活動レポート(ブログ)

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正解のない介護、自分を取り戻す時間をご一緒に

2024/06/25インストラクターより

タッピングタッチで介護サポートの会の報告とお誘い

タッピングタッチ協会では「介護サポートの会」を数か月に一回の割合で開催しています。 今回はその会の様子をお知らせしたいと思います。
参加者は介護中の人や、介護に興味がある人を中心に集まっています。 タッピングタッチでセルフケアをし、守秘義務を条件に近況を語り合いながら心と体を休める時間を取るのがこの会の目的です。 
介護をしていると一人で悩みを抱え込んだり、多くの異なる意見に翻弄されてしまうこともあります。 どういう介護をしたかったのかさえ訳が分からなくなってしまったり、理想と現実にモヤモヤする事だらけです。 相手が求めている事と自分がしたい事、自分が出来る事を整理して考える時間的余裕もなく、介護という渦に巻き込まれてしまう日々の連続です。 
介護の経験は当然ながら人それぞれ。やり方に正解なんてありません。 
でも確かなことは介護をする人が、自分自身をないがしろにしていてはダメだってことです。 
だからこそ、「自分を大切に」「自分のことだけを考える」そんな時間を作り出すきっかけにこの会がなってくれたらと思います。 実際参加者の様子は時には大笑いしたり、時にはティッシュが必要だったりしながら、何となく心が解放され、スッキリしたお顔になられる人が多いように思います。。 

タッピングタッチで介護サポートの会でセルフケアをしながら自分自身を取り戻しませんか? 
タッピングタッチのやさしいケアによって私たちの心と体は癒され、素朴で大切な気づきが生まれます。より良い関係性を育みます。これからもセルフケアを一緒にして日頃の疲れを癒していきたいと思います。 
参加者お待ちしています。 

介護の会ガイド役:インストラクター佐々木興子 

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次回は7月13日(土)、Zoomアプリを使ってのオンライン開催です。
詳細・お申込みは、Peatixイベントカレンダーをご覧ください。

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タッピングタッチで認知症の周辺症状が改善?

2024/02/15インストラクターより

3人の認知症の患者に病院の看護師が、毎日タッピングタッチをしたところ、周辺症状が改善されたそうです。それを目の当たりにした大学の先生が、学生たちにも学ばせたいと、まずご自分が体験会に参加されました。

対人支援の専門家たちが、現場でタッピングタッチを実践した豊富な事例を紹介している「<ふれる>で拓くケア タッピングタッチ」(2022年10月発売)を読んで、タッピングタッチの体験会に参加される方が増えています。この本は専門家はもちろん、個人、家族、コミュニティの健康に役立つと一般の方にも読まれています。

この本には、イラストと文章によるタッピングタッチの紹介と、QRコードで読み取る音声ガイダンスも収録されています。開発者の中川一郎のインストラクションと、癒されると好評の音楽を聞きながら、ご自分でエクササイズを実践することもできます。
音声ガイダンスが5つも入っていてお得ですよ!

書籍・CDの購入はこちらからどうぞ => 「ねこ足ショップ」
『〈ふれる〉で拓くケア タッピングタッチ』→ 現在送料無料でお届けしています。
サイン本も発送できます。

毎月、兵庫の会場とzoomで参加できる体験会を開催している「ほっこり会」の1月の報告です。
看護や介護に関心のある方もぜひお読みください。

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タッピングタッチを楽しむ集い「ほっこり会」(第49回)1月25日(木)報告です。
参加者は合計5名(会場4名とZoomで参加1名)でした。

今回ZOOMで参加してくださったのは大学の精神看護の先生でした。
体験は初めてだそうです。タッピングタッチの本をお読みになって参加してくださいました。病院の看護師さんの中にタッピングタッチをされている方がいて、3人の認知症の患者さんに毎日タッピングタッチをしてみたところ、周辺症状が改善されたそうです。大学の学生さんにもぜひ取り入れてみたいとのことで今回ご参加くださいました。
ガイドは井上さん。全員でセルフタッピングをしました。

以下感想です。
・普段緊張して過ごしていますが、このほっこり会でのタッピングタッチの時間が緊張をほぐす時間になっています。
・忙しい日々を過ごしていますが、タッピングタッチで頭がほぐれ、体のこわばりもほぐれました。
・お友達グループに体験会をしてきました。行ってみたら8人もいて、しかもタッピングタッチが全員初めての方でした。すべてのバージョンをレクチャーしてきたので大変でした。
・タッピングタッチは自分自身にふれて、ケアしてあげる時間になっています。大事な時間です。
・初めてで、やり方を見ながらなのでリラックスできるのかなと思いましたが、終わってみたらリラックスできていました。本を読んだだけではわからないことも、実際体験してみてよくわかりました。
 
以上です。

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老人福祉施設連盟での研修会~ふれるで拓く 言葉に頼らないケア~

2023/11/15インストラクターより

 特別養護老人ホームに勤務されているインストラクターの鈴木貴子さんが、大阪市老人福祉施設連盟主催の研修会で「タッピングタッチ研修会~ふれるで拓く 言葉に頼らないケア~」の講師を務めました。
大阪市老人福祉施設連盟のブログでも紹介されています。
https://sirouren.blogspot.com/2023/09/blog-post_22.html

 昨年度は、同連盟主催の「ふれあう手」をテーマにした特別養護老人ホームの看護職員を対象にしたシリーズ研修で基礎講座Aをされました。昨年度の研修のご報告はこちら
どちらも、タッピングタッチにぴったりのテーマですね。

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 9月15日(金)の午後、大阪市老人福祉施設連盟が主催された研修会で、タッピングタッチ基礎講座Aをしましたので報告します。

