活動レポート(ブログ)

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鹿児島 奄美大島にて体験会を開催

2020/02/13インストラクターより

奄美大島にて体験会を開催のご報告 ~インストラクター 角田圭子 兵庫県~

奄美大島にて1月26日にタッピングタッチの体験会を行いましたので報告したいと思います。

私は心理士で場面緘黙(かんもく)児支援のためのネットワーク団体の代表をしています。今回かんもく奄美主催さんから「場面緘黙の勉強会」の要望があり、あわせてタッピングタッチの体験会を実施しました。
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・参加者 18名(支援者1名・医療4名(看護師3、ST1)・行政1名・教育5名・福祉2名・その他5名)
・タッピングタッチを初めて知った方が多かった。
・リラックスする。人のぬくもりが伝わって心まであたたかくなる。ポカポカする。安らぐ。他の人にもしたい。帰宅後家族にしたら、大好評だった、子どもたちともお互いにケアしあい、素敵な時間が作れてます。また学ばせていただきたいです。という声をいただきました。

また1月28日発行の南海日日新聞に取り上げていただきましたのでぜひご覧ください。

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中学校の養護教員へ向けて基礎講座A開催しました!

2018/12/18インストラクターより

中学校の養護教員の方7名様に、タッピングタッチ基礎講座Aを開催(12月11日)~インストラクター安藤昌子~

今回は、先生のおひとりが読まれた「子どものためのリラクゼーション」にタッピングタッチが紹介されており、協会に依頼がきたご縁でした。

中学校では、まず教頭先生にご挨拶させていただきました。お話の中で、教頭先生も感心をもっていただき、10分程タッピングタッチを体験していただきました。
教頭先生曰く、途中眠ってしまいそうでした。。とのこと。

2時間の講座は、皆様熱心に受講していただき、体験していただきました。アンケートには「是非、生徒たちにしてあげたい。」とのご感想でした。
そのひとつを、ご紹介いたします。

「日常慌ただしく過ごしているので、今日のゆったりとした時間と心洗われるお話に、自分にゆとりができた感じです。このような時間や雰囲気を保健室にもつくって、ストレスやマイナスイメージでつぶされそうな生徒達の支えになればと思います。素敵な時間を、ありがとうございました。」

協会がめざされる学校へのタッピングタッチ普及に、少しでも関わることができて、私の幸せな時間となりました。

また、北九州から清水幸織さんがサポートに来てくださいました。ありがとうございました。

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養護の先生達向けの研修会にて

2018/04/20インストラクターより

研修会で講師を務めました
~インストラクター野田京子~

いつも皆さんの報告を読ませていただくばかりで、なかなかご報告できずにおりました。

きょうは、ボランティア活動の中で高齢者の方にTTを体験していただいた事例と、研修会の講師としてTTの講座をした事例について報告させていただきたいと思います。

① ボランティア活動として
 わたしは、月1回実施される、「いきいきサロン」でボランティアスタッフとして高齢者の方々のお世話をしています。昨年12月に1時間弱の時間をもらえたので、TTの体験をしていただきました。参加者は四十数名。デモンストレーションはギター曲を使い、体験の時はわらべ歌のCDを使いました。皆さんとても楽しそうに、そして歌いながらTTをしていました。シェアリングでは、「気持ちいいね~。」「あったかくなった。」などの声が聞かれました。そして、1月には、スタッフ仲間から「今月もやってほしい。」と言われ、2回目をすることができました。参加者にもスタッフにも好評でした。残念ながら写真を撮る余裕がなくて画像はありませんが、皆さん笑顔で、ほっこりと温かい時間が持てました。

② 保健主事と養護教諭の先生方の合同研修会の講師として(2月21日 参加者39名)

 養護の先生から、研修会の講師を依頼されました。「研修会の内容についてアンケートをとったら、〈教室で使えるリラクセーションなどを教えてほしい〉というものが多く、野田SCから聞いたTTを思い出した。ぜひ教えてほしい。」というもので、1時間半使っていいということだったので、「優しくふれてエンパワーメント~タッピングタッチでメンタルヘルスケアを~」と題して、基礎講座の内容を網羅して実施しました。

以下の感想にあるように、「保健室で使える!使いたい!」と大好評でした。少し長いですが、感想をまとめてくださったので、その全部を載せさせていただきます。

(以下タッピングタッチはTTと表記)

○感想

・TTというものを初めて知りました。マッサージとは違った「心」メインのものだと感じました。掌が温かくとても癒され、ベビーマッサージを自分の子どもにしてあげていた時のことを思い出しました。

 人の手には癒しの効果があることを再確認しました。学級でも(先生同士でも)できるのではないかなと思います。

・TTと聞いて、最初はさわられるのはいやだなと思っていました。なので、最初にする側をしました。やっているうちに自分も癒されて、いい人になった気持ちになりました。だから、自分も絶対にやってもらおうと思い、やってもらうと眠ってしまいました。癒しの効果絶大です。乱暴者の○○ちゃんにやってみたいです。

