皆さんは、「リボンズハウス」をご存じですか?
がん患者さんやご家族が、治療を続けながら「自分らしく、少しでも快適に」過ごせるようサポートしてくれる場所で、全国のがんセンターなどを中心に設置されています。三重大学医学部附属病院では外来棟1階にあり、患者さんに限らず、どなたでも気軽に立ち寄れる場所となっています。館内では、専門書籍の貸し出しやウィッグの展示のほか、アロマやヨガ、そして「タッピングタッチ教室」といった心身を整えるイベントも定期的に開催されています。
三重大学医学部付属病院リボンズハウス「タッピングタッチ教室」のあゆみ
リボンズハウスでの「タッピングタッチ教室」は、約12年前に病院の臨床心理士だった中西健二さんの依頼を受け、開発者の中川一郎さんと共にスタートしました。中西さんはインストラクターでもあり、中川一郎編著『〈ふれる〉で拓くケア タッピングタッチ』(2022年刊)の中で、「医療・病院における実践」の章を執筆しています。
その後、県内インストラクターの鈴木妙子さんが長年活動を支えてくれていましたが、1年ほど前に担当を離れました。その後病院の臨床心理士だったインストラクターの近藤麻衣さんがしばらく担当してくれました。
そして昨年11月からは中川一郎さんと県内インストラクターの4名体制で、毎月開催を再開しています。
それでは、中川一郎さんより届いた1月の活動レポートをお読みください。
また、記事の最後では、全国から参加できるオンラインでのサポートについてもご案内しています。
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リボンズハウス@三重大学医学部付属病院でのタッピングタッチに関するミニレポート(中川一郎:2026年1月29日)
2026年1月28日は、リボンズハウスでのタッピングタッチ教室を月1で再開して、3度目の教室でした。4名のチームで取り組んでいますが、今回は、稲垣さんと樋口さんがお休みで、草川さんと二人でおこないました。4名のチームなので、ぼくが前回、風邪でやすんだように、無理なく柔軟に関われることがありがたいです。

今回の参加者は、女性3名で、その中の一人は、11月に参加されたリピーターの方でした。とても熱心な方で、すでに本やCDも買って勉強しておられました。他の一人は、帰るときに『〈ふれる〉で拓くケア タッピングタッチ』をリボンズハウスの図書から借りていかれました。みなさん、病気したり治療を受けたりしておられるだけに、とても熱心です。
今回も、腕だけ散歩5ステップをしてから、少しタッピングタッチのことを説明し、それから基本形のデモと実習をしました。今回は落ちついて、いい感じで話したりガイドしたりできました。
そして、まだ参加者は少ないですが、やはり多くの人たちがサポートを必要としているのを感じました。会ってお話を聴くことで、病気や治療による気持ちのストレスも高く、副交感神経を優位にし、安心感や落ちつきをとり戻すことの大切さを強く感じました。
大切な実践の場ですし、ぼく自身、上手く日程を調整しながら、チームメンバーの一人として、できるだけ参加していこうと思っています。他の地域や施設でも、似たような試みをしていけるように、実践とノウハウを積んでいきたいです。
これまでも、タッピングタッチの本をタッピングタッチ協会から寄付してきましたが、今回は、「タッピングタッチ癒しの森」CDと新しいパンフレットを寄付してきました。次の2月25日が楽しみです♬
【全国から参加OK】オンライン・TTサポートグループのご案内
リボンズハウスなどへ足を運ぶのが難しい方や、遠方の方も参加できるオンラインでのサポートも2月より始まりました!
日時: 第2水曜日 10:00~11:30
対象: 病気や障害がある方、そのご家族、ご友人など
内容: タッピングタッチを通したケアと心のサポート
ファシリテーター:中川一郎(タッピングタッチ開発者、心理学博士、臨床心理士、公認心理師)
三重大学リボンズハウスでの対面での教室と、全国どこからでも繋がれるオンライン。
どちらも「一人で抱え込まず、少しでも心が軽くなるように」との願いで活動しています。
日程や詳細は、イベントカレンダーをご確認ください。=>イベントカレンダー