活動レポート(ブログ)

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学校で落ち着けない子どもたちにも

2023/10/03インストラクターより

毎月開催されている「タッピングタッチで家族のじかん」は、子育て中のお父さん・お母さんはもちろん、お孫さんとの時間を楽しみにしているおじいちゃん・おばあちゃん、そして子育て家族を支援したい方々を対象とした無料のプログラムです。

家族でも、家族だから、悩むことがありますね。
悩みをわきにおき、ゆっくり、やさしく、ていねいにな時間をご一緒に過ごしませんか?
お互いにタッピングタッチをすると、言葉を使わずに「あなたは大切な人だよ」と伝えることができます。
また今の時代、子どもも自分自身を大切にするセルフケアの方法を知っていることも大切です。

この会は子育て世代が主な対象ですが、どんな世代の方でも、お一人でも今年からご参加いただけるようになりました。

発達障害のある子どもたちの教育支援をしている方がご参加された7月の「タッピングタッチで家族のじかん」の報告をお読みください。

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「タッピングタッチで家族のじかん」 7月のご報告

今日は大阪からお一人、ご参加いただきました。
小学校教員を長くされ、現在は発達障害のある子どもたちの教育支援をしている方です
「2005年に初任者研修でタッピングタッチを教わり、ずっと気になりながらも使う機会がありませんでした。今、発達障害のある子どもたちと関わるようになって、あの時習ったタッピングタッチがよいのではないかと思い出し、取り入れています。大阪で行われているオンラインでの集まりにも以前、参加しました。」とのことでした。
2005年に、しかも教員の初任者研修でタッピングタッチと出会ったということで、教えたインストラクターはどなただろう?などと盛り上がりました。
また、20年以上前に知ったタッピングタッチを思い出して活用してくださっていることは、大変驚くとともに、とても嬉しいことでした。

子ども 暴れる祥子さんがご自身のスクールソーシャルワーカーの経験から、
「ワーッとなってしまう子どもに、タッピングタッチをすると落ち着きを取り戻していきます。その姿を目の当たりにし、先生方も効果を実感されています。タイミングをつかんでタッピングタッチを使うことができたら、子どもが、自分自身を取り戻すための準備につながっていきます。」と話してくださいました。
助産師の亜美さんからは、「ふれることによって子どもはホッとできるので、元気の出るクリームを塗るようにさすってやるだけでも、安心感をもつことができますよ。」とのお話がありました。
しかし眠くなると、てんかん発作などの症状が出る子どももいるので、タッピングタッチを行う際には個別の配慮が必要な場合があるなど、注意点も教えてもらいました。
今回はお子さんの参加はありませんでしたが、子どもにかかわるお仕事とのことでしたので、参考にしていただけると思い、紙芝居「タッピングタッチの仲間たち」を読みました。
最初に「腕だけ散歩5ステップ」を行い、会の終わりは中川一郎さんのセルフケアCDを使ってご一緒にセルフタッピングをしました。
参加者から、「保護者や生徒たちと教室で、腕だけ散歩やタッピングタッチを取り入れたいです。
また、タッピングタッチは愛着に関する問題がある子どもにも、とてもいいと思います。
腕だけ散歩は、多動系の子どもも喜んでできると思います。」とご感想がありました。
 
私からは、インストラクターでもあり児童相談所に長く勤務された方の体験をお伝えしました。
ある時、多動の子どもさんにタッピングタッチをしたところ、大きな声を出したり逃げたりすることなどなく、ジッとふれられていることを感じているような様子になったそうです。そして次に会った時には彼女に親しく近づいてきて、甘えるような感じだったそうです。

今後、お仕事の中でもご自身のセルフケアとしても、タッピングタッチをさらに活用していただけたらと思います。
 
認定インストラクター 近藤亜美(ファシリテーター)
認定インストラクター 中田利恵(記録)

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幸せホルモン「セロトニン」

2023/09/14インストラクターより

幸せホルモンとも呼ばれている「セロトニン」をご存じですか?
セロトニンは、脳内の神経伝達物質のひとつで、精神を安定させる働きをしています。
セロトニンが日中に活発に働くことで快眠も得られやすくなります。精神が安定すると暴飲暴食などもしなくなります。逆にセロトニンが不足すると精神状態が不安定になり、不安感を抱いたり、うつ状態やパニックを引き起こしたり、攻撃的になりやくなったりします。

