活動レポート(ブログ)

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学術発表 タッピングタッチによる被拒絶感の改善が、不眠の改善に

2024/09/17協会より

会場 パシフィコ横浜

タッピングタッチの開発者であり、大阪経済大学教授の中川一郎が、「オンラインによるタッピングタッチのセルフケア・プログラムの効果」について、日本心理臨床学会の学術大会でポスター発表をしました。

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不眠の改善が顕著であることが、2021年にすでに研究発表されています。今回の研究では、他者に疎まれているのでは、ないがしろにされているのでは、拒まれているのでは、という思い・感じ(被拒絶感)が、タッピングタッチのセルフケアをすることで改善され、それが不眠の改善につながることがわかりました。
コロナでマスクを使用するようになり、顔の表情が見えなかったり、リモートワークや文字・チャットなど短い文章でのやりとりが増え、相手の気持ちがわかりにくく、被拒絶感を感じる場面が増えているかもしれませんね。
職場環境や人とのつきあいなどの外側の状況は、簡単には変えられないかもしれませんが、自分でそのような気持ちを癒すことができることがわかったことは朗報ですね。自分の手で癒すタッピングタッチってすごいなぁ。

中川一郎と大学院生

9月22日より、2週間オンラインプログラム(3回の講座と2週間の実践)が始まります。
ぜひ参加して、ご自身で実感してみませんか?
お申込み・詳細はこちらー>
https://tt2weekselftapping20240922.peatix.com/

申込締切は、9月19日(木)13時です!

 

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今年のテーマは『いま・ここ・ふれあい(出会い)を大切に♬』全国大会2024 申込受付中

2024/08/08協会より

全国大会 20248月31日、9月1日に三重県でタッピングタッチ全国大会が行われます。今年のテーマは『いま・ここ・ふれあい(出会い)を大切に♬』です。
「いま・ここ・出会いのワーク」で始まり、シンポジウム、ディスカッション、活動報告、そして「いま・ここ・わかれのワーク」で終わります。プログラム詳細とお申込みはこちら
ー>2024年全国大会案内&申込

全国大会2023ワークショップ中心だった昨年2023年の全国大会の感想や写真を紹介します。
また、昨年の全国大会後の代表中川一郎からのメッセージはこちらから読めます。
ー>
TT全国大会2023を振り返って


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<全体の感想>
・有意義で、楽しくて、たくさんの良全国大会 2024い刺激をたくさん頂き、充実の二日間でした。
・ワークを通して体験することで自分のことも振り返ることができ、癒やし、気づき、つながりを感じ、愛の深まる2日間でした。

・今回はワークショップによって、さまざまな方法で自分と向き合うことができました。
全国大会 2024・コロナの間、人との距離の取り方が変わってしまい、感覚がズレていると感じました。安心できる仲間とワークをしていくうちに、そのズレが修正されていく感じでした。人とのふれあい(体&心)は、本当に素晴らしいものだと思いました。
・ワークをすることで自分の内面で気づくことが多かったと感じました。

<全国大会1日目は3つワークを行ったのですが、午後のワークはハードだったようです>全国大会 2023
・「やりたくないことをする」、「してほしくないことをされる」ということへの、嫌悪感たるや、なんとストレスフルなことか!を体感したワークでした。今後への警鐘としたい。
・人と目をあわせない 言葉もかわさない貴重な体験でした。
・午後のワークは衝撃的なものでした。全国大会 2024ワークだと分かっていても、拒絶すること・されることが、自分の中でこんなに恐怖があるんだと気づきました。最後に、ゆっくり・やさしく・ていねいにふれられて、言葉はないけど、大切にされている感覚が、より感じられました。そこには、安心・安全がありました。ただそこにいる自分に、私以外の誰かが優しくふれている。自分が優しく丁寧にふれられる体験を感じることが重要だなと思いました。

<2日目、朝のワーク>
全国大会 2024・前日の疲れでまだ眠っていた体が、皆さんと一緒に動いているうちに活性化されて、心の中の深いところまで動いたような気がしました。タッピングタッチの電車も楽しかったです。

