活動レポート(ブログ)

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「家庭の防災ハンドブック おうちで、みんなで、ふだんのくらしに+1」に掲載されました

2017/10/19お知らせ

『一般社団法人 コミュニティ・4・チルドレン 宮城事務局』作成、
「家庭の防災ハンドブック おうちで、みんなで、ふだんのくらしに+1」にタッピングタッチが掲載されました。

   

「家庭の防災ハンドブック おうちで、みんなで、ふだんのくらしに+1」とは…

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『生活力を高めること=防災力を高めること』をテーマに、主に4歳〜8歳程度のお子さんと保護者のかたに向けて、クイズや工作や料理などを通じて、ふだんのくらしに+1の気持ちで楽しく自然と防災力が身につくよう目指した、ということです。

一般社団法人 コミュニティ・4・チルドレン

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熊本市益城町でボランティア

2017/03/09インストラクターより

 2月27,28日の2日間、中川一郎さんのボランティアに参加しました。私にとって被災地でのボランティアは初めての体験でした。
 
 1日目10日ほど前に福岡の(インストラクターの)石田さんとボランティア達が行ったと同じ、「広場とんとん」で6組の親子(1~4歳児)と行いました。母親同士の基本型の後、「子供の世話と被災生活の中やってもらってとても癒された時間でした」という声を聞きました。
 2日目は仮設住宅の5組の方々と行いました。

 鎌田実さんのことば「1%の力を誰かのために」と思い参加しましたが、被災の現場を見て、自分の周りにも広げる必要性を感じました。                 (岐阜県 川本)

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横浜市旭区社協だよりに取り上げられました。

2016/10/25災害・地域支援

旭区社協だより 「あさひ いきいき宣言」

特集 東日本大震災、あれから5年 ・・・ 
平成28年3月1日発行

東日本大震災から5年目の今年3月、被災地支援を続けるボランティアのひとりとして、認定インストラクターの中田利恵さんのインタビューが横浜市旭区の社協だよりに掲載されました。 

「タッピングタッチは、何も難しいことはなく誰もができるもの。
ぜひ皆さんもタッピングタッチを心の救急箱に入れておいていただきたいと思います。 」(記事本文より抜粋)

これは今年の春に発行されたものですが、最近一部が手に入りましたので、紹介させてもらいます。5月に熊本、そしてこの10月には鳥取で地震が起きました。子どもも大人も不安が高まるときに、タッピングタッチは、何も道具がいらず、誰でもすぐに使え役立ちます。

11月24日には熊本市で基礎講座が開催されます!

タッピングタッチの講座は、全国各地で開催されています。
日時場所など詳細は、イベントカレンダーをご覧ください。 

 

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11月に熊本市で基礎講座開催

2016/10/20災害・地域支援

5月の地震被災支援で、熊本のいくつかの学校や避難所でタッピングタッチを紹介してきましたが、その活動を知った生協の方から講座の依頼がありました。

まだまだ余震があったりして、特に子どもたちの不安が収まっていないのが現状の
ようです。生協主催ですが、組合員以外の方も受講できますので、被災関係だけでなく
日頃の子育てに役立つタッピングタッチを学んでみませんか?

講師は中川一郎さんです。11月23日から熊本入りしますので、熊本で何かお手伝いできることがあればご遠慮なく協会(info@tappingtouch.org  TEL:059-328-5350)までご連絡ください。 

子育て講演会 2016年11月24日(木)
午前は(10時〜12時まで)未就学児の親子対象 定員30組
午後は(13時〜15時まで)大人のみ対象 定員 30人
講師:中川一郎
場所:西部公民館 A会議室
参加費無料(締切11月12日(土)
主催・申込み: 県中西地域本部 組合員事務局 
096-324-8224 グリーンコープ生協くまもと 県央西地域本部 福祉活動委員会

チラシと申込み書は以下をクリック
グリーンコープ生協くまもと タッピングタッチ講座 201611月24日 

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柏崎での震災被害者支援

2007/08/09災害・地域支援

暑中お見舞い申し上げます。 みなさまいかがお過ごしですか?

