の子どもたちの中には、睡眠トラブルを抱えている子もいます。そんな子たちにも、ぜひ伝えていきたいです」とのコメントもありました。

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毎月、無料で開催しています。
次回は、4月27日(日)10時からです。お気軽にご参加ください。
詳細・お申込みはイベントカレンダーをご覧ください。
ー>https://ttchildrearing202504.peatix.com

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三重大学医学部附属病院主催で医療・福祉関係者対象タッピングタッチ体験会

2025/04/08インストラクターより

昨年度、タッピングタッチインストラクター養成講座を修了した近藤麻衣さんが、職場である三重大学医学部附属病院主催でタッピングタッチ体験会を開催しました。
初めての体験会開催となった近藤さんですが、参加者が実際にタッピングタッチを体験できるプログラムを企画し、ご自身の体験談や気づきもシェアしながらタッピングタッチの魅力を伝えました。

医療従事者の方々が休憩時間にスタッフ同士でタッピングタッチをしたり、ご自身のセルフケアに取り入れたことで、不規則勤務でよく眠れなかった看護師さんたちの睡眠の質が改善したり、ヒヤリハット回避に役立ったなどの報告は以前より寄せられています。

医療現場における患者さんやご家族のケア、そして医療従事者自身のセルフケアにも役立つタッピングタッチ。
ご興味のある方は、ぜひタッピングタッチ協会の体験会・講座にご参加ください。
イベントカレンダーはこちらー>https://www.tappingtouch.org/?page_id=59

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3月13日(木)令和6年度地域連携研修会『こころもからだも凝り固まっていませんか?ストレスと付き合うワークショップ』で、タッピングタッチ体験会を行いました。
体験していただいた方は、医師、看護師、介護支援専門員、社会福祉士、公認心理師、医療通訳士等の皆様で、オンラインで途中入退室がありましたが、32名程度の参加でした。

今回のワークショップは、体験を重視した研修会を企画しました。
はじめに、腕だけ散歩5stepsを実践し、1時間の研修会の間、気楽に楽しくいられるような雰囲気づくりを大切にしました。
腕だけ散歩でウォーミングアップした後は、私がどのような経験を得てタッピングタッチと出会い、タッピングタッチを通してどのような体験をしたか。そしてなぜ、みなさんに伝えたいと思ったのか、ということを私自身の経験を踏まえてお伝えしました。その上で、タッピングタッチの効果、注意点、しない方が良い場合もお伝えしました。
そして、中川一郎(一音)さんのセルフタッピングのCDを用いて、じっくりセルフケアを行う時間を設けました。当日の司会者、裏方スタッフさんも一緒に体験してくださっていたのですが、気持ちよくて眠くなりそうになりながら運営をしてくださっていました。
最後には、「自分をケアすることによって、自分に関係するすべての人や仕事、地域社会とマインドフルに繋がっていることが確かめられ、穏やかな”本来の自分”を取り戻すことができるだろう」というスライドを提示しました。自分のケアを行うことで、普段の忙しい生活の中で見過ごしてしまいがちな、でも大切なことを思い出せる実感があるので、私自身が大切にしていることです。

時間の関係で参加者の方から直接感想をうかがうことはできませんでしたが、司会のからから「自分が思っている以上に疲れていることに気がついた」という感想をいただき、会を閉めました。
終了後のアンケートの一部をご紹介します。
・めっちゃ楽しかった

・リラックスできた
・自分が思っているよりもストレスが溜まっていることに気が付いた
・自分と向き合う時間を持つことがほとんどないので、ゆったり過ごせる時間になった
・ストレス緩和の必要性、タッチングの効果を理解できた。今後活用したいと思う
・身体と心がほぐれました。自身を大切にしたいと思った
・ほかの人にも勧められそう

気づきを得て、「じゃあ自分はどうしたいのか」ということを考えるきっかけになったなら、うれしいです。
私にとって初めての体験会開催となり、緊張と不安とがありましたが、タッピングタッチの力によって次第に気楽に楽しく過ごすことができましたし、私自身が私らしく体験会の場にいることができました。そして、自分が良いと思ったものを他の方にご紹介することができて、とってもうれしかったです💐ご一緒いただいたみなさま、本当にありがとうございました😊
私はインストラクターを取得したばかりで、まだまだ未熟ではありますが、またご縁がありましたら体験会など開催できたらと考えております🐣

三重県認定インストラクター 近藤麻衣

*TTセルフケアCDは、ねこあしショップで。 
ダウンロード版ならスマホで活用しやすいですよー>https://nekotap.stores.jp/?category_id=6555bbd6b8d72e002d03f8dc

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新年度の始まりに タッピングタッチ

2025/04/08インストラクターより

入学、進学、そして社会へ羽ばたかれた皆様、おめでとうございます。
新しい生活、ドキドキとワクワクでいっぱいでしょうか? もしかしたら、ちょっとだけ疲れを感じている方もいらっしゃるかもしれませんね。ご家族の皆様も、新しいリズムに慣れるまで、少し時間がかかるかもしれません。