セロトニン分泌を増やすのにはどうしたらいいのでしょう?
1、食事に気をつける 2、朝日を浴びる 3、リズム運動をする です。

8月のタッピングタッチを楽しむ集い『ほっこり会』に、「セロトニンの本を読んで、タッピングタッチを知りました」という方が参加されました。
タッピングタッチもリズム運動です。セロトニン分泌を増やすのに1530分程度のリズム運動がいいとされており、まさに時間もぴったり!

有田秀穂、中川一郎 共著『「セロトニン脳健康法」健康法 呼吸、日光、タッピングタッチの驚くべき効果』
https://www.tappingtouch.org/?page_id=281

これから秋になり日照時間が減っていくことで気分の落ち込みなどを感じる方も増えます。
冬の北国などでは、朝日を見ることも難しいですね。

タッピングタッチを日常に取り入れ、ご自分をケアしませんか?
体験会・講座の予定は、イベントカレンダーをご覧ください。

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タッピングタッチを楽しむ集い「ほっこり会(第44回)」8/29(木)の報告です。
Zoom参加1名、会場参加6名、計7名の参加でした。
本日のガイド役は井上さんです。
タッピングタッチ初体験の方のために、基本から丁寧なガイドをしてくださいました。

まずは、軽い自己紹介のあとZoomの方もご一緒に「5ステップ腕だけ散歩」と「セルフタッピング」をしました。いつも京都からZoom参加して下さっている方がいて、会場でもPCを数台繋ぎ、集ってタッピングタッチをしている感じがしてとてもよかったです。その後セルフタッピングをしてゆったりとした時間を過ごしました。
最後に会場にて基本形を行いました。

以下、感想です。
・夏祭りや地蔵盆で忙しく体がへとへとだった。今日のほっこり会があって良かった。
・だいぶ体がほぐれた。いい感じに力が抜けた。
・バタバタ過ごしていたが、ゆったりゆっくりとした時間を過ごせた。
・体がグラグラ感があったのがゆったりと元に戻った感じ。
・初めての体験でガイドを聞きながら考えながらしていた。
最後は眠くなったのでリラックスできたと思う。
・左右交互の刺激で体と心を調整してもらっている感じがする。
・肩こりがひどいとマッサージしてほしいと思ってしまうこともあるけど、マッサージはしてる人は疲れる、タッピングタッチはそれがないというのを改めて実感。

普段マッサージに慣れているという方は、強く押すことが染みついていて、ふれるだけでいいというのを実際に実感できてとてもよかったとおっしゃっていました。オンラインでの参加も考えたけれど、会場にきてよかったとのこと。

今回タッピングタッチ初体験の方は、セロトニンの本を読んでタッピングタッチを知り、協会のHPを見つけて参加してくださいました。少しづつ、でも着々と種まきが出来ているのかなあと感じるこの頃です・・・。

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暑い夏の夜の穏やかな時間☆

2023/08/31インストラクターより

とても暑い8月でしたね。数年ぶりに家族や親戚とお盆を過ごしたり、夏休みの旅行をした方も多かったのではないでしょうか? 忙しかった方も、楽しい夏を過ごした方も、「みんなでzoomでセルフタッピングの会」で、穏やかで安心な時間を過ごされたようです。

タッピングタッチを初めて行う方のご参加が増えており、インストラクターたちも喜んでいます。初めての方から「手順を追うのに一生懸命になり緊張しました」という感想をよく聞きます。初めてのことは、緊張しますね。ゆっくり、やさしく、ていねいに。
初回から完全にやろうとしなくて大丈夫です。インストラクターのガイドの声とタッピングタッチのために奏でられた音楽に身をゆだねてください。

新しいCDも発売になりました!美しいメロディーに自然の音も組み合わされており、「聴くタッピングタッチみたい」などとのご感想もいただいています♪

新しいミュージックCD『タッピングタッチ癒しの森』
購入はこちらからどうぞー> ねこあしショップ

 

