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新型コロナウィルスについて

2020/03/20中川一郎より

タッピングタッチのみなさまへ
                            協会代表  中川一郎

 新型コロナウイルス感染症が国内外で拡大し、学校などを含め多くの施設が閉鎖されていますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?

 新型コロナウイルスがパンデミック・レベルの広がりをみせ、国内でも様々な影響がでるなか、タッピングタッチ協会でも、予防対策や今後の活動に関して話し合いを積み重ねてきました。みなさまにも、私たちの考えなどをお知らせすることで、少しでもサポートに成れればと思います。

 ご存知のように、WHOのテドロス事務局長は、「新型コロナウイルスはパンデミックと言える」と表明して、世界的な大流行になっていることが確認されました。欧州がパンデミックの中心とされるほど、イタリア、フランス、スペイン、米国などでの感染状況も深刻です。それらの国に比べると、日本での感染は抑えられていますが、予断は許さない状況です。 

 それではタッピングタッチの活動に関してはどのようにしていけばいいのでしょうか? 現状のように、人が集まる公共の場がほとんど閉鎖したり休業したりしている状態では、講座や体験会などは難しいし、コロナウイルスが収束していくまではひかえるほうがいいでしょう。感染拡大を遅らせるという視点からは、地域での状況を考慮しながら対応していくことが大切です。

 それでは、さすがのタッピングタッチも、新型コロナウイルスには歯が立たないか? という疑問が出てきそうですが、ご心配なく! 個人的や家族などでは、タッピングタッチはとても役立つものだと思います。

 現時点では、小・中・高校と特別支援学校での一斉休校の要請や公共施設の使用制限によって、子ども達の生活はとても制限され、ストレスがとても高まっています。学童や児童クラブなどでは、狭い空間に大勢と一緒にいるような生活を強いられている子供たちも多いとのことです。このような状況が続くと、子どもや家族への害も多く、体調不良や免疫力が低下することが危惧されます。

 もちろん、ストレスを感じているのは子供たちだけではありません。親も大人たちもストレスがたいへん高く、自然災害や増税などで経済が低迷しているなか、コロナウイルスが追い打ちをかけるような構図になっています。家族の場合、みんながストレスすることで、家庭内暴力や虐待の問題も心配です。まともな食事もとれなくなっている子供も多いようです。

 また、ゲーム機、スマホ、タブレットなどが普及していますから、ゲーム依存、ネット依存の増加も心配です。先日もテレビニュースで家族の様子が紹介されていましたが、男の子二人は、大画面を前にしてゲーム機を握りしめていました。

 そんな中、タッピングタッチをすることによって、心身のバランスを整え、副交感神経優位にすることで、抵抗力や免疫力をアップすることが期待できます。現在はまだ特効薬もワクチンも開発されていませんから、自分自身の免疫や抵抗力が頼りです。

 そして、子育て中の家族でさえも触れたりケアしたりることが減っていますから、タッピングタッチによってケアし合うことがとてもいいと思います。安心できる人と一緒にいたり、よい関係性があったりすることが、ウエルビーイング(幸福感や全体的な健康)にとても大切であることがリサーチなどでも確認されています。

 そして、新型コロナウイルスは早く収束して欲しいですが、今は社会全体がスローダウンし、一緒にいる時間が多くなる機会ですから、それを活かして、お互いをケアする時間をとることを始められるといいな、と思います。

 タッピングタッチで一番大切なことは、私たちがもう一度お互いをケアし合い、仲良く支え合う生活をとり戻すことです。タッピングタッチの体験によって、「ゆっくり、やさしく、ていねいな、ケアのある生活」をとり戻していければと思います。

 私たちは、しらない間に、不安に駆られて走り回り、人に手をさしのべる余裕もなく、お互いをケアすることを忘れてしまったかのような生活をしていないでしょうか? 私たち人類は、集合的に自然を破壊し、全てを食い尽くしてしまうような生活と社会をスローダウンできずにいます。

 ヒトという一つの生物種によって、地球自体がバランスを崩し、膨大な数の種が絶滅し、異常気象や自然災害が増え、様々な病気が蔓延しています。私たち一人一人が、正気をとり戻し、よい息をして、優しさや思いやりの気持ちをとり戻すことが、なにより大切なのだと思います。

