活動レポート(ブログ)

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経験豊かなインストラクターたちの知恵と工夫―ほっこり会のご報告

2025/10/28インストラクターより

「ゆっくり・やさしく・ていねいに」
日々の忙しさの中で、自分の身体や心の声を聞く時間はなかなか取れないですね。そんなとき、誰かと一緒に“触れる・感じる・共有する”時間を持つことで、忘れていたぬくもりや安心感が戻ってきます。
この夏、開催曜日を変えたことで新しい出会いが生まれた「ほっこり会」。タッピングタッチを初めて体験される方も一緒に――
会場とオンラインの垣根を越えて、“ほっこり”の輪が広がりました。

 🌱  第68回ほっこり会(8月23日・土)

今回の参加者は、会場6名・Zoom1名の計7名でした。
曜日を変更し、地域のコミュニティハウスや市民センターでのチラシ掲示、そしてインストラクターの角田さんによる臨床心理士の方へのお声かけなどを通して、タッピングタッチに興味を持ってくださる新しい方々が増えました。一方で、「木曜日なら参加できたのに……」というお声もあり、皆さんの生活の中で無理なく続けられる形を今後も探っていきたいと思います。
この日は、タッピングタッチを初めて体験される方がいらっしゃったので、ガイド役の遠藤さんが、冒頭でタッピングタッチについて、丁寧に説明してくれました。遠藤さんは、東日本大震災の避難者交流会や座禅会などで多くのタッピングタッチ講座を実施されており、とてもわかりやすかったです。

💡指の腹でやさしく
タップタッピングタッチは、自分にするときも、相手にするときも、指の腹でやさしくタップするのが基本です。

しかし、年齢を重ねて手指が固くなってくると、つい指先が当たってしまうことも。
長年、地域でボランティア活動を続けてこられた井上さんは、その経験から次のような工夫や心がけをシェアしてくださいました。

・「指の腹でふれていきますよ」と、声かけをする
・手首をやわらかくする準備運動(手を組んで8の字に回す)をする

そこで、準備運動を早速取り入れて、セルフタッピング、基本型と行い、みなさんゆったりとした時間を過ごしました。

🌸 参加者の感想
・緊張が抜けてリラックスできました。体のこわばりがほぐれました。
・Zoom参加でも、みんなと一緒にすると楽しくリラックスできます。
・相互タッピングでは、相手の手の温かさが伝わって気持ちよかったです。

🌱 第69回ほっこり会(9月20日・土)

この日は、会場4名・Zoom1名の計5名が参加されました。
7月の土曜開催に参加されたお二人が再び来てくださり、温かい雰囲気で近況報告をシェアしました。

その最初の近況報告で、「朝一番に“腕だけ散歩5ステップ”をすると身体が目覚めるんです」という話題が出て、さっそく皆で実践。
その後にセルフタッピング、Zoom参加の方が他の予定があり退出された後は、会場で基本型を行いました。

🌸 参加者の声
・心理療法士会で小学生4年生の心の授業にタッピングタッチを取り入れました。次は高校生200人に実施予定です。
・「腕だけ散歩5ステップ」は、身体をやさしく目覚めさせるのにぴったり。
男性インストラクターのやさしい声のガイドが心地よかった。
・最初は恥ずかしかったけれど、だんだんセルフタッピングが身についてきました。
・基本型をすると、心も身体もゆったり、温かくなります。
「敬老のつどい」で75歳以上の方100名とセルフタッピングを実施しました。絵入りのパンフレットが分かりやすかったようです。
昨年の「敬老のつどい」、井上さんのインタビューはこちらから読めますー>https://www.tappingtouch.org/?p=13713

9月分と10月の「ほっこり会」のチラシを作成しましたが、秋は地域行事が多く掲示の機会が限られました。また新しい方々との出会いを楽しみにしています。

🍀まとめ
8月・9月ともに、新しい参加者との出会いや、日常にタッピングタッチを取り入れている方々の実践が共有され、「ゆっくり・やさしく・ていねいに」自分と相手を大切にする時間となりました。
これからも「ほっこり会」は、誰もが安心して参加できる、あたたかい交流の場でありたいと思います。

