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すべての人に使ってもらいたい

2022/12/08インストラクターより

タッピングタッチの良さを体感し、それを他の人にも伝えたい!!
と思ってくれる若者や子どもたちがじわじわと増えてきています。

今年の夏休みの自由研究にタッピングタッチを選んだ小学5年生の女の子がいます。
彼女のお母さんはタッピングタッチのインストラクターで、コロナ禍の前からタッピングタッチを使っていましたが、コロナ禍でオンラインのタッピングタッチ企画が始まると、親子で頻繁に参加してくれるようになりました。

そしてコロナ禍3年目、彼女の中の「タッピングタッチの種」が芽吹きはじめたようです。夏に向けてぐんぐんと葉をつけて、素敵なひまわりの花が咲くように、すばらしいことが8月に起こりました。

何が起きたのでしょうか?どうぞお母さんから報告をお読みください。

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小学校5年生の娘が、「今年の夏休みの自由研究は、タッピングタッチにしようかな」と言いました。

私と娘がタッピングタッチに出会ったのは、娘が幼稚園のときでした。
親子とも睡眠状態がよくなかったので、夜寝る前にタッピングタッチをし合いっこしていました。 私がインストラクター認定試験のために準備していると5歳の娘も自然と覚え、お友達に教えていました。

小学校に入ると娘の生活は充実し(忙しく)、夜もすぐ眠りにつくようになりました。私もタッピングタッチは子育て支援施設など外で使うものとなり、親子でのタッピングタッチはない生活となりました。

「家でのタッピングタッチがない生活になっているんですけど」と先輩インストラクターに相談したことがありました。「ケアの方法を知っている。自分たち親子を助けてくれる方法があることを知っている。それでいいのかもね。必要な時がきたら、また使えるね。」 とおしゃってくださいました。

そして、タッピングタッチが必要なときがやってきました。
年度末まであと3週間、娘の今のクラスで最後のまとめ、新しい学年への準備をクラス一丸で行なっていた2020年3月、突然の全国一斉臨時休校です。

「学校楽しい!学校大好き」の娘が突然自宅待機です。お友達と遊ぶことも禁じられています。春休みなら嬉しいけれど、いつ学校に行けるかわからない。未知のウィルス・感染症、大人たちの動揺は子どもたちにも伝播します。子どもたちは何が起こっているのかわからないし、自分たちの気持ちを表現することも難しい。

子どもたちが気持ちを表していても、あの時期の大人たちは受け止めることができたでしょうか?まずは、私が私を取り戻すこと。親子一緒にできる方法を、私たちは知っている。身につけている。人との距離を取ることが推奨(絶対と)される中で、親子ならできることがある。

私たちは、親子でタッピングタッチをしました。スマホの画面越しに、お友達親子ともタッピングタッチをしました。

休校は解除になっても、コロナによる様々な影響のためか、年齢が上がったためか、娘の友達の中にも学校に通えない子が出てきました。行きたい気持ちがあるのに学校に行けない子のために、娘はクラスのお友達と相談し、いろいろ働きかけていました。

そんな中、協会主催の「家族のためのオンライン講座」にも親子で参加させていただきました。そのとき、一音さんが、「子どもも自分で自分をケアする方法を身につけておくことが大切」とおしゃっていました。そのときまだ小学校3年生だった娘にどう届いたかはわかりません。

でも、毎月の「タッピングタッチの集い」に自主的に参加し続け、コロナから約2年経ち学校も通常になってきた4年生後半、「私、タッピングタッチについてもっと学びたい」「インストラクターになって、友達に教えたい」と言うようになりました。

子ども向けの講座はなく、どうしたものかと思っていましたら、小学5年生になった娘は、自分でタッピングタッチについて調べ、セルフケアを3週間実践し、毎日の記録をつけました。

また、開発者である一音さん、事務局長でソーシャルワーカーである祥子さん、そして全国で活動されているインストラクターの方々にインタビューをさせていただきました。

調べたこと、実践しての自分の変化、インタビューしてわかったこと、小学5年生の娘の考えやタッピングタッチでできる貢献についてまとめました。一音さんのインタビューにもある通り、すべての子ども、すべての大人に活用してもらいたい。親子でその一端を担えたら幸いです。

いつも、私たち親子とタッピングタッチをしてくださる皆様、本当にありがとうございます。貴重なお時間をいただき、温かいお気持ちとわかりやすい言葉でインタビューに応じてくださった一音さん、祥子さん、インストラクターの皆様、本当にありがとうございました。