・TTについては初めて知りました。心と体のケアになることを体験できました。学級の子どもたちだけでなく、教職員にも広めていきたいと思います。

・TTを体験できると聞き、いつもの会よりいっそう楽しみにしてきました。お話を聞いた後、実際にしてもらい本当にリラックスできました。怒りをコントロールしたり、心の落ち込みを抱えて行き詰まったりしている子に、わたしもTTをしてあげることができればと思います。

・TTをする側、される側を体験できてよかったです。「ケアされている」という感覚がとても心地よく感じました。子どもたちへの対応でも、「触れる」を意識できればと思います。

・以前野田SCからTTのことを少し聞いたことがありましたが、どんな方法かまでは聞けていなかったので、今日聞くことができてとてもうれしいです。実際にTTをしてみて安心感を味わうことができ、子どもたちにもその安心感を与えてあげたいと思いました。ぜひ、学校でやってみたいと思いました。

・TTについて初めて知りましたが、手法の一つとして保健室でも取り入れてみたいと思いました。ふんわり触れる手の温かさ、子どもたちにも伝えてあげたいです。

・体験させていただき、すごくリラックスできました。心と体を充実させることで、やる気がわいたり、向上心をあげたりすることができると身をもって感じました。生徒や周りの人に広げていきたいと思います。

・手軽にできるTTのやり方を教わり、教室でもすぐに実践できそうだと思いました。自分の学級の子も親子の関わりが適切でなく、それが学級での問題行動としてでることがあります。学級懇談会などで取り入れていくのもよいなと思いました。

・TTを初めて体験してみて、体全体があたたかくなり、安心感がありました。学校現場の中でスキンシップをとりたがる児童(家庭でのスキンシップが足りない?)に、機会があれば保健室で行ってみたいと思いました。授業の中で行うのもいいかなと思います。

・TTで心も体もリラックスし、癒されました。子どもたちにもしてあげたいです。

・2月に入り学校が忙しく、自分自身がリラックスできていませんでした。今日、TTをしてもらっているときの背中のぬくもりが気持ちよかったです。してくださった先生の手は少し冷たいのに、背中はすごく温かくなりました。

・TTで、した方もされた方も癒されました。

・TT、とても心が落ち着きました。子どもたちとしてみたいと思いました。それから、90歳の母にもしてあげたいと思いました。

・体にふれられることがこんなにも癒されて、心も体もリラックスできると体感できました。保健室にふらっと来る子どもたちにもしてあげたいなと思います。こんなに癒された研修は初めてでうれしい時間でした。

・初めてTTを経験しました。トントンという軽いリズムは心拍のようで、優しい音楽と温かい手、そして母のおなかにいるような心拍に近いリズムに包まれて、とてもここちよかったです。

・今日、TTを知ることができてとてもよかったです。子どもに限らず、職員に対してもとても有効なものだと感じました。リラックスできて気持ちよかったです。

・今日の研修で新任の時に先輩の養護教諭から言われた「てあて」について思い出しました。〈痛いところに手を当てる、それだけで安心できる。自分のことを受け入れてくれたと子どもは思う。だからてあてって大切なんだよ。〉と教えていただきました。TTにも同じような意味があると思いました。

 日頃、SCとして配置された学校の養護の先生とは連携しながら活動していますが、年に何度か訪れる小学校などでは、相談を受けたときにTTを紹介することはあるものの、なかなか体験していただく機会がありませんでした。これを機に、学校内外で体験会の機会を作り、広めていこうと思いました。

 感想の中で、「さわられるのはいやだ」と思っていた先生が「絶対に自分もやってもらおう」と思うようになり、最後は「癒しの効果絶大」と書かれているのがとても印象的で、それがタッピングタッチだと思いました。

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タッピングタッチで心身の労いの時間を

2018/04/12インストラクターより

~学校保健委員会でタッピングタッチ~インストラクター白鳥志保

こんにちは!
長文失礼いたします。
東京から静岡に転居しましたインストラクターの白鳥志保です

ご報告が少し遅くなってしまいましたが、年度末に、スクールカウンセラーとして勤務している小学校で、低学年のお子さんのお母さんたちと一緒にタッピングタッチをしました。お写真がなくてすみません。先生方が素敵なシーンをとってくださっていたのですが、宝物のようにお写真をもっていらして、まだ私の手元には届いていません