 昨年度も、同連盟が主催された特別養護老人ホームの看護職員を対象にしたシリーズ研修の1コマとして基礎講座Aをさせていただいたのですが、今回は対象を幅広く企画をしてくださり、26名(オブザーバーと事務局の方含む)参加されました。ほとんどが、特養やグループホームの介護職の方でした。
参加者の人数も多かったため、当日は、インストラクターの澤田淑子さん、松岡俊子さん、上泰子さんにサポートしていただきました。

 私は今、勤務先の特別養護老人ホームで、日常的にタッピングタッチの「ケアタッピング」をご入居者の方にさせていただいているので、基礎講座Aの内容を体験していたただいた後、そのお話も少しさせていただきました。  

 参加者の方からいただいた感想をご紹介します。
どんなことをするのだろうと思っていましたが、優しいタッチで、必要なものは手だけでした。どこでも、覚えれば簡単に実践できるということがわかりました。」
実際に体験して癒し効果が得られました。」
相手をケアするだけではなく、自分をケアすることができました。体験しながら自分もリラックスできました。」
「する側、される側の体験ができて楽しかったです。」などの言葉をいただきました。 

 帰り際、「さっそくやってみよ~!」と楽しそうにお話されていた方もあったそうです。職員の皆さんも元気になって、ご利用者の方々と良い時間が分かち合えるように、そんなお手伝いがこれからもできればいいなぁと思っています。

インストラクター 鈴木貴子

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介護施設でも、ご家庭での介護でもタッピングタッチの活用が広がっています。介護が必要な方にケアタッピングをしてあげることもできます。介護者同士で(職場や介護家族の交流会などで)ペアでタッピングタッチをすることもできます。
タッピングタッチの「やってもらっても、やってあげても癒される」のは不思議ですね〜。ご自分でご自分にふれるセルフタッピングもおすすめです。

タッピングタッチ協会では、インストラクター対象ではありますが、「TTで介護サポートの会」を3か月に1度ほどzoomで行なっています。正解のない介護の悩みや迷いを共有し、一緒にタッピングタッチを活用しながら、相手も自分も尊重する介護をしていきたいですね。

次回の予定は11月18日(土)10時~12時です。
peatixから詳細をご確認いただき、お申し込みください。
オンラインですが、一緒にタッピングタッチのセルフケアをしてホッとする時間をもちましょう。

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オレンジカフェ定例会でタッピングタッチ

2023/05/23インストラクターより

山梨県のインストラクターである吉川美知子さんから、活動報告が届きました。インターネットやメールがとっても苦手で・・・と、いつも電話や郵送でのやり取り。今回は写真のコピーと活動チラシを送ってくれました。

コロナ禍で活動が難しいですよね、と言われていましたが、そんな中でもオレンジカフェを開催され、そこでセルフタッピングをされてきたようです。タッピングタッチは基本形でないと、と思っていましたが、もう大好評で毎回やっているんです、と吉川さん自身もその良さを痛感した、とのこと。

 

郵送物をスキャンしたので鮮明ではありませんが、丁寧にセルフタッピングをされている様子が分かります。看護学生が一緒に参加してにぎやかだったり、引っ越されていく方に最後だからとデモの相手をしてもらって、丁寧に背中をタッピングしたりしたそうです。

広く広報するわけでもないし、参加者も限られたレギュラーさんですが、タッピングタッチは手が届く人との間で効果を発揮するもの。なかなか見えない全国各地での持続している活動が、ちゃんとここにありますよ、やっていますよ、と見せてもらった感じで心が温かくなりました(^^)!

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ふれあう「手」に注目 五感を通したふれあいのコミュニケーションとは?

2023/01/19インストラクターより

ふれあう「手」に注目し、「手を通したコミュニケーション」五感を通したふれあいのコミュニケーションとは?
 
大阪市老人福祉施設連盟主催の年間学習会の2022年度のテーマだそうです。
この学習会の第3回で「言葉でのコミュニケーションが難しくなった方へのケア~タッピングタッチを通して」として、タッピングタッチの研修を行ったインストラクター鈴木貴子さんの報告です。
 
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大阪市内の特別養護老人ホーム等が加盟する大阪市老人福祉施設連盟主催の「特別養護老人ホーム看護師学習会」でタッピングタッチの研修機会をいただきました。
この学習会は年間を通した企画になっており、今年度のテーマが【ふれあう「手」に注目し、「手を通したコミュニケーション」五感を通したふれあいのコミュニケーションとは?】というものでした。
私は8月30日に行われた3回目の学習会で「言葉でのコミュニケーションが難しくなった方へのケア~タッピングタッチを通して」として、基礎講座Aの内容と、所属先で実施しているケアについて事例を通じてご紹介しました。
コロナ感染対策に奔走されている現場職員の方々が、その合間をぬって参加してくださる、それもこの時期に「ふれる」というテーマの大切さを学ぼうとされている…。凄いことだと思いました。そのお手伝いができることがとてもありがたいなぁと感じながら準備しました。
当日は、事務局の方も一緒に参加してくださり7名受講されました。
終了後にいただいた感想をご紹介します。
*タッピングタッチの方法を一から始めて学んだので、入居者さんに実践してみたいと思いました。
*難しくなく、簡単で、誰でもできるコミュニケーションだと思いました。
*やはりコミュニケーションは言葉だけではないということ。
*力を入れなくても癒し効果があるのだと思いました。
*手の力がちょうどいいのか不安だったけど、実践して慣れていきたいです。
*現場で実践できそう。
 
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大阪市老人福祉施設連盟のブログでも紹介されています。
当日の研修内容や様子が伝わってきます。
大阪市老人福祉施設連盟事務局の方のご感想も読めますよ。

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