堺末廣・井上志保美(兵庫県・認定インストラクター)

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「ほっこり会」第66・67回報告──土曜開催で新たな一歩

2025/09/04インストラクターより

兵庫県とオンラインをつないで毎月開催されている「タッピングタッチを楽しむ集い・ほっこり会」。6月の会では、「もっと参加しやすくするにはどうしたらいいか?」を話し合いました
思い切って7月から土曜日開催にしてみると、
初めての方が来てくれたり、家族がオンラインで参加したりと、うれしい出会いがいくつも生まれました。いつものメンバーも、新しい風景にちょっとワクワク。土曜日開催、よいスタートになったようです。

今後の開催日程は、イベントカレンダーをご覧くださいね。
ほっこり会は、どなたでもご参加いただけます。
それでは、6月と7月の様子をあわせてご紹介します!

◆ 第66回「ほっこり会」報告(6月26日・木)

雨上がりの蒸し暑さが残るなか、会場には3名、Zoomには1名の参加がありました。
この日は人数が少なかったこともあり、「これからのほっこり会をどうしていくか?」をテーマに話し合いの時間を持ちました。

これまで平日開催を続けてきましたが、思い切って次回は土曜日開催に変更することが決まりました。
この日は、それぞれが自宅でセルフタッピングを行いました。

◇ 近況報告より
・デイサービスの現場で、タッピングタッチの機会が少しずつ増えてきています。
・子どもたちのトラウマケアに関わる団体(TICC)から、オンライン講座の依頼をいただきました。
・今年1月に引き続き、タッピングタッチを地域開催の「いきいき百歳体操」の時にして欲しいと依頼がありました。

「ほっこり会」のインストラクターたちは、それぞれの場所で地道にタッピングタッチの活動を広げています。

◆ 第67回「ほっこり会」報告(7月26日・土)

いよいよ初の土曜日開催。
参加申し込みがあるか少し不安もありましたが、初めての方が3名!
久しぶりに参加された方もいて、会場6名、オンライン2名、合計8名での開催となりました。

◇ セルフタッピングの感想より
・久しぶりの参加でしたが、やさしいガイドで安心して受けられました。
・おだやかにガイド役のインストラクターがリードしてくれました。初めましての方もいてちょっと緊張していましたが、だんだんリラックスできてよかったです。
・デイサービスの現場で取り入れたいと思いつつ、なかなか実践できずにいます。
・自然な雰囲気でわかりやすかったです。
・月に一度、地域で座禅会をしていて、4月にはその場でタッピングタッチの体験会も実施されました。タッピングタッチのゆったり、ゆるめるが座禅と共通していると思います。
・イメージしていたのと少し違いました。握手したり、ハグしたりと、もっとハードなものを想像していました。実際はとてもやさしいのですね。
・あたたかくなりました。

◇ 基本形のタッピングタッチでは
オンライン参加の方のうちお一人は、途中から息子さんが参加され、ペアで基本形を実施。 もうお一人は、ひとりでできる範囲で行い、「セルフタッピングとは違う感触があって新鮮だった」とのことでした。
・”ゆらぎながら”を忘れがちなので、オンラインでも画面越しにガイドや会場の方のタッピングタッチをする姿を見ながらできたのがよかったです。
・リズムを取ってもらいながらできたので、自然に動けました。
・タッピングタッチをしていると、姑のことをふと思い出しました。
・タッピングタッチが初めての方とペアになり、してもらいました。とても上手でびっくり!癒されました~。
・以前、息子にしてあげたときは「よくわからない」と言っていたのに、2~3時間後に「なんか気持ちよくなってきた」と言っていたのを思い出しました。

参加者の声からも、タッピングタッチのやさしさや余韻が伝わってきました。

◆ 今後について

久しぶりににぎやかな会となり、参加された皆さんの感想からも、土曜日開催の良さが感じられました。
このスタイルをしばらく続けていこうということになり、さっそく新しいチラシも作成。
地域のコミュニティセンターとも相談しながら、少しずつ広報も進めています。
次回以降の日程は、イベントカレンダーでご確認ください。
初めての方も、お久しぶりの方も、お待ちしています。

報告:井上志保美・遠藤さつき(認定インストラクター)

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継続で実感!! 「セルフタッピングの会」400回達成!