先日、柏崎から帰ってきましたので、タッピングタッチによる災害支援について、少しだけ報告させていただきます。前回、能登で震災があったときは、何度も連絡をとりはしたものの、なかなか窓口が見つからず行けずじまいになっていました。そうこうしているうちに、柏崎を震源とした大地震がおこってしまったわけですが、今回はタッピングタッチの繋がりで現地との連携ができました。

具体的には、柏崎厚生病院の結城先生(精神科医)がタッピングタッチに関心をもたれていることを、九州の福地周子さん(臨床心理士)から知らせてもらいました。それでさっそく、柏崎へ災害支援に行く予定をしていることを連絡したら、色々なところへ問い合わせてくださいました。その中でも、特に柏崎市の元気館の吉田さんが積極的にサポートしてくださることになり、幾つかの避難所と保育園へタッピングタッチを紹介しに行くことができました。

柏崎では、地震が起こってから2週間くらいでしたが、復旧もまだまだこれからで、避難所にも沢山の人たちが生活されていました。避難所での生活を避けて、震災で危なくなっている家で暮らしている人たちも沢山おられるとのことでした。ほか、震災後、さまざまなストレス症状があり、怖くて家を出られないような人たちなど、たくさんの支援の必要性を感じました。

ある5歳の子どもは、家の人が出かけて7歳の姉と一緒にいるときに震災にあいました。その後、何日にもわたって吐いてしまい、つい数日前までほとんど食べ物がとおらない状態でした。元気館の吉田さんの依頼で家を訪れ、アセスメント用紙に書き込んでもらうと、子どもだけでなく、母親も祖母も同じようにトラウマを受け、強いストレス反応を示していました。その後、お互いタッピングタッチをしてもらったのですが、みなさんだいぶ楽になられたことが顔の表情からもアセスメントからもよくわかりました。

避難所では、新潟市から駆けつけてくださった細井修平さんと、一緒にタッピングタッチを紹介させていただきました。もう3年ほど前になりますが、新潟の中越地震での支援に出かけた時も、細井さんは仕事を3日も休んでサポートに来てくださいました。今回、二人で暑い中を歩いての移動も結構ありましたが、気の知れた仲間と一緒に活動しているという満足感や安心感があり、とてもありがたかったです。

気持ちを閉ざしたり、まったく興味を示さない方々もおられましたが、試してくださった方々からはよい反応やコメントをいただきました。こんなにゆっくりでソフトなのにマッサージよりもよっぽど効く、というコメントもよくありました。ある人は、病院で透析を受けている最中に地震がおこってしまい、とても怖いめにあわれたのですが、タッピングタッチをし終わって、なんだかとても気持ちが楽になったとのことでした。ストレス反応で硬くなっている心身がほぐれるのを感じられたのでしょう。

あるご老人は、タッピングタッチをし合ってみて、お互いをかまいあうことの大切さを身にしみて感じると言われました。そして、「人」という字がお互いを支えあうことを示しているが、そのことの意味が本当によく分かりました、と深く感謝してくださって、なんともありがたかったです。ぼくたちが長くかかって分かってきた一番大切なところを、一回の体験で直感的に感じとられたのには、さすが長く深い人生体験と今回の試練があるのだな〜と感心しました。

2つの保育園へも行くことができました。みんなで調子よくタッピングタッチをしていると、近くのグラウンドに爆音をさせながら2台の自衛隊のヘリコプターが着陸したり、いろいろとハプニングもありましたが、とても楽しくよい体験でした。これまでも感じてきたのですが、タッピングタッチには、猫、ゾウ、サルといくつもの動物にちなんだタッチの名前がでてきますよね。それで、そのことを強調して子ども達にしてもらうと、これはまさに子ども達の為に作られているんではないかと思うほど、彼らの普段しているお遊戯にフィットするんです。うまくビデオ撮りすることができたので、近く編集して研修や講演で紹介したいと思っています。唱歌を歌いながらかわいい子ども達がし合っている姿は最高です。お楽しみに!

最後に、結城先生が働いておられる柏崎厚生病院に精神障害者の社会復帰施設があります。この病院に通う人たちも家をなくされたり、いろいろと怖い体験をした人たちも多いようでしたが、スタッフを交えて、約50人くらいの方たちと一緒にタッピングタッチをすることができました。これまで、触れることによる性的な反応や副作用などの心配などから、このような施設での利用や紹介を避けてきたのですが、今回、思いがけない形で実現しました。精神科医やケアのスタッフの方々と一緒に体験することができたので、とても安心していられたことも良かったです。チェックリストも使ってタッピングタッチの効果をみましたが、たいへん良い経験だったかたが多く、震災からくるトラウマの軽減など、とてもよい反応がみられました

これから、ぼちぼち避難所の人たちも少なくなり、仮設住宅へ移る人たちも増えてくるようですが、こころのケアやサポートはこれからが本番と言えると思います。できれば、もうしばらくして再び訪れたいと思っています。柏崎の状況がある程度わかり、連絡先もできましたので、次回はもっとしっかりとサポートできるのではないか
と思っています。

今回の支援は、三重大学の災害支援チームの一環でもありましたが、タッピングタッチの会員のみなさまのサポートがあってこそ可能になりました。ありがとうございました。次回の予定はまだきまっていませんが、ご一緒しませんか?とても意味のある体験になると思います。
                        中川いちろう  2007年8月8日

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