 もちろん現時点では、ウイルスに対して具体的で効果的な対応をとる必要がありますが、大きな視点では、私たちヒトが、ゆっくり、やさしく、ていねいなケアのある生活をとり戻すことが、とても大切だと感じるのです。

 タッピングタッチは、たんなる理想論ではなく、だれでもどこでも安心してすることができるように工夫されています。人と一緒にいたり、ふれ合ったりすることがためらわれる状況でも、タッピングタッチは、様々な活用の仕方があります。

 例えば、どうしても触れ合うことを避けた方がいいような状況であれば、タッピングタッチによるセルフケアを一緒にすることもできるでしょう。「腕だけ散歩」「セルフタッピング」そして「ネコの足ふみバージョンのセルフケア」などを上手く使えば、自分自身のケア、そしてお互いをケアすることができます。一人住まいの方や、一緒にする人が身近にいない場合も、これらのセルフケアの方法が重宝することでしょう。

 そして上記したように、家族や親しい人同士だと、タッピングタッチで触れたりケアしあったりすることは難しくないでしょう。 またある程度の予防策を工夫すれば、少人数で集まって基本型を学んだり、し合ったりすることも可能だと思います。高齢者や病気の方へのサポートとしてもとても有効だと思います。

 いかがでしょうか? 少し話が長くなってしまいましたが、タッピングタッチが今の時期にどのように活かせるか等、うまく伝わったでしょうか? 

 この新型ウイルスの問題は、長期戦になる可能性が高いようです。そして、

地球環境の破壊などが根本にあるならば、私たちがそのことに向き合い、ライフスタイルを変え、社会のあり方を良い方に変えていく必要があるでしょう。

そんななか、タッピングタッチが、みなさんやご家族に役立てば幸いです。ご要望やサポートへの工夫などありましたら、気軽にご連絡ください。全国の300人近くの認定インストラクターさんと一緒に、喜んでサポートさせて頂きます。

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日本健康心理学会ポスター発表

2019/10/01中川一郎より

日本健康心理学会第32回大会
2019年9月28日、29日
於: 帝京科学大学

一音さんと、認定インストラクターの福井義一さん、大浦真一さんがポスター発表をしました。

中川一郎 大阪経済大学 健康心ポスター2019_中川先生ver9

 

 

      福井義一 甲南大学 健康心ポスター2019_福井先生ver9

 

 

 

 

 

大浦真一 甲南大学 健康心ポスター2019_大浦ver7

 

西日本豪雨被害被災者支援についてお知らせとお願い

2018/07/26中川一郎より

みなさまへ
 
私たちの社会活動に関しても、ご理解とご支援をありがとうございます。
現在、長く外にいること自体が危険なほどの猛暑が続いていますが、みなさ
まいかがお過ごしでしょうか?

この猛暑のなか、7月7日から発生した西日本豪雨被害を受けた各地では、
瓦礫や泥の撤去が続いています。
広島、岡山、愛媛での死者の数は7月22日の時点で224人になりました。 
現在も広島県と岡山県を中心に4万人に避難指示が出ています。

酷暑の中の避難所生活は、どれほど厳しいものでしょうか。被災された方々
の心的ショック、家族や知人を亡く された喪失感や自責の念、避難生活から
くる疲労感、生活再建への先の見えないことの不安や絶望感は計り 知れない
ものがあります。

また、認知症を患っていたり、持病のある高齢の方々の抱える不安。環境が
変わって落ちつけず、不眠になって しまっている子供たちも増えてきている
とのことです。

このような状況を受けて、タッピングタッチ協会では、西日本豪雨被災者支
援として、タッピングタッチによるボラン ティア活動を支援させていただく
ことにしました。

避難所や施設などで、タッピングタッチが役立つと思われる方は、どうぞ協
会までご連絡ください。タッピングタッチのインストラクターに行ってもら
うなどして、お手伝いさせていただきます。

またインストラクターの方でボランティアへ行かれる場合、パンフレットや
チラシなどを無料で提供し、可能な範囲で交通費なども支給します。何かお
手伝いになりたいと思っている方、または予定のある方、支援者用のベスト
などもありますから、ぜひ協会までご連絡ください。

