赤ちゃんや小さな子がいると、イベントや講座に参加したりするのはなかなか大変ですよね。「タッピングタッチで家族のじかん」は、ご自宅から気軽に参加できる、無料のオンラインプログラムです。 前回の会には、赤ちゃん連れのご家族や、親子三世代でのご参加もありました。
「“ふれる”と“さわる”の違いってなんだろう?」というリピーターさんからの深い問いかけもあり、気づきとあたたかさにあふれた時間となりました。その様子を、ぜひ下記のご報告でお読みください。
次回は7月20日(土)に開催です!
暑い夏の日も、ご自宅から🏠 初めての方も、リピーターの方もどうぞお気軽にご参加ください♪
詳細・お申込みはイベントカレンダーをご覧ください。
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「タッピングタッチで家族のじかん」 2025年4月27日
ファシリテーター 近藤亜美、記録 中田利恵、事務局 中川祥子
東京・横浜・福島・静岡から13名の方がご参加くださいました。
小さな赤ちゃん連れや、親子三世代でのご参加もあり、やわらかな空気が会場に広がっていました。
🍀赤ちゃんも一緒に「腕だけ散歩」&自己紹介
はじめに、身体をほぐす「腕だけ散歩」をしたあと、ひとりひとりが自己紹介をしました。
・東京からはリピーターのKさん、初参加のご夫妻CさんとNさん。
・横浜からはインストラクターの村木さん、奥さまのMさん、娘さんとお孫さんのYくん、Eちゃん。
・福島からはインストラクターの鈴木さんのご紹介で、お母さんと5か月のSちゃん。
・静岡からはご夫婦と8か月のHちゃんのご家族が来てくださいました。
🍀「腕だけ散歩」感想&リピーターさんからの問い
「腕だけ散歩」のあとの感想では、赤ちゃんたちの反応を嬉しそうに語る声が印象的でした。
・静岡のご夫婦は、「赤ちゃんが揺れて嬉しそうだったので、私たちもとても嬉しくなりました」と笑顔で話されました。
・福島のお母さんも「ゆらゆらが気持ちよかったようで、赤ちゃんがとても喜んでいました」と赤ちゃんとの時間を振り返ってくださいました。
・東京のリピーターのKさんからは、「“ふれる”と“さわる”の違いって何だろう?」という深い問いも共有されました。
🍀紙芝居とタッピングタッチの説明
紙芝居『タッピングタッチの仲間たち』を楽しんだあと、祥子さんから、ふれ方の基本や種類、ポイントなど、タッピングタッチの基礎について丁寧な説明がありました。
🍀体験の様子と気づき・ご感想
いよいよ体験の時間。参加されている方が相互タッピングやセルフタッピングを、音楽とファシリテーターの亜美さんのリードで楽しみました。
・横浜の村木さんは奥さまのMさんにタッピングタッチをしました。
そのあと、Mさんが娘さんにトントン。そのそばでくつろいでいたお孫さん(娘さんのお子さん)のEちゃんが、ぐっすり眠ってしまいました。娘さんからは「Eちゃん、この雰囲気がとても気に入ったみたいで、自分からお部屋に入ってきて、自然と眠りました」と、やさしいエピソードが紹介されました。
村木さんは「今まで頭にタッピングするときは少し強かったかもしれません。今日教えてもらった“髪の毛が沈むくらい”のやさしさという表現が、とてもわかりやすかったです」と、気づきを語ってくださいました。
亜美さんも「やさしくふれることで、している側も癒されるような感覚があるんですよ」と、ふれあいのなかにある相互の癒しについて共有されました。
・静岡から参加されたご夫婦は、「初めてだったけど、心が穏やかになって、時間がゆっくり流れているように感じました。リラックスできました」と夫。妻も「娘と3人で参加できてとても良かったです。家でもできるようになりたいです」と話されました。
・初参加のCさんは「ホームページで見て、プリントアウトして自己流でやってみたことはありましたが、やっぱり実際に教えてもらうと全然違いますね。本当に来てよかったです」と満足そうな表情。ご主人のNさんも「ふれる強さがよくわかりました。参加してよかったです」と話されました。
