活動レポート(ブログ)

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第3回看護職におけるTT活動を語る会

2021/06/08インストラクターより

 6月3日に第3回目の「看護職としてのTTを語る会」が開催されました。8人の参加でした。今回は、2人の方が報告をしてくれました。

 本当に久しぶりな方が、大学博士論文で取り組んだリサーチのことをパワポを使いながら話してくれました。またもう一人沢山の写真を共有して、子育て中のお母さんたちをタッピングタッチで支援してきている様子を共有してくれました。下記をお読みください。

 今回直前にお一人が欠席連絡を、またもう一人が事後に参加できなかった連絡をくれました。どちらもコロナ対応でやむを得ずだったようで、本当にご苦労さまです。どうぞご自愛いただき、ぜひ次回に!

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2021年6月3日(木) 第3回看護職としてのTTを語る会レポート
19:00~21:00 参加者:8人

1.自己紹介

 まずは自己紹介で、この1か月「時間が飛んでいったよう」とか「年のせい?」^^などのコメントが何人かからありました。みなさん本当に忙しい日々を過ごされているのと、毎日コロナ禍のことも含め色々なことが起きているからですね。

 ある参加者がコロナ禍で多くの方の働き方が変化しましたが、自分は「その変化した働き方に不適応を起こした感じです」と言われたことが印象的でした。人との距離や、マスク、オンラインでの関わりなど、本当に人間関係が変化してきていますね。

2.活動の共有

(IKさんから)子どものころの家族での祖母の看取りから始まったケアの分野への興味。保健師として長く地域をサポートした後、看護大学で教鞭をとりつつ、興味は離職率の高い介護職場をなんとか改善し、良質のケアができるようにしたいとの思い。高齢者グループホームでケアに役立つことをいろいろと実践してこられたとのこと。タッピングタッチはその中の一つのようです。その実践から見える効果を、なんとか理論立てて実証できないかと励んだのが博士論文だとのこと(間違ってないですか?)

 その中身は、色々な要素が詰まっていて、ちょっと難しかったですが、「リラックス度が高いと、その人はストレスに強くなる」というポイントがあったと思います(平たくまとめてすみません!)リラクセーションと協働学習で、随分と介護職の方々が打ち解けてストレスも下がったようです。

 4月から「認知症地域支援推進員」としての仕事もワクワクと始められているようです。地域にタッピングタッチの笑顔をますます広げてくれそうでした!!

(KAさんから)コロナ前は、一年に20回は子育て支援センターや児童館でタッピングタッチを紹介してきたとのこと。屋内はもちろん、ショッピングモールの入り口近くでのタッピングタッチなど、写真から見える親子の様子はどれも和やかな素敵な笑顔でした。また県立こども病院でのボランティア活動もずっと続けておられて、病弱なお子さんを持つ親の支援にタッピングタッチを紹介されながら子育てをサポートされています。親子の関係が和やかに変化していくのを見守ることは、何より嬉しいことでしょう。

Q&A

 Q1)ベテラン看護師の立場から、子育て母の時代による変化についてどう思われますか?

 A1)今頃は1年で復職される母がほとんどで、しっかり母親体験ができない状況があるように思います。また「ちゃんと子育てする正しい母」になるプレッシャーがとても大きくて大変ですね。

 A2)最近「ずぼら主婦」がトレンドワードで上昇してきているのを見ると、やはり「きちんとした主婦」へのプレッシャーが強いんだと思います。ネットで情報が簡単に得られる分、他人と自分を比較してしまい苦しくなるのでは。反対にうまく使えば、「大変なのは自分だけじゃない」ということをタッピングタッチの体験会やカフェで知って実感できる。

 A3)今は核家族になってしまって難しいのでしょうけれど、自分は35年間舅姑と同居して子育てしてきました。今振り返ると、助けてもらって「やっとくよ~見とくよ~行っといで」と言ってもらえありがたかった、と思えます。

3.ここで休憩5分

4.会の運営について

八木さんから3回の語る会を終えて、参加者に開催時間や進行、記録など(上部記載)について確認がありました。また協会から運営のために開催協力金(500円)のお願いがありました。来月の進行は、福岡の石田有紀さん。記録は八木美智子さんです。

5.「やっぱりいいね!」

締めくくりにちょっと時間があったので、「5ステップ腕だけ散歩」祥子ガイドで終わりました。

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