日々の生活で精いっぱいの中、支援やボランティア活動まではたいへんだと
感じるかたも多いと思います。

でも、たくさんのことでなくても、少しずつが大切だと思います。情報の提
供や避難所などの状況を教えてもらえるだけでも役立ちます。

今後ますます支援の必要な状況が増えることが予想されます。みなさんと、
無理なく「ゆっくり、やさしく、ていねいに」支え合っていけることを願っ
ています。

私も今まで、多くのインストラクターさんと連携しながら支援に関わってき
ていますが、 今回もぜひお手伝いさせてもらえればと思っています。

協会代表
中川 一郎

                                                          (写真は、熊本地震時の避難所での一音さん)

看取りから新しい仕事へ

2018/04/19中川一郎より

みなさんお元気ですか? 春になりましたが、とても寒暖の差がはげしい
ですね。私たち人間の活動によって、ますます地球環境が厳しくなって来て
いるようですが、気候の変動の大きさを肌身で感じています。

 それと近頃は、病気や調子の悪い人が多いようで、複合汚染の影響かと心
配になります。とにかく健康でいなければ良いこともできないので、しっか
りと生活を整え体調管理をするようにしています。みなさんはいかがお過ご
しですか?

 さて、久々のお知らせですが、近況報告をさせてください。ぼくは、ちょ
うど二年前に大学での仕事を辞めて、タッピングタッチに力を入れてきたの
ですが、その間に私生活においてもたくさんのことがありました。

 その中でも一番大切な出来事は、両親の介護と看取りでした。去年の7月
に母を亡くし、今年の3月に父が他界しました。母は長い闘病生活でしたか
ら厳しいこともありましたが、介護や見取り、そして僧侶としての法事も含
め、とても貴重な体験でした。

 二人とも高齢でもあり、大往生してくれましたので、生きることそして死
ぬことに関してたくさん教えてもらいました。親とのつながりをとり戻し、
人の人生や死というものを深く感じることができ、人間的にもだいぶ成長し
たように感じています。

 私たちは本来素晴らしい存在であること、死ぬときは何一つ持っていけな
いこと、そして生きることはかけがえのない素晴らしいことであることな
ど・・・ 貴重な学びを大切にしていきたいと思っています。

 そしてもう一つお知らせですが、今年度から大阪経済大学人間科学部の教
授として働くことになりました。もう大学での仕事は終わったと思っていた
のですが、再びそういうめぐりあわせになりました。

 今、教育の現場はいろんな意味でとても厳しいですが、これまでの約40
年の臨床心理の学びと実践を活かして、次の世代、心のケアの専門家の育成
の手伝いをしていきたいと思っています。

 そして、みんなでしてきたタッピングタッチの実践や検証をとおして、タ
ッピングタッチが今の時代の私たちにとても役立つものであることを確信し
ました。地球規模での厳しさが増すなか、世界の人々が本来のやさしさや思
いやりの心をとり戻し、支え合えるよう、本腰をいれてお手伝いしたいと思
っています。

 そんなことが大学という教育の場を活かして出来るのではないか、という
のが今回の仕事の大きな動機でもあります。ぜひみなさんと知恵と力を合わ
せて歩んでいきたいので、どうぞよろしくお願いします。(できればいろん
な教育機関、医療機関、施設や団体などとも連携できればありがたいです)

 ちかいうちにいろいろとお知らせや呼びかけをさせてもらいたいと思って
いますが、とりあえずは、大学のキャンパスでタッピングタッチに関する講
座や研究会などを始めていきたいと思います。興味のある方がおられたら、
ぜひ気軽にご連絡ください。大阪経済大学は、大阪・梅田からも近く、けっ
こう便利ですよ^^

 まだどんなことをしていくのかなど未定のことが多いですが、「子育て・
家族・学校プロジェクト」も形にしていきたいと思います。現在、福島と東
京の学校などでも実践とリサーチが企画されていますが、ぜひ身近な所でも
進めたいです。ぜひ一緒に話したり、楽しく活動したりしましょう

 悪いことが多い時代のようですが、そのぶん良いことをたくさんしていき
ましょう。もちろんタッピングタッチ協会のある中部地方や、大勢のインス
トラクターさんが活躍する関東など含め、全国での活動を活発にしていきた
いと思いますので、よろしくお願いします。

中川一郎(一音)

ファミリーサポーターに基礎講座

2018/01/25中川一郎より

 菰野町で先日、基礎講座をさせてもらいましたのでお知らせします。企画は菰野町の社会福祉協議会で、「ファミリーサポートセンター・ファローアップ講座」というものでした。