・福島のお母さんYさんは、赤ちゃんがすやすやと眠ったタイミングだったので、ご自身にセルフタッピングをし、「自分の手がとてもあたたかく感じられました。赤ちゃんの寝かしつけのリズムとよく似ているなと思いました」と、シェアしてくれました。
・東京のKさんは、「2つあります。1つは偏頭痛が楽になったこと。もう1つは、あくび、涙、げっぷが出て、まるでデトックスされたようでした」と振り返られ、「そして、“さわる”と“ふれる”の間に、“ゆっくり、やさしく、ていねいに”というプロセスがあって、だからこそ“ふれる”になるんだと思いました」と、冒頭のご自身の問いへの深い洞察を言葉にしてくださいました。
🍀大好きを伝える
最後に、ファシリテーターであり助産師の亜美さんからメッセージがありました。
タッピングタッチをする時は、優しさも押しつけないんです。押しつけないけれど相手への思いやりと優しさをもってやることが大事なんですね。子どもに対して「大好きだよ」の気持ちで、大切にふれることをしていると、子どもに自然に愛が伝わっていきます。大好きだよと伝わるかどうかが、“ふれる“と“さわる“の違いかもしれません。
🍀体験会後のアンケートと基礎講座のご案内
体験会後のアンケートでは、「リアルでも体験してみたい」「対面でしっかり教わりたい」といった声も多く寄せられました。オンラインでタッピングタッチの「ゆっくり、やさしく、ていねいに」を体験されたみなさん、実際にインストラクターや参加者と直接ふれあいながら、もっと深く学びたいという気持ちが高まったようです。
祥子さんからは、中川一郎さんの著書『ふれるで拓くタッピングタッチ』をご紹介いただき、「タッチの強さや相互ケアのやりとりは、やっぱり対面でこそ伝わるものがあります。ぜひ基礎講座にもご参加くださいね」とリアル講座へのおすすめの言葉もありました。
次回は7月20日(土)に開催です!ご参加お待ちしています。



新年度が始まると、子どもも大人も何かとバタバタしがち。
まずは、セルフケアの1つ「腕だけ散歩」で体を少し動かしてから、それぞれの感想を聞きました。
途中、Nさんから「タッピングタッチは15分が目安ですか?」という質問がありました。これに対し、インストラクターで助産師の亜美さんは「家族でふれあうときは、時間にこだわらず、気持ちよくふれあうことを大切にしてほしい」とアドバイスがありました。
・良い日曜日のスタートになりました。オンラインでも、集まってみなさんとご一緒にタッピングタッチができるんですね。画面越しに小学校1年生のSちゃんがとても上手で、感動して涙が出そうになりました。
子育ての不安や、悩みを相談できるところはありますか?
タッピングタッチで家族のじかん2024年9月29日
橋村さんから、「今は、携帯・スマホが体の一部のようになっている方が多いですね。親子の関わりを見直す必要を感じています」とのお話がありました。
その後に、紙芝居「タッピングタッチのなかまたち」を読みました。
毎月最終日曜日に開催されている「タッピングタッチで家族のじかん」は、子育て中の家族はもちろん、ご夫婦でタッピングタッチをやりたい方や、年老いた親御さんにしてあげたい方も大歓迎です。8月には、94歳のお姉さんにタッピングタッチをした方もご参加でしたよ。
Yさんは、「7月からのインストラクター養成講座で学び、今は実践をしているところです。94歳の姉にタッピングタッチをしたら、まず『優しいね』とひとこと。そして『亡くなった姉妹にしてあげられたらよかったね』と言われました」と話されました。
Moさんは「子どもが不登校だった時に、タッピングタッチを担任の先生に教えていただきました。現在、子どもは大学生になりましたが、緊張がつよいです」と話されました。
タッピングタッチがしてくれたと感じています。娘は今では3人の子どもの母親になって、元気にやっています」とお話しました。
本多さんはこの絵をぬりえにして、大人が話しているとき、子どもがぬりえで待てるように工夫したり、スタッフが頭にゾウやコアラの絵をつけるなどキャラクターを上手に利用しているそうです。