春は、心も体もちょっぴり揺らぎやすい季節。そんな時は、ご自身を優しくケアする時間を、ぜひ作ってあげてください。タッピングタッチは、いつでもどこでも、誰でも簡単にできる、やさしいセルフケアの方法です。トントンと軽くタッピングすることで、心と体の緊張がほどけて、ほっと安らぐことができます。

タッピングタッチフレンドシップでは、タッピングタッチを体験できる、温かい雰囲気の体験会を各地で開催しています。オンラインでも開催していますので、お気軽にご参加くださいね。
イベントカレンダーから、お近くの地域や、ご都合の良い時間を選んで、ぜひ遊びにいらしてください。皆様にお会いできることを、心よりお待ちしています。

兵庫県のフレンドシップ「ほっこり会」の様子が伝わってくる報告です。「ほっこり会」は、現地とオンライン、どちらの方法でも参加できます。

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タッピングタッチを楽しむ集い「ほっこり会」(第62回)2月27日(木)の報告
参加者は合計4名(会場参加3名、Zoom参加1名)でした。

今回は会場で、初めてタッピングタッチを体験される方を含め計4名でタッピングタッチを楽しみました。
まずは、腕だけ散歩5ステップ、セルフタッピングをして、その後、基本型を行いました。

【近況報告】
・初めて参加された方は座禅会を主宰されており、タッピングタッチに興味を持ち、協会のホームページで体験会を見つけ、都合がつき参加されたそうです。
ボランティアなどで忙しく、なかなかタッピングタッチをする時間が取れていないため、時間を見つけて行いたいという方もいました。
・3月9日に岡山市で東日本大震災県外避難者交流会があり、その会の中でタッピングタッチ体験会の依頼が遠藤さんにあり、岡山市に行かれる予定です。

【感想】
<セルフタッピング>
・タッピングタッチは、初めてでよく分からなかったのですが、自分でやることで、ここまでリラックスできるとは思わなかったです。
・普段動いていないため体が緊張していたのが、取れ、セルフで気持ちよくなっていきました。

<基本型>
・体があたたまり、気持ちが良かったです。
・久しぶりに、人にタッピングタッチをしてもらうと、自分の手や、相手の人の手が暖かく感じて、気持ちが良かったです。
・2人ペアで行う基本形ですが、現地参加の人数が奇数だったので、3人で連なって行いました。真ん中で、ガイドもしたので、忙しく感じてしまいました。

報告:堺 末廣(認定インストラクター)

 

★タッピングタッチを楽しむ集い「ほつこり会」(第63回)3月27日(木)の報告
 
参加者は会場参加3名で行いました。
「セルフタッピング」と「基本型」をしました。
 
インストラクターなられたばかりの方は、落ち着いて上手にガイド役をされていました。
・先日から「基本型」を会場で3名ですると、問題を感じると話していました。3人縦に並んでタッピングタッチをすると、真ん中の方はタッピングタッチを前の方にして、後ろの方にしてもらので、複雑な気持ちになりましたとの意見がありました。
そこで、3人一緒にタッピングタッチをするのをやめ、2人ずつペアになり、残りの1人がガイド役をしました。
役割を交代しながら、3回「基本型」をしました。タッピングタッチをする人、受ける人、ガイド役をそれぞれがすることが出来、満足した気持ちになりました。
・先日の活動レポート(ブログ)で『指の腹でふれます』のところで、「手の形の挿し絵を載せて頂いて良かったね」と話していました。「会場で年代によってやっぱり違いがあるね。」「体験会などの参加者の年代を考えながらやっていきましょう」と再度確認しあいました。
・岡山市で東日本大震災県外避難者交流会に行って来ました。だんだん依頼されるようになり、色々な所でタッピングタッチをさせていただくことが増えてきました。嬉しいですね!
 
報告:井上志保美(認定インストラクター)
 

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小学校授業で使えるTTパワーポイント完成!

2025/03/28インストラクターより

活動状況の報告「学校で使えるTTプログラムを考える会」
2025年3月28日

2021年の5月からスタートしたこの会も5年目に近づき、3月で41回目の開催になりました。

この会では教育現場に、子どもと家族のために、なんとかタッピングタッチを導入できないかと、学校現場、教育に関わるインストラクターが毎月集い、導入方法を考えてきています。

スクールカウンセラー(SC)やスクールソーシャルワーカー(SSW)は教職員と共に、児童生徒に関わり相談援助をし、保護者、教職員に対しては、相談はもとより研修などもする機会があります。しかしタッピングタッチを紹介し、継続的に活用してもらうのはなかなか難しいのが現実です。

