活動レポート(ブログ)

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すべての人に活用できるケアタッピング

2023/06/13インストラクターより

 ケアタッピングという言葉から、どのような方が対象のケアだと想像されますか?病気療養中の方、介護が必要な方にしてあげるものと思う方が多いのではないでしょうか。もちろんそのような方たちにもすることができる方法です。でも、ケアが必要なのは私たちすべての人です。
多くの方が利用・活用しやすいように基礎講座C(ケアタッピング)も時代と共に進化しています。

 5月東京で基礎講座A・インストラクター研修Aの翌日に、基礎講座C・インストラクター研修Cが行われました。以前は和室で横になっての実習でしたが、今回はベッドに見立てた机の上に横になった方へのデモンストレーションと、机にうつ伏せになった形での実習でした。
和室で布団の生活スタイルから、病院はもちろんご自宅でもベッドを利用している方がほとんどになってきています。療養中、介護中の方へのケアはもちろん、「朝なかなか起き上がることができない家族や、夜寝付けない大きくなった子どもなどにもほどよい距離で寄り添いやすい。参考になりました。」と好評でした。

机を使ってのケアタッピングをする・してもらうの実習では、基礎講座Aで学ぶ基本型のタッピングタッチとの違いなどの感想を述べる方も多かったです。ケアタッピングを学ぶ、体験する基礎講座Cを多くの方に受講してほしいと思いました。また、横にならないので職場やリビングでもやりやすいなどの声もありました。

 午後のインストラクター研修は、さらに深い気づきを共有する場となりました。またインストラクターの個人としての体験や、講座・体験会での実践などで感じていることのシェア、確認したいことの質問に中川一郎さんから丁寧にレクチャーやフィードバックがあり、進化・成長するタッピングタッチについて、みんな学びを新たにしていました。「コロナ禍で始められなかったけれど活動を始めたい」「今後の活動に活かしていきたい」「協力・交流していこうね」とインストラクターの絆も深まりました。

 膝などが悪く和室での講座の受講が難しい方や、人前で横になることに抵抗がある方も気軽に参加できるスタイルの基礎講座Cでした。また温かく、やさしく、静かな場でした。
ぜひケアタッピングの経験が初めての方にも、インストラクターのみなさんにも受けてほしい講座・研修だと思います。

成長するタッピングタッチ

2023/06/13インストラクターより

 協会主催の基礎講座A・Cと、インストラクター研修A・Cが、5月東京で久しぶりに開催されました。

 「この3年間ずっと緊張していました。」「コロナ禍以降、初めて東京に出てきました。」「慣れない電車やバスに乗り緊張しています。」と講座の始まりは緊張度が高い方が多くいました。タッピングタッチのセルフケアの1つである『腕だけ散歩5ステップ』でゆっくりした呼吸をし、みんなで体を動かしたことで、その方達も緊張やストレスが和らぎました。(アセスメント用紙を使い、ケアの前と後の自分の状態を数値や言葉で把握しました。)
また、ペアでする基本のタッピングタッチをするのが3年ぶりという方がほとんどでした。相手の方の手の温かさを感じたり、タッピングタッチのリズムの心地よさ、誰かにしてもらう気持ちよさを皆さんあらためて感じていました。

ステイホームやソーシャルディスタンスを余儀なくされ、対面や基本のタッピングタッチをすることが叶わなかったこの3年間で、タッピングタッチのセルフケアが進化し活用する方も増えました。
(基礎講座Aを受講していなくても、基礎講座Bから受講することが可能となりました。オンラインなどでのセルフケア体験会も複数のフレンドシップで継続されています。)
「元々基礎講座Aで学ぶ基本形が好きでした。この3年間で、腕だけ散歩が5ステップになったり、ネコの足ふみバージョンが加わりセルフケアも好きになりました。そして今日、A講座を数年ぶりに再受講してタッピングタッチの相互ケアとセルフケア、それぞれの良さをあらためて体感しました。」と話す方もいました。

 講座・研修は学びの場だけでなく、交流の場でもありました。インストラクター認定直後にコロナ禍となり、活動ができなかった同期たちが近況や思いを共有し、今後の活力を得ていました。またインストラクター養成講座を受けた時期も年齢もまちまちの先輩後輩が、同じ県ということで親睦を深めていました。

 タッピングタッチは長年たくさんの人によって使われることにより、また社会の移り変わりとともに成長しています。基礎講座Aも本質は変わっていませんが、「癒し」という言葉や「気づき・マインドフルネス」のスライドなどが追加されています。(昨年出版された「<ふれる>で拓くケア タッピングタッチ」に進化・成長したことが詳しく書かれています。)すでに、インストラクター研修Aを受講済みのインストラクターさんもぜひ再受講をお勧めします。なにより対面でのふれあい・交流は格別です。

8月にはワークショップ形式の全国大会もあります。
現地で(オンラインで)素敵な時間・体験を共有しましょう♪

ゆだねられる人がいる、場があるっていいですね

2023/06/06インストラクターより

毎月第3土曜日夜にTTフレンドシップ in OSAKAが開催している『みんなでZoomでセルフTT』の会の報告が今月も届きました。インストラクターのガイドの言葉にゆだね、その場のエネルギーにゆだね、安心の時間を過ごされたようです。
 
あべのハルカス近鉄百貨店「縁活」プロジェクトでリアル体験会も開催されました!
たくさんのふれあいや交流、そしてそれぞれの気づきの場ともなるTTフレンドシップの輪が広がっています。
充実した体験会のレポートはこちらをお読みください。
6月には、あべのハルカスで基礎講座Aが開催されます。詳細は、イベントカレンダーをご覧ください。
 