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「みんなでzoomでセルフタッピングの会」(主催:TTフレンドシップinOSAKA)
【8月のご報告】8/19(土) 21:30~22:00
参加人数:6名+運営スタッフ 7名=13名
ガイド:清水さん、Zoom&音楽係:鈴木さん

今回のガイド担当の清水さんは、ずいぶん復習をされて臨まれたようです。またやっていて「楽しくタッピングタッチができる事が大切!」と言われていて「ホントやなぁ!」と共感しました。穏やかで丁寧なガイドでした。ありがとうございました。

★感想のご紹介
連日の暑さとお盆の慌ただしさにやられた体と心が癒されたひと時でした。ガイドさんの落ち着いた声に身を任せてゆったりとリラックス。今夜も爆睡です。
・ガイドさんの中低音の魅力?というか、終始穏やかで 丁寧なガイドで緩みました。
・久しぶりにたっぷりセルフケアをした気がします。丁寧なガイドで安心してケアに没頭できました。
・すべてが初めての経験でしたので、緊張がありました。また画面を見ながら必死と言う所が多かったですが、またお邪魔させて頂きながら、リラックス出来るようになりたいと思っています。
・8月上旬の一人旅で今週は喉を痛めて声が出にくい状態でした。深呼吸をして、スーツと息が身体の中に入っていくのを感じました。また皆さんの元気なお顔をみて元気が出てきました。
・一つ一つ丁寧なガイドで、ゆっくり安心してついてゆけて、とても良かったです。暑さ厳しき折、身体は冷えていないものの、だるく固まっていたものが、ほぐれていきました。春夏秋冬タッピングタッチはいいですね☆
・とても分かりやすく丁寧に進めて頂きました。安心して、この身を委ねて没入出来ました。
・バタバタと過ごすことが多かったですが、丁寧な優しいお声のリードで、緩む事が出来ました。ありがとうございます。
・すごく自然体で、ていねいなガイドで、ゆったりした気持ちになりました。特にラストで音楽がなくなったとき、とても静かな特別な時間を体験でき、なんだか久しぶりにゆっくりできた感じがしました。
・頭を空っぽにしてなかったな、雑念だらけだったなと思います。忘れないようにまた参加させてください。
・基本のセルフタッピングをじっくりできました。最初からあくび連発でした。

★ガイドより
今回、改めてCDを聞き直して、ガイドをさせて頂きました。忘れていた穏やかな時間を過ごして頂く声かけ等を再学習出来ました。まだまだ順番の事が気になっていたり、やらなきゃならないと…と、焦る気持ちのままガイドをしてしまっているので、もっとゆったりと楽しみながら皆さんと一緒に出来るようになりたいなぁと、思っています。

以上です。
世話人 澤田

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大切なひとにふれていますか?ご自分にふれていますか?

2023/08/31インストラクターより

新型コロナウイルスが5類に移行して3ヶ月以上たち、外出やリアルでの交流が活発になっていますね。
毎月、兵庫県&Zoomで体験会を開催している「ほっこり会」にも6月、7月と「タッピングタッチについて知りたい」「タッピングタッチを体験してみたい」「介護施設での導入を検討したい」などと初めての方々が参加されています。

タッピングタッチは、”触る(さわる)”ではなく”ふれる”ケアです。
そのタッピングタッチを初めて体験された感想もいろいろ寄せられています。
触られることや、他人に触れることに抵抗のある人もタッピングタッチでは、「心地よい体験ができた」「初めてお会いする方なのに、いとおしさが湧いてきた」とおっしゃる方が多いです。

また、セルフケアでは、”自分で自分にふれる”ことでの気づきを得ていらっしゃいます。

みなさんも、タッピングタッチで”ふれる”体験をしてみませんか?
「ほっこり会」では、ベテランのインストラクターがていねいな説明とガイドをしてくれます。
その他、全国の体験会・講座でもみなさまのご参加をお待ちしています♪
スケジュールや詳細は、こちらのイベントカレンダーをご確認ください。
お近くのフレンドシップやタッピングタッチ協会へもお問い合わせ・ご相談ください。
講座の依頼の仕方はこちらです。
ー> https://www.tappingtouch.org/?page_id=65