これらのお言葉を、娘の小学校の夏休みの研究に留めておくのはもったいなく、多くの方にお伝えしたいと思います。

一音さん、祥子さん、共有・発表する機会を設けてくださりありがとうございます。

認定インストラクター 吉田朋佳(千葉県)

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自由研究は、タブレットを使ってパワーポイントにまとめられています。小学5年生の彼女が一人で考えて作ったものです。11月の月例のタッピングタッチの集いでは、このパワポを見せながら、しっかりと発表もしてくれました。

最後のまとめでは、タッピングタッチ開発者の思いが、しっかりと受け止められていて、聞いていて感動の涙が出ました。子どもの純粋な感性は、私たち社会の宝物です。その感性が失われないように、しっかりと育んでいくのが私たち大人の役割だと、改めて思います。

そのパワポをシェアしますね。是非覗いてみてください。すべての人に使ってもらいたい

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TTスタディフォーラム(子育て)

2021/07/18協会より

2021年7月18日(日)9時半~12時
ゲストスピーカー:中田利恵、近藤亜美
ファシリテーター:中川祥子

(内容)
 今年の協会企画のひとつであり、「未来応援キャンペーン」のメイン企画として始まったオンラインでの月例「子育て家族支援講座」のファシリテーターのお2人にゲストスピーカーをお願いしました。

 今回は一音さんが大学の仕事と重なってしまい、初めての欠席でした。スタートは祥子の「5ステップ腕だけ散歩」でスタートし、ゆるやかな動きながら、気温が高いせいもあって小汗をかくような運動になりました。
 参加人数が少なかったのもあり、また利恵さん、亜美さんと私の3人は毎月の講座で協力し合っているためか、私がバタバタしていると二人がフォローしてくれたりして、とてもスムースに柔軟に参加者のニーズに合わせての流れになったと思います。

 具体的な内容としては、ゲストにまず話してもらういつもの流れではなく、9月末に「子育てママのオンラインワークショップ」を依頼されており、30分ほどでタッピングタッチをZoomで紹介しようと思っているが、色々とどうしたものかと悩んでいる、という参加者からの質問に答える形で始まりました。

沢山のアイデアや注意点が交換されましたが、大きくは
① コロナ感染予防対策について
② 30分という時間制限をどう考えるか
③ 大人のセルフケアだけでなく、子どもをケアする大切さを伝えるために
④ 紙芝居の活用
についてでした。どれもとても実践的で、かつ参加者に寄り添う柔軟さを持ちつつ、タッピングタッチのエッセンスをしっかり伝えることが共有されたと思います。

 「正しく」タッピングタッチを教える、伝えることは勿論大切です。ただそこだけにとらわれて「ねばならぬ」になったり、「いいもの」を頑張って伝えようと力が入ってしまわないことが大事。とりわけ、24時間とっても忙しくてへとへとになっているママパパには、「寄り添いとねぎらい」が大事であることを、利恵さんと亜美さん二人から教えてもらった感じです。 
 亜美さんからは講座(オンラインと対面)の写真の共有もあり、どんな工夫をしながらコロナ禍でやってきているのかを紹介してもらいました。

 最後に「タッピングタッチの仲間たち」の紙芝居を披露しました。原作者(本多映子さん)と絵を描いてくれた方(小西ひとみさん)には全面的な許可を得たので、これをインストラクターさんが使えるよう販売準備をしていくことになりました。ご期待ください!

 子育てにとって大切な「あなたはあなたのままでいい」というメッセージと、触れ合って互いにケアし合うことを、より多くの家族にタッピングタッチで伝えて行きたいですね。

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インターネット・ゲーム依存とタッピングタッチ

2021/05/06協会より

特別企画 オンライン講座「インターネット・ゲーム依存とタッピングタッチ」
2021年4月17日 13:30~17:00
講師:中川一郎(臨床心理学者、臨床心理士、公認心理師)・中川祥子(社会福祉士、公認心理師)
参加者:25人

 講座では、まず受講者に何が依存の判断基準となっているのか、依存の傾向を把握してもらうために、「インターネット・ゲーム依存度チェック」に答えてもらいました。チェックは自分が気になっている人を対象としてもらいました。

 結果として、ほとんど全質問にわたり「依存」や「依存予備軍」と判定されうる程度にチェックする人が60%を超えていました。特に割合が多かったのが以下の質問でした。

*「嫌な気分から逃れようとしたり、紛らわそうとして、ついインターネット・ゲームをすることがある」の回答:「頻繁にある」または「ときどきある」 77.3% 

 

