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自分の内面にふれていく2週間

2023/03/02インストラクターより

タッピングタッチは、二人ペアで行う基本形が一番大事と思い、セルフケアはあまり取り組んできませんでした。

コロナによるストレス、リモートワークなどの在宅勤務、あらゆる年代で一人暮らしの方が増えている現状。

そんな中でセルフケアを必要としている方、セルフケアの手段を求めている方が増えていることを実感するようになり、2022年の夏に、まずはインストラクターである自分が「タッピングタッチによるセルフケア&マインドフルネス2週間オンラインプログラム」に参加することにしました。

また、マインドフルネスと講座名に入っていたのも、私がこの講座を受講しようと思った動機です。というのも2019年12月の「タッピングタッチとマインドフルネス」という中川一郎さんが東京で開催した講座で、マインドフルネス瞑想の手順に従って行うより、タッピングタッチを行なった時の方が、簡単に深くマインドフルネス状態になることを実感していたからです。

この2週間オンラインプログラムでは、初回の講座でタッピングタッチについてとセルフケアの方法を2つ学びます。

講座受講者に音声と動画が届くので、それらを活用して1週間セルフケアを実践します。単発の講座だと、この時点で自宅でのセルフケアは「また今度でいいや」となってしまいがちですが、2週間オンラインプログラムは、1週間後に2回目の講座があるのでサボる気持ちにブレーキがかかります。

また毎朝リマインダーメールが届くので、「他の受講者も継続しているだろうなぁ。今日もやろう!」という気持ちが起きます。そして毎日実践すると、今度は自分の変化に驚き、続けてみたい気持ちが湧いてきました。

いいタイミングで2回目の講座です。
1週間セルフケアを実践しての感想やそれぞれの気づきをシェアし合います。
また、知識としてのマインドフルネスを学びます。他の参加者のシェアを聞くことで新たな気づきが起こることもあります。一音さんに質問もできるので、疑問点を解消して新たな気持ちと学びが増えた状態で2週目のセルフケアを始めることができました。

セルフケア2週目では、体と内面の変化が起こっていくのがわかりました。
心と体が連動しているということはもう一般的ですが、タッピングタッチでは心よりもさらに深い部分に気づく、ふれていくように感じました。内面は変化するものではなく、人間(いのち)本来の輝き、やさしさ、穏やかさなどは常に自分の中に存在していた、ということを思い出しました。忙しい現代社会ではそれらを忘れてしまっていたり、防御しないと生きていけない人が多いのだと思います。

そして3回目、最後の講座。
一人で気づくだけではなく、アウトプットすることで確かなものになっていきます。一音さんや他の受講者のフィードバックをいただき、またハッと気づいたり、腑に落ちたりします。初回の講座では緊張した顔が多かった画面が、3回目は柔らかな顔が並ぶ画面に変わっています。2週間それぞれの場所で継続してきたセルフケアを一緒にやる時間も格別です。週に1回2時間を3回ご一緒しただけなのですが、みなさまとお別れするのが名残惜しい。充実のプログラムでした。

基本形のタッピングタッチで「大事にされた感じがしました」「なんか安心しました」などの感想を聞くことが多いですが、セルフケアでは、自分で自分を大切にすることができます。自分の中のやさしさ、安心の部分にふれる時間を持つことができます。 

また基本形のタッピングタッチをさせていただいていて、初めてお会いする方なのに慈しみが湧いてくることがあります。この講座で2週間セルフケアを実践して、自分の体にも、存在そのものにも慈しみの気持ちが湧いてきました。それまで自分の体にていねいにふれたことはなかった。 やさしい言葉をかけてこなかった。それが自然と「ありがとうね」「大好きだよ」とふれていました。

タッピングタッチが初めての方も、タッピングタッチの基本とセルフケアを学ぶことができるプログラムです。

タッピングタッチに慣れ親しんでいる方も、インストラクターさんも参加してみませんか?
新たな気づきが起きるかもしれません。タッピングタッチがもっと好きになるかもしれません。
インストラクションや声かけが変わるかもしれません。

認定インストラクター 吉田朋佳

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