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しばりから解放してくれるタッピングタッチ

2022/05/03協会より

5月1日にタッピングタッチの集いがオンライン開催されました。連休スタートで、参加は少なかったけれど、濃密な?時間がもてました~

終了後のアンケートの中に、「改めてタッピングタッチで深いリラックスができることや笑顔になれることや穏やかな気持ちになれることを感じて素晴らしいなぁと思いました。」「シェアの時間では社会情勢に興味関心を持って、自分に出来ることはなにかと、普段あまり話題にのぼらないようなことですが、意見交換されているのをうかがって、深い話もしっかり出来る良いグループだなと思いました。」という声がありました。

この「TTによる深いリラックスと穏やかな気持ち」という言葉と、「社会情勢を見て自分に出来ることは何か」という言葉に、タッピングタッチの力としての「エンパワメント」を感じています。

タッピングタッチを継続実践していくと(セルフでもお互いにでも)、色々な縛りから解放されて、自然に思いを共有でき、前向きな考えになり、本来もっている力を発揮できるようになってくるように思います。タッピングタッチを実践している人が集まると、現実から目をそらさない、無理なく、そして楽しく話しができるようになっているように思います。

今回の集いでは、「定年という線を引きそれ以上は『高齢者雇用』として捉えられる」、「老人という線を引き、たとえば一律に赤ちゃん言葉的な話し方をする介護従事者の方がいる」、「コロナ禍の中で、リアルな父母会はないのが当然になり、何でもLINEで事前調整するという不文律みたいなものが出来上がり、LINEを読んだり書いたり絵文字入れたり誤解や齟齬が生じたりで、疲れてしまう。」、「3.11による放射線の影響はなかったことにするような動き」など、社会情勢の中での素直な疑問や感じていることの話しがでました。

その中で、宮城県に住んでいた方が、「あの3.11の後の1年間、本当に毎日緊張していた。あの頃にタッピングタッチを知っていたら・・・」と話されました。どれほどの事が被災地で起きていたのか、お母さんたちが必死で活動していた、そのまとめが冊子になったことも聞きました。下記から購入できます。

★参考:放射能から命を守る宮城県南部の会 発行「みんなのきろく みやぎのきろく」http://tamaky.com/kibou/2021/03/07/minna-no-kiroku-miyagi/

その話を聞いて、ウクライナから避難している人たちは、どれほどの不安と緊張の中で過ごしているのだろうか・・・タッピングタッチを届ける方法やタイミングは?と頭の中でぐるぐるとしていました。「戦争の反対は平和」と言われますが、平和を実現する具体的な実践は「ケアなのでは」と思います。「あの時タッピングタッチを知っていたら・・・」その言葉をこの20年近く何度も聞いてきました。

世界の多くの方に、タッピングタッチを届けたい、ですね。本当に。

事務局 中川祥子

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