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タッピンタッチを楽しむ集い「ほっこり会(第43回)」7月27日(木曜日)の報告です。

今回は会場に、タッピングタッチをやったことのない方が2名初参加してくださいました。いつものメンバー5名と初めての方2名の合計7名で行いました。
最初に自己紹介をしました。初めての方は、それぞれメンバーに誘われて「タッピングタッチを知りたい」と参加してくださいました。

まずは、タッピングタッチについての説明から始めました。タッピングタッチの種類、手の形、力の入れ方、揺らぎなどを、とても丁寧に説明しました。そして、「セルフタッピング」と「基本型」を全員でしました。 

近況報告と感想では、
・大勢の高校生にタッピングタッチを教えにいきました。気恥ずかしくて友達と話をしている生徒もいました。
・体が緊張して凝り固まっているので、ほぐした方が良いと思っています。
・父の介護でケアタッピングをしています。
・自分で触れることはしていないので、いとおしい感じがしました。
・初めて優しくする事を知りました。
・こんなに優しくていいんだ。ぬくもりが伝わってきました。
・手の温かみを感じました。
・シールの色の変化でタッピングタッチの変化をみてみました。
・いろいろ考えることがあり心が動いていますが、いつも朝起きたらベットの横に座り「ネコの足ふみバージョンセルフケア」で一日を快適にスタートしています。
・タッピングタッチは男女関係なくでき、上手く考えられていますね。

初めての方にもわかりやすいように、体験の前にていねいな説明をし、ガイドの方のやり方を見ながら実践して頂いたので、みなさんとても上手でした。

毎月3人のインストラクターが交代でガイド役、報告をしています。初めての方に「『ほっこり会』の活動がタッピングタッチ協会HPに掲載されていますのでみて下さい」と伝えました。
以上です。

兵庫・ほっこり会の活動報告はこちらから読めます。
https://www.tappingtouch.org/?tag=hokkori

 

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地域の『居場所』でタッピングタッチ

2023/08/31インストラクターより

静岡県の健康福祉部健康増進課では、県民や団体を「つなぎ」、「まなび」を届けることで、みんなが元気に「すごす」ことができますようにと「支援のつなぎ場」「知識のまなび場」「地域のすごし場」の紹介をしています。(静岡県健康づくり応援サイト「ふじのくに むすびば」

その「地域のすごし場」の1つである御殿場市の『居場所なごみ・ごえん』で、静岡県のインストラクター池田瑠美さんがタッピングタッチ体験会を行いました。御殿場市の『居場所』のコンセプトは、地域の子どもから大人まで、障がいの有無などの垣根もなく、誰でも自由に過ごすことができる場所だそうです。

赤ちゃんからお年寄りまで、すべての人に行える、すべての人にやってほしい、タッピングタッチをする場所にぴったりですね!
またタッピングタッチを行ったときの、場の変化や人との関係性についての嬉しい効果もよく報告されます。
今回の『居場所なごみ・ごえん』でも、和やかなムードになり、交流が深まったそうです。

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令和5年5月19日(金)午後、『居場所なごみ・ごえん』の皆さまにお招きいただき、タッピングタッチ体験会を行いました。

『居場所』は地域住民が主体となり、毎月1回開催されている地域の居場所です。当日は地域の皆さんが16名と社会福祉協議会の地区担当が1名参加してくださいました。

私が到着すると、時間よりだいぶ前に皆さまお集まりでした。タッピングタッチってなんだろうと、関心の高さがうかがえました。コロナ禍以前に『居場所』から依頼を受けていましたので、およそ3年越しのタッピングタッチです。

音楽を流しながら、手を添えると皆さん一様に
「あったかいね」
「ポカポカする」
「触れるっていいよね」と、お話されニコニコ和やかムードでした。

参加者の中には、「帰ったらお父さんにやってあげたい」という女性もいらっしゃいました。『居場所』での体験会を終えてからも、参加された社会福祉協議会の職員さんから「家で毎晩、息子タッピングタッチしています」とうれしい声も返ってきました。

静岡県インストラクター 池田瑠美

 

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