 子育てを手助けして欲しい人(依頼会員)の要望に応じて、子育てのお手伝いが可能な人(サポート会員)を紹介し、相互の信頼と了解の上で一時的にお子さんを預かるシステムだそうです。この日の講座には、このサポート会員さんたちが集まられたわけですが、プログラムの性質上、主に子育て中のお母さんたちでした。

 1時間半の講座だったので、時間配分に気をつける必要がありましたが、参加の方々も和やかで、とてもよい時間になりました。参加者の感想は下記にリストしましたが、子育て中のお母さん達にも、タッピングタッチはとてもよいことがよく分かります。

 近頃は誰もかれも忙しい生活をおくっているかのようですが、特に、子育て中の母親はとても忙しく、ゆったりとした時間がとれないことが多いようですね。今回の参加者からも「ふだん、ゆっくりとした時間がもてない」「いつも家事、子育てに追われて、こんな風にゆったりと過ごすことが少ない・・」といった声が聞こえてきます。

 そしてタッピングタッチによる、ゆっくり、やさしく、ていねいなケアの体験をとおして、心身共に癒され、大切なことを思いだされることが多いようです。

 参加者の言葉を拾ってみると・・・「ピリピリイライラしている自分をもう一度見なおし、子どもに対してやさしく接してあげたいと思いました」とか、「やっていくうちに自分もゆったり落ちついた気持ちになれました・・・子どもたちとも、ゆったりとした関わりをしたいと思いました」などなど。体験をとおして、心身が楽になり、子どもや家族に対する優しさや思いやりの気持ちをとり戻される感じがあり、とても嬉しくなります。

 あるお母さんは、「子どもを抱っこしたり、一緒にお風呂にはいっている時間に、ふれてあげようと思いました」と書かれました。子どもを愛おしく感じ、慌ただしい日々の生活のひとときを大切にしようと思う、素直な気持ちが伝わってきます。

 そして忘れてはいけない存在がお父さんたちですね。参加者にはおられませんでしたが、家に帰ったらしてあげたいと思われたお母さん達も多かったようで、これもまた嬉しいです。

以下は、参加したお母さん達に感想です。お楽しみください。

いちおん(中川一郎)

****************

 ​「日々 子育て家事など、子供主人の予定など、頭の中で考えることが多く 自分の時間に自分のことを考える時間がないと実感していました。 せかせかした生活を送っていると思っています。 タッチを受けている時より 自分がタッチを行っている時の方がゆったりと今のことだけを考え、ゆったりした気分で過ごせたので安らげました。 (先にタッチを受けたからかもしれませんが) 家で主人に行ってあげたいなと思いますが、子供達がわーわーと私も私もと寄ってくるのが目に見えるように浮かぶので、皆に行ってあげて、私にもしてもらおうと思います。​」​

​「​タッピングタッチというのを初めて体験させていただきました。 小さなお子さんから年配の方まで簡単にできるとのことでしたが、力の加減が大丈夫なのかやり始めはドキドキしました。上手にしようとせず、ゆっくりのんびり楽しく、そんな気持ちでタッチするうちに、体の中からポカポカと暖かくなりました。 参加して本当に良かったと思います​。」​
 

「とてもリラックスできたので子供にも寝る前にやってあげたいと思いました。やっている方も手が暖かくなり行ってもらったら体の体温が上がったようです。子供の宿題のゆっくりさにピリピリイライラしている自分をもう一度見直し、子供に対して優しく接してあげたいと思いました。主人もやってあげたいです。今日はありがとうございました。」

「とても穏やかに過ごすことができた2時間弱でした。ゆっくりやさしく丁寧に自分の生活がいつのまにか消えていた大切なことに気づけた気がします。人にやさしくすることを触れること人を大切に思うことそれが自分の体ひとつで実感でき、そして相手にも伝えることができる。毎日何かに追われているかのように自分を追い込んでいたけれど今日ふと立ち止まって子供に触れるて、夫に触れるて、自分の心を見つめ直すことができた気がします。旦那にすることは思いつかなかったけれどまずは子供を抱きあげる手に優しさをこめてみたいと思います。」

「この手で、他人と自分の心がゆったりとなり、ゆとりのるひと時を過ごすことができ感謝と驚きです。私のこの手がまるで魔法使いの手という感じです。」

「毎日の生活の中でゆっくり、やさしく、ていねいにのある時間を取り戻せる勉強となりました。そして遠い過去に戻りもう一度子育てをしてみたいなと思いました。」

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