<2日目、活動発表・報告、グループディスカッション>
・非常に充実した活動発表・報告だったと思います。いずれも具体的で、他の人たちにシェアしようという意識があり、心に響きました。オンラインをうまく活用している点が勉強になりました。
全国大会 2024全国大会 2024・困難があっても人や、人と人の関係がもつ乗り越える力の可能性、ポテンシャルの大きさを感じました。全国大会2023

全国大会2023・学校で使えるタッピングタッチプグラムを考える会の「指導案」にのっとった提案を作っていることが、具体的で、息子の勤める小学校でも取り入れてほしいと思いました。
・共感や、新たな発見、気づきが得られて良かったです。
・色々な分野のインストラクターと繋がりが持てて、心強く感じました。今後の支えになります。

<オンライン参加(一部プログラムのみ)の方の感想>
全国大会 2024・登壇者とわたしが、一対一になってる感じ(PC画面越しだとそんな感じですね) でありつつ、みんなと繋がってる、重層的な、縦横無尽な時間を過ごせました。
・オンラインのみの参加でしたが、大会にずっと参加していたような身近な感じを味わうことができました。また、実際の活動を聞かせていただき、改めて種まきやりたいなと思いました。全国大会 2023

<最後に>
・会場の希望荘は、緑の中でここちよい施設でした。なにより、事務局の方たちのおもてなしがうれしかったです。苦労することもなく2日間過ごさせていただきました。そういったことがベースになって、全国大会の雰囲気がとてもやさしくフレンドリーになって、安心してその場にいれました。ありがとうございました。事務局の方々に感謝です。

全国大会 2024 絵葉書     全国大会 2024  


全国大会 2024

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参加者全員が「よかった!」と回答

2024/06/18協会より

昨年2023年11月29日、名古屋市男女平等参画推進センターの依頼で、タッピングタッチ協会事務局長の中川祥子(社会福祉士・公認心理師)が午前中に一般の方を対象に基礎講座Aを、午後は相談員を対象に研修を行いました。
主催者が午前の講座受講者にアンケートしたところ、セミナーに参加して「とてもよかった」「よかった」の回答が100%でした!

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講座を振り返って 事務局長 中川祥子

講座を終えてからなんと半年もたってからの振り返りですが、色々と気が付くことも多くて、改めてタッピングタッチの良さを確認できました。

【基礎講座A(一般)】

参加者半分以上の方が、イーブルなごやからの講座のご案内で参加されました。参加の理由は、心と体へのケアへの関心、自分のケア、そして身近な誰かのためとのこと。

セミナーに参加された28名が、とても良かったか、良かったの回答で、少しでも良くなかった方はゼロ!!講師としてパーフェクトを目指しているわけではないですが、やっぱり単純に嬉しいことですね。

感想は「気持ちよかった」「癒しになった」「力がいらないのがいい」などタッピングタッチをすると多くの方が体験する中で、「自分自身に向き合うことができた」「つい自分自身をぞんざいに扱っていることに気付かされた」というものがあり、日常生活の中で自分に目を向けることが、本当に難しいのだと改めて確認できます。

セミナーの内容が役に立ったかどうかについても、95%を超えるYESでした。

「いつでもできる」「実践的」「日常生活の中に取り入れたい」「自分の指や手がすばらしい道具」との感想からは、タッピングタッチのセルフケアが生活の一部になる可能性を強く感じました。

その他としては、
「会場の雰囲気が良かった」「講師の語り口が耳に心地良く癒された」という感想からは、タッピングタッチによって場が「ゆっくり、やさしく、ていねいに」なっていたことが伺われます。

‌‌‌ 【午後の研修に参加した相談員からは・・・】

今回講師を引き受けた理由ですが、私は元フェミニストカウンセラーでもあり、ジェンダーの課題は自分自身の課題でもあると思っています。それもあって、女性相談にあたっているシスター仲間の支援と、彼女たちに本当に役立つことを伝えたい、との思いがありました。

午後の参加者からは、頑張っている心身がほぐれていく効果をすぐに体感してもらった感想が多く寄せられ、第一の目標はクリア?したかなと思います。

意識して「頑張らなくていい」というメッセージを言っていましたが、支援者にありがちな頑張りすぎてしまう状態は、相手にも自分にも逆効果であることを体感するのはとても大事だと思います。心身の力が抜けることで、本来の自分の思いや考えが出現し、その中心にある揺るがない自分の軸がだんだん見えてくるのではないでしょうか。