2025/07/15インストラクターより

日々のセルフケアを習慣に──。

オンラインで続けてきた「セルフタッピングの会」が、ついに400回を迎えました!
この会はコロナ禍の中、「今こそみんなでタッピングタッチを!」という思いから始まりました。
仕事帰りの人、家事の合間の人、お風呂上がりの人、すでに眠い人──。さまざまな環境にいるメンバーが「この時間は私にとって大切!」と、オンラインで集い続けて200回、300回、そして今回の400回へ。参加者の声やお祝いの様子を、八木美智子インストラクターからの報告でご紹介します。

▶︎ 前回(300回達成時)のブログはこちらです。

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「400回達成! セルフタッピングの会」

令和7年6 月30日に400回達成!となりました。お祝いの会には今年もお忙しい中、来賓としてタッピンクタッチ協会の中川一郎代表と中川祥子事務局長が駆けつけて下さいました。
令和6年3月21日の300回達成!後、みんなで「次は400回達成よね!」で週2回コツコツと続けました。

セルフタッピングの会は令和4年1月17日にスタートしました。コロナ禍の中にあってタッピングタッチをみんなでやりたいと思い「今でしょ!」で早速呼びかけを開始しました。16名でスタートしました。1週間、1か月と毎日続けていると、「いいね!タッピングタッチ」「体調が良いわ」「眠れるわ」「気分がよい」「続けたい!」などの声が続出。継続でタッピングタッチの効果をはっきりと実感したのです。その効果の実感が100回、200回、300回、400回となりました。

集合時間の20時30分には、お風呂上りの人、残業で家に着いたばかりの人、既に眠い人、家事は後回しでの人など様々ですが「この時間は私にとって大切!」と感じて集まっています。
セルフタッピング後は、「今日もかけがえのない私を大事にして良かった!」「今日も心と体が喜んでいるのを感じた!」「メンバーに会えてホッとした!」となります。
400回達成!お祝いの会の全員3分間スピーチでは、「週2回の会が生活の一部になっている」「おかげで心と体が元気、続けたい」「自分を大切にすることが大切を実感できて、嬉しい」「メンバーと一緒に行っているのが嬉しい」「続けてほしい、みんなで500回を達成したい」などの発表がありました。
継続の力は「どうにも止まらない!」になるようです。
現在、会員が30名となりました。今後も輪を広げていきたいと思います。

タッピングタッチインストラクター 八木美智子

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7月の「ほっこり会」は土曜日に開催します!

2025/07/01インストラクターより

今年は、西日本で例年になく早い梅雨明けが宣言されましたね。湿度が高くじめじめとした天気が続くと、気分もどんよりしがちですね。そんな時こそおすすめしたいのが、「タッピングタッチ」や「腕だけ散歩」。一定のリズムで、やさしくふれることで、セロトニンが分泌され、気分がふんわり晴れていきます。お天気に左右されない、心を整える習慣として、ぜひ生活に取り入れてみませんか。

「ほっこり会」のメンバーは最近、それぞれの地域や活動の場でタッピングタッチの体験や講座を行う機会が増えています。
初めてタッピングタッチを体験された方との出会いや、ボランティアの現場での実践など、静かに、でも確実にタッピングタッチの輪が広がっているのを感じます

7月の「ほっこり会」は土曜日に開催!
長年、木曜日の午後に活動してきた「ほっこり会」ですが、「もっとたくさんの方にタッピングタッチを体験してほしい」という思いから、7月は土曜日の午前中に開催します!
7月26日(土)10:00~11:30。詳細・お申込みはイベントカレンダーをご覧ください。

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タッピングタッチを楽しむ集い「ほっこり会」(第65回)522日(木)の報告です。
参加者:会場参加3名、Zoom参加1名 計4名

まずセルフタッピングをしました。自分の体にそっと手を当てて、リズムよくトントンとふれていくと、不思議と気持ちが落ち着いてきます。
その後、基本型をペアで実践。ふれられる心地よさと、ふれるやさしさが、会場とZoomを越えて広がっていくのを感じられました。