*「インターネット・ゲームをやめよう(減らそう)と思っても、自分の意志でやめられず、ついやりすぎてしまう」の回答:「頻繁にある」または「ときどきある」 77.3%

 

*「インターネット・ゲームに熱中し、他のことをしているときも頭を離れず、ついそのことを考えてしまう」の回答:「頻繁にある」または「ときどきある」 72.8%

 その後まず、中川祥子から学校を通して見える子どもたちの様子が話され、続いて中川一郎さんからネット・ゲーム依存に関する膨大な情報と動画や資料を使って、私たち降りかかっている問題の概要を提示し理解が促されました。「依存とは何か:依存症の種類、依存になりやすいもの」
「ゲーム障害について:その兆候、WHOゲーム障害診断のガイドライン、実態」
「ゲーム依存とは」
「脳への損傷を起こすデジタルヘロイン」
「ゲーム依存のメカニズムとその影響」
「依存になりやすいゲーム」
「依存しやすい人の特性」
「人間の基本的要求を満たすオンラインゲーム」
「ゲームに駆り立てる社会的要因」・・・とほんとうに盛沢山でした。

 支援に立つ側の方が多く参加されていましたので、その問題の深刻さに衝撃を受けたり、依存のメカニズムを理解できた、問題把握に役立ったという感想がとても多くありました。

 途中「腕だけ散歩」をしたり、セルフケア「ねこの足ふみバージョン」もしてタッピングタッチの体験も入れたこともあり、「タッピングタッチを使った支援方法」まで時間を十分とることが出来ませんでしたが、基本は相手と「対話」し「良い関係性」を築くことであることは確認されたと思います。そこに、触れ合い、ケアし合いながらより良い関係を築くタッピングタッチがとても役立つわけですね。

 多くのゲーム依存治療をしている精神科医や専門家も「家族関係を見直し、コミュニケーションを見直し、居場所のある家族関係を築く」ことが解決への糸口と言っています。

 さて講座の最後になり、もっと時間が欲しかったのですが、中川一郎さんが話してくれた「タッピングタッチによる回復へのサポート」とても大切なものでした。

① 不快な感情を軽減し、生活への適応力を高める

 なんの依存であっても、その背景には、生きづらさや生活における適応の問題が多いことが知られています。特定の薬物や依存行為には、どんなに健康な生活をしている人でも依存してしまうものもあります。しかし、それに手を出したり、ダメだとわかっていても続けてしまったりする背景には、生活における苦しさや適応不全があることが多いのです。

 ネット依存の予防にも治療においても、生きづらさなどを軽減することも重要です。タッピングタッチを生活にとり入れることで、つらい気持ちや孤独感などを軽減す
ることができるでしょう。自分自身で不快な気持ちを軽減したり、人からやさしくケアされたりすることで、生活への適応力が高まると思います。

② ケアし合うことで、支え合う関係性を取り戻す

「ふれない、話さない、近づかない」などの「新しい生活様式」によって、多くの人々が必要な関係性やサポートを失い、孤独でつらい生活を余儀なくされています。
長期化することで、人々は慢性的な寂しさや不安などを感じることが多く、そのはけ口、または逃げ口としてオンラインゲームやSNSにはまってしまうのです。

  依存からの回復や予防においては、不快な感情を軽減することや、安心できる関係性をとり戻すことが大切です。タッピングタッチのセルフケアをとおして、寂しさや不安などの不快な感情を軽減することが出来ます。そして、優しくふれてケアされることで、心身共に癒され、関係性をとり戻すことができます。

③ 自律神経やセロトニン神経を整える

ゲームなどでドーパミンの過剰放出が続くと、脳の報酬系が破壊され、生活能力や人間性を失っていきます。理性をつかさどる前頭前野の働きが弱り、欲望を押さえら
れなくなります。今まで大切にしていたことに代わって、ネットやゲームをすることの方が大切になってしまいます。

 タッピングタッチには、セロトニンの分泌を促進する効果があることが確認されています。セロトニンには、ノルアドレナリンやドーパミンの過剰な分泌を押さえる働きがあり、心のバランスを整える効果もあります。セロトニンの活性化には、うつや不安、不眠の予防や軽減効果もあるので、依存症からの回復にとても有効だと思われます。これまでの実践でも、アルコールなどの依存からの回復に役立つことが確認されています。

