新年度のバタバタも少し落ち着いてきたこの頃。気がつけば、子どもも大人もなんだかお疲れモード……。そんなときは「ふれる」ことで、ほっとひと息ついてみませんか?
家族でのふれあいの時間は、忙しい日常の中でも大切なひととき。子どもたちにも、「今ここ」に立ち止まる時間が必要です。タッピングタッチは、そんな時間をやさしく、つくってくれます。
「タッピングタッチで家族のじかん」は、毎月無料で開催しています。ご家族でタッピングタッチを取り入れてみたい方、興味のある方はどなたでもご参加いただけます。おひとりでの参加も歓迎です。
▶ 6月以降の予定は、イベントカレンダーをご覧ください。
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「タッピングタッチで家族のじかん」 2025年2月23日
ファシリテーター 近藤亜美、記録 中田利恵、事務局 中川祥子
北海道から福岡まで、全国各地から7名(大人6名、小学2年生のR君)の方がご参加くださり、久しぶりににぎやかな会となりました。
職業や背景もさまざまで、看護学を教える大学の先生、助産師さん、ソーシャルワーカー、子どもの見守りをされている方など、多彩なメンバーが集まりました。
最初に「腕だけ散歩」でほぐれた後、簡単な自己紹介で交流をスタートしました。
✨タッピングタッチとは?
今回は、タッピングタッチの経験者はNさん親子のみでしたので、事務局の祥子さんからタッピングタッチの説明がありました。
スクールソーシャルワーカーでもある祥子さんから、現代の子どもたちが多くのストレスにさらされていることを背景として挙げて、タッピングタッチにはマインドフルネスの要素があること、そして「今ここ」に戻る感覚を取り戻すサポートになることを紹介されました。
実際に、ていねいにふれることで「自分に戻れた」「今の自分に気づけた」といった声を現場でも、たびたび耳にするそうです。これは、まさにマインドフルな状態を体験しているということなのだと思います。
📚 紙芝居と体験タイム
紙芝居『タッピングタッチのなかまたち』を観た後、実際にタッピングタッチを体験。
お一人で参加された方はセルフタッピングを、Nさん親子はペアで行う基本形のタッピングタッチを楽しまれました。
🌱 参加者の声から
Iさん:気が昇っていたのが、お腹におりた感じがします。偏頭痛に良さそうだと思いました。
SSさん:気圧の変化で頭痛や食いしばりがありましたが、モヤモヤが消えてスッキリしました。
Sさん:自分にやさしくふれることの大切さを実感しました。ふれることで、たくさんの気づきがありました。
Oさん:簡単そうに見えて、実はコツがいりそうと感じました。でも続けていけば、できるようになる気がします。
R君(小2):タッピングタッチのYouTubeチャンネル登録したよ!楽しかった〜。
Nさん:子どもにも自分にもやってみて、やる時間そのものが楽しかったです。下の子にかまいがちだったので、今日は上の子と二人の時間が持ててよかったです。
📚 対人支援のヒントが満載!『ふれるで拓くタッピングタッチ』
最後に近藤亜美さんより、中川一郎さんとインストラクターの共著『ふれるで拓くタッピングタッチ』の紹介がありました。
タッピングタッチは、開発されてからおよそ22年になります。この本には、長年の様々な実践を通して積み重ねてきた開発者中川一郎さんの考えや想いがぎゅっと詰まっています。さらに、心理、教育、医療、看護、福祉など、様々な対人支援の現場で活躍されているインストラクターの具体的な実践例も丁寧に書かれています。人の支援に携わる方々、タッピングタッチに関心がある、すべての方にぜひ読んでいただきたい一冊です。
TTねこあしショップより送料無料で購入できます。(中川一郎のサイン入りをご希望の方は、購入時の通信欄に「サイン希望」とご記入くださいね)「ねこあしショップ」はこちら ―> https://nekotap.stores.jp/
「タッピングタッチで家族のじかん」は、毎月最終週の日曜日に無料で開催しています。ご家族との大切なふれあいの時間として、お気軽にご参加ください。
記録 中田利恵(神奈川県 認定インストラクター)