兵庫県の会場とオンラインで同時開催している「タッピングタッチを楽しむ集い ほっこり会」は、10月に70回を迎えました。2025年後半からは土曜日に開催し、地元の方やご家族の参加も増えています。
「ほっこり会」で力を蓄えたメンバーは、2年ほど前から学校や地域の集まり、震災の影響を受けた方々の交流会など、それぞれの身近な場でタッピングタッチを伝える活動を始めました。小さな体験会から、100名を超える敬老会でのイベントまで、さまざまな場で「気持ちがほっとした」「家族にもやってみたい」といった感想をいただきながら、タッピングタッチの輪を広げています。
ほっこり会の開催日程は、協会ホームページのイベントカレンダーをご確認ください。タッピングタッチが初めての方も、ウェルカムです!
********************
★タッピングタッチを楽しむ集い「ほっこり会」第70回報告
10月25日(土)開催、オンライン参加1名、会場参加4名の計5名で行いました。
最初に「腕だけ散歩」をして体をほぐし、次にセルフタッピングを行い、感想をシェアしました。
・身体を動かす「腕だけ散歩」のあとにセルフタッピングをすると、より体がほぐれてあたたまり、ほっこりしました。
・月に1度の坐禅会で、タッピングタッチの体験会をしてもらっています。実際にふれてケアし合うことを、坐禅会のときに教えてもらっています。今日はオンラインでも、ひとりでもできるセルフタッピングを教えてもらえました。どちらもいいですね。
・井上さんのガイドで、ゆったりとできました。
・先月は参加できなかったので、久しぶりの気分です。気持ちよかったです。
今回は、ほっこり会立ち上げのメンバーで、スクールカウンセラーの角田さんの活動についてお聞きしました。来週、小学4年生の3クラスで、タッピングタッチを教えるそうです。
大人の私たちも、小学校の授業の内容を見せていただきながら、基本形を行いました。
子どもたちにもわかりやすいように手順には「ネコの足ふみ」「コアラの木登り」「ゾウの鼻」など、楽しい名前がつけられています。
この日ガイドさんが「コアラの足ふみ」と言い間違えてしまい、大笑い。
「ゾウの足ふみとか、言ってしまったら大変だよね!」などと、思わぬ盛り上がりになりました。笑いもありながら、最後まで、ゆったり、まったりと、タッピングタッチを楽しみました。
メンバーそれぞれが、さまざまな場所で種まきをしている、最近のほっこり会です。
遠藤さつき(認定インストラクター)

★タッピングタッチを楽しむ集い「ほっこり会」第71回報告
11月22日(土)開催、参加者は会場参加4名、Zoom参加1名、合計5名でした。
最初に参加者がタッピングタッチに関する近況をシェアしあいました。
・デイサービス施設でタッピングタッチを紹介していますが、長年続けているプログラム(歌やストレッチ)があり、新しい試みを取り入れてもらうには時間がかかりそうです。
・ポスターを貼ったり、地域のイベントでタッピングタッチ体験会をかさねることで、コミュニティセンターなどでのタッピングタッチへの反応も変わってきていると思います。
・小学校でタッピングタッチの授業を続けています。去年と比べて反応の違いが感じられます。
・座禅会でタッピングタッチを指導してもらっている経験や、自身で指導した際の気づきもあります。他の座禅会にも広げていきたいです。
・他の地区のインストラクターと協力できれば、さらに活動を広げていけるのではと思っているところです。
その後、遠藤さんのガイドで「腕だけ散歩5ステップ」、堺のガイドでセルフタッピングを行いました。
そこで、Zoom参加の方が退場。会場では、角田さんのガイドで基本型をしました。
感想(セルフタッピング&基本形)
・タッピングタッチを行う時、Zoomで参加していてもガイドの内容やその人柄が伝わると感じました。座禅会もほっこり会のように、会場とZoom両方で行いたいと思っています。タッピングタッチの指導も、会場とZoomでお願いしたいです。
・タッピングタッチは、たまにしかできていませんが、緊張がほぐれてリラックスできました。体が固くなっているのがほぐれた感じがします。
終了後、セルフタッピングのガイドの仕方をインストラクターで見直しました。
説明の後に適当な間を取らず、急ぎすぎていることに気づきました。少し間を置き、タイミング良くガイドすることが大切だと感じました。
堺末廣(認定インストラクター)