参加メンバーは、毎月自分の実践報告や思いを共有し、具体的にTTを導入するための学習指導案を作ったり、授業の内容を考えたり、その授業で使うパワポを作り、子ども向けのTTイラストや子ども向けの説明やインストラクションを考えたりと、結構細かな意見交換と作業を継続してきました。

タッピングタッチ全国大会でも報告してきていますが、2022年の日本心理臨床学会での自主シンポジウムでも途中経過を発表し、オンラインで満員御礼(100人)の参加がありました。今年の9月27日(土)には、日本心理臨床学会の自主シンポジウムで発表の予定です。

さて昨年末、ついに3時限に渡る小学5,6年生向けの授業で使えるパワポが完成しました。
1月には、メンバーの一人がSCとして小学校4年生の4クラスに、それぞれ1時限(45分)づつをもらってタッピングタッチの基本形を紹介することになったので、完成したパワポをベースに準備してこられた内容をみんなで確認しました。

そのメンバーが学校で授業時間を確保できた背景には、教職員との信頼関係が築かれたことが大きいと思います。日頃のSCとしての働きが認められていたということですね。またその時間を確保できる学校のタイミングと姿勢に合致したのだと思います。でもなにより、タッピングタッチを学校現場にという熱い思いが、先生方に伝わったのでしょう。

授業時間が45分と短縮されており、小学4年生という対象なので、授業の中身や流れを柔軟に変更したり、話し過ぎないよう、またパワポも文字が多すぎないようになど、メンバーから沢山のフィードバックがありました。

2月には、無事に4つのクラスでTTを紹介できた様子の報告があり、みんなからのフィードバックがとても役立ったいうことでした。

参加メンバーに限らず、学校・教育に関わるチャンスを得たインストラクターさんにも、ぜひこうやって開発したパワポや資料を使ってみてもらえたらと思います。活用してみて初めて見えてくる課題や変更点があると思うので、多くの方に使ってもらい、この会で共有して、より良いものにして行きたいと思います。

2月27日(木)には、参加が決定した自主シンポの流れや内容を確認して、それぞれの役割を検討しました。教育現場は年度変わりで忙しく参加は少なめでしたが、そんな現場で児童生徒に日々奮闘するSCや教員になんとかTTに興味を持ってもらい、実際使ってもらえるようにと思います。

乳児期からスマホであやされる子育て環境、そして就学すると一人一台のタブレット教育になってきていますが、タッピングタッチを教育現場に導入することで、リアルな人と人との関係の中で子どもを慈しみ育てることの重大さが失われないように、「ゆっくり、やさしく、ていねいに」ケアし合うことを伝えていきたいです。

中川祥子(SSW、協会事務局長)

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奄美からオンライン体験会の報告&基礎講座Aのお知らせ

2025/02/27インストラクターより

奄美のインストラクター久保ちずのさんから、オンライン体験会の報告が届きました。
オンラインの普及により、日本全国、時には海外からも、みんなで集うことができますね。
次回の奄美からのオンライン体験会は、4月の予定です。

奄美では、3月15日に現地での基礎講座Aの開催も決定しました!インストラクター久保さんからのメッセージです。
奄美の自然豊かな環境で、美味しい空気に包まれながら、ゆっくり・やさしく・ていねいに、左右交互のタッピングで、人にやさしく、自分にはもっとやさしい体験しましょう」

体験会・講座の予定や申込はー>イベントカレンダー

各地のタッピングタッチフレンドシップが毎月、オンライン体験会を開催しています。どの会も和気あいあい、みんなでタッピングタッチのセルフケアをして、ゆるんでいます。タッピングタッチが初めての方も大歓迎です。
それぞれの会の様子はー>活動記録(ブログ)をご覧ください。 
 
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1月25日の土曜日に体験会を、オンラインで初めて開催しました。 
参加者は17人で医師・看護師・ソーシャルワーカー・学校関係・主婦の方が参加してくださいました。
体験会の流れは、自己紹介→タッピングタッチの理解→体験→納得・シェア(効果など)→基礎講座の紹介→終わりに。
 
体験はセルフタッピングをしました。初めてのオンライン開催で早口になってしまいましたが、時間に余裕ができたので、5ステップ腕だけ散歩など、他のセルフケアもできました!(^^)
パワーポイントには、奄美の動画や写真を入れ工夫しました。参加者の方たちが、温かいお気持ちでご参加されたので、和やかな雰囲気でした。
 

感想
〇私たちは、「自分を大切に」と思っても、大切にする方法を知らなかったなぁ
〇なぜか涙が出てきました
〇ほっこりしました
〇大変、刺激を受けました
〇早速、訪問看護の患者さんへ実施しました
〇開始1分ほどで眠くなってきた 
などのお言葉もあり、びっくりしました!
 
以上、体験会の報告でした。
 
鹿児島県インストラクター  久保ちずの

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