その軸とはどんなものでしょう。「自分がなんだかとてもいい人間のように思えてきた」「自分は人をあたたかくすることができる人間なんだ」「この小さな手で人を幸せにできるなんてすごい」といった年齢を問わず異口同音に聞かれるタッピングタッチ体験が、そのヒントをくれるように思います。

私たちには、相手に繋がる手と暖かいハートが備わっています。それを大切にして、無理せず使っていくことで、マインドフルな‌‌生活ができるのではないかと思います。

それが広がれば無益な争いなど起こらなくていいはず・・・今の、そしてこれからの社会を変えていくのは、そんな個々の在り方が必須だと思います。そしてその在り方で繋がる仲間の中で生まれるパワーが、実は一番重要だと思います。

少しでも人々の生きづらさを解消したくて、社会福祉士を名乗り相談業をしてきていますが、日常を、そして社会をより良いものにしていくには分断されがちな人との繋がりをしっかりと取り戻し、自分たちの持つ「力」を「社会変革(ソーシャルアクション)」に向けて使っていくことが、強く求めれているのが今の社会状況ではないかといます。

そういう意味で、タッピングタッチはまさにエンパワメントのツールです。力を実感するまで遠い道のりに感じるかもしれません。「ゆっくり、やさしく、ていねいに」やっている暇ななんてない!という方には、「急がば回れ」の姿勢で取り組んでもらえれば、いつの間にか力を発揮できる準備ができるかと思います。

実際「タッピングタッチのセルフケアを続けて、本当に人生が変わりました!毎日が楽しく仕方がないのです。」という2週間プログラム参加者の声がいくつもあります。また、現在進行中のインストラクターによる能登地震被災者支援活動も、仲間と一緒だからできるというパワーが発揮されているのだと思います。

最後に下記のいくつかの感想のこと。現役の相談員さんたちは人に向き合うことを日々真剣にしているので、自分に向き合うことも方法さえ分かれば速い!深い!と感じます。

また彼女たちと会えたらいいなあ、継続研修の機会を願ってます。
Thank you, sisters!!

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・「ゆっくり、やさしく、ていねいに」を体現している講師と時間を共にし‌‌、まるで時が止まったかのような(普段はせわしなく、あるいは情報の洪水に身を晒している)感覚を感じました。‌‌ これこそマインドフルネスかも。とても贅沢な時間でした……で終わらないように、今後無理ない範囲で生活に取り入れていきたいです。‌‌
・ホリスティックの概念は言葉で聞いても理解が難しいですが、あの時間の流れ方、あの雰囲気はまさに‌‌ ホリスティックだったのかもと思いました。‌‌
・講師が長くタッピングタッチをし続けていくと、心と体だけでない全体的な(合ってますか?)ことまで‌‌ 影響を及ぼすと言っていたことが、あの時間に起こったのかもしれないですね。‌‌ 感謝しかありません。‌‌
・講師の一言ひとことのコメントが、やさしく心に沁みました。‌‌ さりげなくジェンダーの視点が入った講座で、講師にお呼びして良かったです。‌‌

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待望の新刊発売しています!

2024/04/02協会より

さてさて、この秋お待ちかねのタッピングタッチの新刊書籍が出ました!

10月14日(金)に全国書店で「<ふれる>で拓くケア タッピングタッチ」北大路書房、が発売!