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【5月のご報告】5/20㈯21:30~22:00
・参加者:13名(世話人6名含)
・ガイド係:松岡さん、進行&音楽:鈴木さん
 
※ガイドの松岡さんは、一音さんのガイドをベースにしながらも、自分らしいガイド(声掛けetc.)を考えられていて、松岡さんらしいシンプルなガイドとなり、それが松岡さんたる所以というのか、松岡さんの魅力なのでしょうね。
毎回ガイドが変わりますが、各ガイドのそれぞれの魅力があり、とても楽しみ&勉強になっています。
 
<アンケートから感想をご紹介します>
・ゆったり、しっかりセルフケアが出来た心地よい時間でした。
・皆様のお顔を拝見して、ホッとしました。
・落ち着いた声ですぐに眠くなり、涙涙でした。シンプルで飾らない感じが、とっても素敵なガイドでした。音楽の音量もちょうどよかったです。
・星空の下、散歩、タッピングができた感覚でした。自然を感じられるって良いですね。次回は、ライトダウンして参加しようと思います。
・腕だけ散歩の時からあくびが出て、体が和らいで行くことが感じられ、ぐっすり眠れました。皆さんと一緒にする安心感はやっぱり良いです。
・今日は途中から何も考えず、安心してガイドに全てゆだねている自分に気づきました。ゆだねると、いつもよりさらに心身ともにほぐれる感じがしました。ゆだねられる人や場があるって、やっぱりいいですよね。シンプルで松岡さんらしいガイドでよかったです。
・今日は最初から最後まであくびばかりでした。あべのハルカスでお会いした方達がそばでタッピングタッチをしているような不思議な感じでした。
・今日のセルフTTをして、知らないうちに頭から疲れているなあーと感じました。癒されましたぁ〜。
・集中して参加できました。ガイドがとても自然で、言葉は多くないのに、時折いいタイミングで、ふっと力の抜けるようなことを言ってくれたりして、とても良かったです。
 
ガイド係から・・・ガイド役はいつもプレッシャーですが、終えると、皆さんの笑顔に癒され〜幸せをもらえる特典があります!^_^
自分以上にはなれないので、楽しむしかないと開き直り始めました。皆さんこれからもどうぞよろしくお願いいたします
 
世話人 澤田

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「ほっこり会」が祝40回

2023/05/25インストラクターより

ほっこり会 毎月兵庫県三田市で開催されている、タッピングタッチを楽しむ集い「ほっこり会」が、4月に40回目を迎えました。おめでとうございます!
地元のコミュニティセンターで毎月開催され、現在はオンラインの参加者も一緒にタッピングタッチをしている素敵な会です。
毎月継続して行われているタッピングタッチの体験、そして交流が「ほっこり」と日々の活力につながっているのを感じます。

今回は、4月にTTフレンドシップ大阪のインストラクターと一緒に行なった「縁活」での体験会の感想や気づきのシェアもありました。「縁活」の体験会について、TTフレンドシップ大阪のインストラクターからも報告が届いています。”あべのハルカス「縁活」で素敵な化学反応”もぜひお読みください。

みなさんも地元のTTフレンドシップに参加しませんか?
オンラインの会もありますよ!

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タッピングタッチを楽しむ集い「ほつこり会」(第40回)427日(木曜日)の報告です。

新年度が始まり、スクールカウンセラーとして高校生にタッピングタッチについて話す機会が増えた方の近況や、あべのハルカス近鉄百貨店の「縁活」でのタッピングタッチ体験会にボランティアとして参加した方の報告などがありました。

あべのハルカスの「縁活」に参加したインストラクターは、「タッピングタッチを知っている方もいらっしゃいましたが、百貨店へのお買い物のついでに寄った着物姿の方、車いすの方、障がいのある方などもいらっしゃり生きた勉強が出来てとても良かったです。これからもいろいろな方面でボランティア活動をしたいと思います。」と話してくれました。
外部でのタッピングタッチの活動が活発になり、報告からも生き生きとした感じが伝わってきました。

インストラクターが考えた「五感の準備体操」をしてから、タッピングタッチのセルフケアである「5ステップ腕だけ散歩」と「セルフタッピング」をしました。
忙しくなり、疲れているという方もいましたが、みなさん身体がほぐれ、そして緩んでいる状態の気持ち良さを味わっている感じがしました。

 

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オレンジカフェ定例会でタッピングタッチ

2023/05/23インストラクターより

山梨県のインストラクターである吉川美知子さんから、活動報告が届きました。インターネットやメールがとっても苦手で・・・と、いつも電話や郵送でのやり取り。今回は写真のコピーと活動チラシを送ってくれました。

コロナ禍で活動が難しいですよね、と言われていましたが、そんな中でもオレンジカフェを開催され、そこでセルフタッピングをされてきたようです。タッピングタッチは基本形でないと、と思っていましたが、もう大好評で毎回やっているんです、と吉川さん自身もその良さを痛感した、とのこと。

 

郵送物をスキャンしたので鮮明ではありませんが、丁寧にセルフタッピングをされている様子が分かります。看護学生が一緒に参加してにぎやかだったり、引っ越されていく方に最後だからとデモの相手をしてもらって、丁寧に背中をタッピングしたりしたそうです。

広く広報するわけでもないし、参加者も限られたレギュラーさんですが、タッピングタッチは手が届く人との間で効果を発揮するもの。なかなか見えない全国各地での持続している活動が、ちゃんとここにありますよ、やっていますよ、と見せてもらった感じで心が温かくなりました(^^)!

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