保健室の先生からの依頼で「親子のコミュニケーション」が、少しでもよりよいものになるようにスクールカウンセラーから、保護者に役立つことを話してほしい、とテーマをいただきました。
何かをお話させていただくことも一瞬よぎったのですが、普段自分のことよりも子供のためにと日々頑張っておられるお母様お父様方に何かを言葉で伝えて、頭で考えてもらうような内容よりも、ここはやっぱりタッピングタッチで心身の労いの時間をとることが、心のゆとりにつながり、お互いを大切にし合えるという家族のコミュニケーションとして本当の意味で役立つのでは、と思い、保健室の先生にお伝えしたところ、先生も「心と身体はつながっていますものね!大切なことですね」と快く賛同してくださり、共通理解したうえで、相互タッピングを体験していただく機会とすることしました。当日、最初はかなり静かな雰囲気で
・子供は毎日通っている場所ではあるけれど、やや敷居が高くて、学校自体になかなか来る機会がなかった。担任の先生ともっといろいろ話してみたいなあと思っているんだけど、なかなか・・・。こちらからお願いすることも躊躇してしまって・・・。学校に連絡することも、思いきらないとなかなかできなくて。
・知らないお母さんたちばかり。普段あまり家の近く人と話したりということがないので・・・。と、固い表情で緊張していらっしゃった方が多かったように思います。お母様方の第一声を聴いて、この日の学校保健委員会が、保健室の先生お手製の素敵なチラシに誘われて保護者が自然に学校に来られる機会となったことだけでも、うれしいものだなあと思いました。

タッピングタッチについて、まずはスライドを使って短くお伝えしました。その後さっそくのデモのあと、相互タッピングを体験していただきました。
体験後は、皆さんの表情がふんわりとやわらかい感じで会話もはずんでにぎやかになり、終わりの時間がきたことを伝えるのが申し訳ないくらいでした。

参加された方からいただいた感想です(後日回収)。
・初めてタッピングタッチを体験しました。やさしくタッチされているだけで、とても気持ちが良くなりリラックスできました。家でさっそく子供たちにもタッピングタッチをためしてみたら、子供も「気持ちいいね!」と言ってくれてとてもうれしかったです。子供の成長と共にふれあう時間が少なくなってきてしまいますが、時間を見つけて親子のリラックスタイムをつくっていきたいと思います。
・今回参加をして本当に良かったと思いました。いつも時間に追われるような生活をしています。ちょっとした時間に家族とのふれあいやリラックスができるなあと思いました。このような機会をいただき、ありがとうございました。
・タッピングタッチは初めてでした。とても気持ちが良かったので、身近で大変な想いをしている人や、仕事で疲れている友人にもしてあげたいなあと思いました。もちろん自分の子供にもやってあげたいです。
などなど

私自身、参加された方々との時間を通して、多くの人が、人とのつながりやふれあいを本当は大切にしていきたいと思っているのだということをあらためて実感し、その手段や機会を発信して地域全体を元気にしていくお手伝いをしていけたらと思いました。
勤務してまだ1年目のこの地域での基礎講座の開催をこれから計画しようと思いました。ますます楽しみです💛

長文失礼いたしました

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小学校の特別支援学級でのミニ講座

2017/02/13インストラクターより

 私が週に1度勤務している小学校の特別支援学級の先生にタッピングタッチを紹介したところ、是非、児童にも教えて欲しいという事で1月19日(木)に授業時間(45分)をいただきミニ講座を開く事ができました。時間が短い事や特別支援籍の児童である事を考慮して、最初の説明は最小限にして、すぐにデモ、相互タッピングへと移りました。2人組の組み合わせは、それぞれの障害の特性や程度、関係性への期待などを考えて担任の先生が決めてくださいました。職員と児童で組んだ組が4組、児童同士で組んだ組が2組でした。

 すぐに背もたれに頭を載せて眠っているように気持ちよさそうにしている子や、目に入る友達が気になって、ひっきりなしにしゃべっている子(途中から座る向きを工夫すると徐々におしゃべりが減りました)がいましたが、皆、とても上手で、特に特別支援学級に入る前に、何度か相談室で私がやってあげた事のあるAくんは、びっくりするほど優しく丁寧にできていたのが嬉しかったです。そんな中、Bさんは、手の形や力の抜き方が難しく最後までぎこちないタッチでした。あまりしつこく手直ししてもよくないので、あきらめて、そばを離れると「先生見て、これでいいの?」と(私の気を引くためだった可能性もありますが)何度も訊いてくれて意欲を示してくれました。後から担任の先生が「Bちゃんが、やっていたのがすごい事」と言っていました。自立への意欲の薄い児童で、何事も誰かがやってくれるまで黙って待っている事の多い児童なんだそうです。タッピングタッチが彼女の意欲を引き出せていたのでしたら本当に嬉しいですよね。最後に「感想を言ってくれる人!」と言うと全員が手を挙げてくれて、それぞれ「気持ちよかった」「家でお母さんにやってあげたい」などと言ってくれました。

 一週間後、その学校に勤務の日、担任の先生が「あの日、2人の男の子が家でお母さんにやってあげたみたいで、お母さんが連絡帳に感想を書いてくれたんですよ」と言ってコピーをくださいました。そこには「タッピングタッチをやってもらいました。思っていたより軽いタッチに驚きましたが、なんとなく落ち着く感じでしたね。」(Cくんのお母さん)「学校から帰ってすぐに私の後ろにまわり何か背中をさわってきました。何をしてるのと聞くと、タッチだよと言う。あらためてありがとうと言ったら、またやってくれました。」(Dくんのお母さん)と書いてありました。親子の素敵な時間のお手伝いができたようで、私の心もほっこりしました。

【報告者 K.N.(埼玉)】

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