中川一郎編著で、認定インストラクター他14人(白鳥志保、伊藤美知代、中川祥子、山川靖子、高橋ふき、堀江邦子、近藤亜美、中田利恵、鈴木貴子、竹下淳子、福井義一、大浦真一、中西健二、八木美智子)も執筆しています。

定価3300円(税込)のところ、現在、出版記念特別キャンペーン価格で、
一般の方には送料無料で、
会員のみなさまには税込3100円
(+送料無料)、
インストラクターのみなさまには税込2900円(+送料無料)

で販売します。そして限定特製しおりを付けお送りします。

是非協会から予約購入をお願いします。
「ねこ足ショップ」はこちら ―> https://nekotap.stores.jp/

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 北大路書房は心理関係の専門書を多く出している出版社です。今回の本は主に専門家を対象として書かれていますが、タッピングタッチに興味のある方誰にでも、とても分かりやすく書かれています。

中川一郎さんが、タッピングタッチを開発して約22年、長年の様々な実践を通して集積された考えや思いが整理され詰まっています。プラス、心理、教育、医療、看護、福祉など、対人支援現場でのインストラクターの具体的な実践例が丁寧に書かれていますので、タッピングタッチを「ホリスティック」に理解するには、まさに必読の書となっていると思います。

社会に必要な「ケアの種」が多くの方に届くように、この書籍がきっかけとなればと思います。どうぞお知り合い、お友達にもご紹介いただけたら幸いです。

〈ふれる〉で拓くケア タッピングタッチ
やさしく〈ふれる〉ことが生み出す癒し、気づき、関係性への働きかけ。対人支援の場からホリスティックケアの魅力と利用

中川一郎 編著 (各執筆者名は、担当章に明記)
判型・ページ数:A5・272ページ 北大路書房 
定価: 3,300円(税込) ―> 出版記念キャンペーン価格(税・送料込)

(内容)                       
ゆっくりやさしく〈ふれる〉ことが生み出す癒し、気づき、関係性への働きかけ。誰でも簡単にできるホリスティック(統合的)なケアの魅力を、心理、教育、医療、看護、福祉など対人支援の現場で活躍する専門家たちが豊富な事例で語る。エビデンスに基づく安全で有効な利用が個人,家族,コミュニティの健康に役立つと提案。

★本を読み進める中、初めての人でも、ちょっと休憩がてらタッピングタッチを体験できる工夫が・・・^^! 以下のエクササイズの音声ガイドが視聴できるようになっています。

1)ゆっくりやさしくていねいに息をする
2)TTセルフケア:ネコの足ふみ・簡易版
3)TTセルフケア:腕だけ散歩
4)机を使った相互ケア
5)よい眠りのためのTTセルフケア

笑顔いっぱい タッピングタッチの集い

2023/11/09協会より

タッピングタッチ協会では、毎月第1週目の週末に会員のつどい(オンライン)を行っています。タッピングタッチのセルフケアである「5ステップ腕だけ散歩」で体をほぐした後に、近況報告・交流タイム、そして最後に「TTセルフケア・ネコ足バージョン」を行って、みなさん緩んで笑顔で日常に戻っていきます

毎回集うメンバーは替わるけれど、「和気藹々が浸透している居心地のよい空間ですね。」「参加することがなかなかできないのですが、継続してほしいです。」「久しぶりに参加させていただきましたが、とても充実した時間で、満たされました。また是非参加したいです。ありがとうございました。」などのご感想をいただいています。
ファシリテーターは、ABCインストラクター(基礎講座A、B、Cを開催できる認定インストラクター)が交代で務めています。サプライズで開発者の中川一郎さんや協会事務局長の中川祥子さんがガイドをすることもありますよ!
10月は、毎週オンラインでの「セルフタッピングの会」を主宰している八木美智子さんでした。
「セルフタッピングの会」についてはこちら
=>
https://www.tappingtouch.org/?p=10238
経験豊富な八木さんの落ち着いたゆっくりやさしい口調と、素敵な笑顔、ユーモア溢れる進行で、楽しくほっこりとあったかい時間となりました。八木さんの事前の呼びかけで「セルフタッピングの会」からも4名の方が参加され、全国各地のインストラクターと会員の交流が広がりました。
インストラクターが会員から学びや気づきをいただくこともたくさんあります。「フラットな関係、つながりを作り出す、タッピングタッチってやっぱりすごーい!」(ご感想より)ですね。

2023年最後のタッピングタッチの集いは12月2日(土)です。
無料でご参加いただけます。初めましての方も、お久しぶりの方も、常連の皆様もお待ちしています。
会員(メンバーシップ)登録はこちらから
=>https://www.tappingtouch.org/?page_id=97
2024年は、毎月第1土曜日開催予定です。

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