④ ゆっくり、やさしく、ていねいな、ケアのある生活

 いろいろな要素が絡まっていることは確かですが、現代生活の慌ただしさや生きづらさが大きな要因になっているように感じています。余裕を持って楽しく勉強する、一緒に仕事する、自由に自分の気持ちを語り合う。美味しいものを作って食べたり、手作りのものを分かち合ったり、心おきなく楽しい時間を持つ。つらい時には「お互いさま」と手を差し伸べたりする。そんな当たり前のことが希少になった社会に住む私たちです。

 あわただしさと生きづらさの中の私たちは、安易に気を紛らわせ、魔法のように不安や孤独感などの不快な気持ちを消してくれるものを探してしまいます。そこに、誰にもとがめられず、始めるのにお金がかからず、スマホ一つあればいつでもできるネットやゲームに行きついてしまう、といった構図が見えてくるような気がします。

 タッピングタッチの体験で大切にしたいのは、「ゆっくり、やさしく、ていねいに、お互いをケアする」ことです。実際にケアするときだけでなく、生活の中にも取り戻していきたいと思います。モノや情報にまみれた生活を見直して、自分にも周りにもやさしい生活を取り戻すことで、私たちは、さまざまな依存から回復して、豊かで健康な人生を取り戻していく糸口を見つけていけるでしょう。

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オンラインで家族とやってみました!

2020/06/14協会より

家族で参加してもらって、オンラインで家族の為の講座を開催してみました!

 コロナ禍で人と会えない、気軽にお話しできない、学校もずっとお休みだった・・・ちょっと出かけてもウィルスに感染しないか、してないか不安が消えない。これからどうなっていくんだろう。。。そんな感じが世界中に蔓延し始めた今年3月からしばらく経ちました。

 三重県四日市市の「四日市市民コロナ基金」から支援を受けて、協会ではZoomを使った講座、研修、集いを始めています。

 6月13日は4組の家族の参加で、楽しくタッピングタッチを体験してもらいました。参加の子どもたちはなんと生後1月ちょっとの赤ちゃんから、保育園年長さんの双子ちゃん、お母さんと仲良し小学生や19歳の娘さんと色々!!

 でもみ~んな一緒に出来たのがタッピングタッチのすごいところでした!タッピングタッチ初めての双子君たちも、前半は元気一杯動き回って興奮気味でしたが、後半はメロメロになってゆったりとタッピングタッチを受けながら、自分でもしていましたね。表情もとっても落ち着いていました。お母さん方ありがとうございました。

 次回は6月27日(土)10~12時です。お申し込みはこちらのフォームから。

 

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福島でオンラインでの支援活動

2020/05/06協会より

2011年3月11日に東北を襲った大地震の影響で、福島の原発が爆発。 その後の福島での生活は一変しました。

福島県須賀川市に住む臨床心理士の冨森崇さんが、タッピングタッチのことを支援活動の中で知り、協会に連絡をしてきてくれたことから、交流が始まりました。 そして協会代表の中川一郎氏は毎年福島を訪れ、彼と一緒に、震災と放射能の被害にどう向き合っていくのか、何を大事にすればいいのかを始めました。

冨森さんは、その後タッピングタッチのインストラクターになり、福島に住み続ける方々の支援を続ける中、「不安と上手に付き合う、向き合う」ためにタッピングタッチを活用してきました。

そして2020年4月。新型コロナウィルスの感染が拡大していくなか、NHKの番組クローズアップ現代が「ストレス危機をどう乗り越える」というテーマで、彼の活動を取り上げてくれました。こちら

これは彼が理事長となった「特定非営利活動法人ハートフルハート未来を育む会」http://heartfulheart.com/ の活動の一環だそうです。東日本大震災と原発事故により被災した子どもと保護者に対して、災害後のこころのケアと放射線不安に関する支援を継続的に行っています。コロナ禍で集まれないことからオンラインで「不安を語り合う」機会を設けて、保護者への支援としてもタッピングタッチを紹介してくれています。

彼が活動の主軸にしてる子育て支援施設「すかがわ子育てネットワークTUNAGU」のHPに、インタビュー記事がアップされていました。
特集 新型コロナ 子どもの心への影響探る(冨森臨床心理士インタビュー)

ご自身と家族の安全や先の生活に迷いながらも、ずっと地道な支援活動を継続されてきた冨森さんの活動に公共放送がスポットを当ててくれたことにとても意味を感じますし、そんな彼の活動の支えとして「ゆっくり、やさしく、ていねいな」タッピングタッチが大事にされていることをとても嬉しく思います。

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