🍀みなさんの近況より
・大阪万博に行って来ました。また再度行く予定もあります。ボランティア活動も続けており、忙しく過ごしています。
・職場関係でタッピングタッチが初めての方に体験していただいたら、興味を持ってくれました。
・トラウマに関する研究・支援活動を行っている団体(福島県からの委託で東日本大震災県外避難者交流会を開催)から、県外避難者以外の方にもタッピングタッチを教えてほしいと講師依頼がありました。
・緩やかな基準のデイサービス事業を行っているNPOと活動することになり、今後利用者さんにタッピングタッチを行いたいと思っています。

🍀感想(セルフタッピング&基本型)
・緊張が抜けて、ふわっとリラックスできました
・仕事でパソコンに向かう時間が長くて体がガチガチだったけれど、やさしいふれあいでほぐれました
・普段は一人でビデオを見ながらやっていますが、Zoomでつながって一緒にやると、楽しくリラックスできて良いですね
・相互にしたり、されたりすると、自分の手や相手の手が暖かく感じられて気持ちよかったです。

報告:堺 末廣(認定インストラクター・三田を知る会代表)

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これからの季節にぴったり!「ほっこり会」で出た、面白くて役立つ質問とは?

2025/06/03インストラクターより

これから汗ばむ季節――
タッピングタッチで頭や肩など汗をかきやすい部分にふれるとき、ふれる人もふれられる人も「ちょっと気になる…」ことはありませんか?
「ほっこり会」で出た質問と、そのアイデアが使えそうなんです!
きっかけは、ちょっとセンシティブな“頭髪”にまつわるお話。
でも私はその報告を読んで、「これ、夏の汗対策にもぴったりかも?」とヒントをもらいました。
汗をかきやすい方はもちろん、触れられることに敏感だったり、頭髪や頭皮のことで気になることがある方にも、ちょっとした工夫で「触れられることへの不安や抵抗」を和らげられる、うれしいアイデアだと思います。相手と、そして自分も尊重するタッピングタッチ――“気遣い”と“アイデア”で、さらにやさしく、安心で、ていねいな時間になりますね。

さて、今回話題になった質問とは?
ちょっと気になるその内容、報告の中でぜひチェックしてみてください(=^・^=)

「ほっこり会」は、タッピングタッチが初めての方もあたたかく迎えてくれ、気軽に質問もできる場所です。毎月第4木曜日に開催予定♪ 詳細・お問合せはイベントカレンダーをご覧ください。

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タッピングタッチを楽しむ集い「ほっこり会」(第64回)4月24日(木)の報告です。
会場参加3名とオンライン参加1名の計4名で行いました。
近況報告のシェアと「セルフタッピング」と「基本型」をしました。
 

🍀セルフタッピングのご感想
・始まってすぐにあくびがでるのがクセになっています
・家では一音さんの動画を見て一人でしていますが、やっぱりリアルでみんなでするのがいいなあと、つくづく感じました

・今日は基本に忠実にガイドしました

自分に自分でふれるセルフタッピング。あくびがでるのは、緩んでいる証拠ですね。そして、セルフなのに、「みんなでするのがいいなぁ」は、他の会でもたくさん聞かれる感想です。


🍀近況報告では、
「地域に顔見知りが増えてきて、タッピングタッチしてる人やねと、覚えてもらってきています」
ちらほらと地域でも体験会をとお声がけいただき、少しづつ開催しています」と、うれしい報告がありました。
 
🍀最後にひとつ質問が出ました。
『年配の方などで頭皮の薄い人(^^;)はどのように対応したらいいですか?皆さんどんなふうにされてますか?』
皆で意見を出し合った結果
・薄手のハンカチや手ぬぐいなどを準備したらどうか
・女性でも髪型を崩したくない、触られたくない方もいるので、そんな方にも対応できそう
・タオルではなく、薄手のもののほうがタッチを感じられると思うのでいいと思う
などの意見がでました。
体験会などで活用していきたいと思います。
 
以上です。
 
遠藤さつき
 
 

 

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