活動レポート(ブログ)

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福島でオンラインでの支援活動

2020/05/06協会より

2011年3月11日に東北を襲った大地震の影響で、福島の原発が爆発。 その後の福島での生活は一変しました。

福島県須賀川市に住む臨床心理士の冨森崇さんが、タッピングタッチのことを支援活動の中で知り、協会に連絡をしてきてくれたことから、交流が始まりました。 そして協会代表の中川一郎氏は毎年福島を訪れ、彼と一緒に、震災と放射能の被害にどう向き合っていくのか、何を大事にすればいいのかを始めました。

冨森さんは、その後タッピングタッチのインストラクターになり、福島に住み続ける方々の支援を続ける中、「不安と上手に付き合う、向き合う」ためにタッピングタッチを活用してきました。

そして2020年4月。新型コロナウィルスの感染が拡大していくなか、NHKの番組クローズアップ現代が「ストレス危機をどう乗り越える」というテーマで、彼の活動を取り上げてくれました。こちら

これは彼が理事長となった「特定非営利活動法人ハートフルハート未来を育む会」http://heartfulheart.com/ の活動の一環だそうです。東日本大震災と原発事故により被災した子どもと保護者に対して、災害後のこころのケアと放射線不安に関する支援を継続的に行っています。コロナ禍で集まれないことからオンラインで「不安を語り合う」機会を設けて、保護者への支援としてもタッピングタッチを紹介してくれています。

彼が活動の主軸にしてる子育て支援施設「すかがわ子育てネットワークTUNAGU」のHPに、インタビュー記事がアップされていました。
特集 新型コロナ 子どもの心への影響探る(冨森臨床心理士インタビュー)

ご自身と家族の安全や先の生活に迷いながらも、ずっと地道な支援活動を継続されてきた冨森さんの活動に公共放送がスポットを当ててくれたことにとても意味を感じますし、そんな彼の活動の支えとして「ゆっくり、やさしく、ていねいな」タッピングタッチが大事にされていることをとても嬉しく思います。

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オンライン研修の試み

2020/04/30協会より

 コロナ禍が続いています。協会では4月からなんとかして心の落ち着きと希望を取り戻すためにもとオンラインで集まれる試みを始めました

 まずは、4月4日の気軽なインストラクターミーティングを行い、なんとか出来そうだとの感触を得て4月18日にインストラクター研修Bを開催!13人のオンライン参加と会場には三重県内のインストラクター1人や、一般参加者が2人協力してくれました。

 やってみると、オンライン接続の環境を整えれば(映像、マイク、スピーカー、そして安定したネット接続)、かなりの臨場感が得られることにびっくりしました。よくあるひと昔前(?)のテレビ会議や衛星中継などで見られる、音声や映像が一呼吸も二呼吸も遅れることが全くなくなっているのです。しかも人数的には100人でも、それ以上でも参加できるとか。すごいネット技術の発展です。

 ともあれ、参加者からはみなさんコロナで不安と孤独の中にいたのが、タッピングタッチのセルフケアを一緒にして、ゆるみ、落ち着き、つながっている感覚を取り戻すことができました。

以下は感想から抜粋です。

* コロナ対応に日々追われ「今、ここにいる自分」を感じることが出来ていませんでした。一人で行うセルフタッピングよりも癒され、心地良さを感じることができました。皆さんと繋がっていることを感じました。
* セルフタッピングをしていたら、途中で今まであまり感じたことがないような眠気がきて驚きました。ここ最近の大変さ、笑顔で頑張らないと・・・と踏ん張ってきた自分、それでとても疲れていた自分、気づいていなかった首や肩の痛みに気づくことができました。良い眠りが取れていなかったことにも気が付きました。
* 直接触れ合えないけれども映像や音声を通じてのやりとりで、あたたかさや一体感を感じることができました。
* 初めてのオンライン研修でしたが、内容は「教示、説明、コメント、体験のシェアリングなど」変化に富み、あっという間の一日でした。不慣れで疲れましたが、とても満足!翌朝は心地よく目覚め、効果を実感しました。
* 毎日の自分の疲れが実感できる時間となりました。触れ合わなくても伝わるものが沢山ありました。不安はまず置いておいて、今を感じて大切にすること、自分に戻ること大切にしようと思いました。
* 自分と向き合う時間がなかなか取れていないのが常になってきていることと、コロナ対策で予定をしていた出会いがみんな無くなってしまった状況で、焦りのような変な感覚があったのですが、きちんと自分に戻ってくることができ、セルフケアの時間はやはり尊い時間なのだと再認識できました。
* オンラインでもあたたかさや連帯感のようなものが確かに感じられ、「誰と何をするのか」ということが手段を超えることもあるのかな、と感じました。
* セルフケアを中心に体験したことによって、相互にタッピングタッチを実施すること、互いに触れ合うことの必要性を見直すことができました。
* 相手に触れるだけでなく、相手への配慮やいたわりの気持ちが「ケア」であると感じました。
* 最近のニュースなどの言葉が攻撃的に感じていたので、参加のみなさんの優しい言葉を聞いてほっとしました。講座の中で使われる言葉に救われた感じです。「ゆっくり、やさしく、ていねいに」と言葉ではわかりやすいですが、こうして講座を受講してはじめて「言葉」と「体感」がつながる、というかやっと一致する感がありました。

 

 

「四日市の市民協働を旅する本」に載りました

2020/04/24協会より

「四日市の市民協働を旅する本」に載りました

詳細はこちらにて↓

四日市の市民協働を旅する本

 

セルフタッピングの動画をアップしました

2020/04/10協会より

 待望の(^^)「セルフタッピング」の動画をHPにアップしました。トップページからご覧いただけます。www.tappingtouch.org

この動画が、新型コロナウィルス感染者の治療支援にあたっている方々、そして全世界で外出できず人との関係を制限されてストレスがどんどん高まっている状況にある多くの方々の助けになればと願います。

  どうぞちょっと時間をとって、この動画をみながらセルフケアをしてみてください。深い安心感と大丈夫な感覚が芽生えてくるかと思います。毎日頑張っている自分をどうぞケアしてあげてください。

協会の動画チャンネルはこちら

セルフケアCDのサンプルが視聴できますので、興味のある方は『ねこあしショップ』へ 

インストラクションの説明のページはこちらです。

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家族でできる、ひとりでできるタッピングタッチ

2020/03/26お知らせ

2020年3月26日 

 新型コロナウィルス感染拡大が続いています。関東が不要不急の外出自粛要請を出し始めています。

 まずは感染しやすい状況を作らない、身を置かないことが大切ですが、複数人と一緒の時には感染予防となるマスクはもちろんですが、適切な社会的距離をとる必要があり、人との距離がどんどん遠くなっていく感じです。

 そんな状況の中で、特に外出の抑制や休校などになって「これからどうなっていくんだろう・・・」という不安感、孤独感が全世界で高まっているとの声が、ネットを通して伝わってきます。

 世界全体のことや、経済活動が停滞したら日本社会がどうなっていくのかと想像するのは複雑で難しい面がありますが、どんな展開になっていっても、今、私たちにできることの一つとしては、不安感やストレスで押しつぶされないよう心身の免疫力をアップしておくこと、また近くの人とケアし合えるいい関係を作り維持していくことが大事だと思います。

 そこでぜひみなさんにタッピングタッチのセルフケア、そして家族でお互いにする基本型のタッピングタッチを活用してもらえたらと思い動画を紹介します。

 2016年の熊本地震の支援に行った中川一郎さんが、熊本のテレビ番組で紹介されたのですが、タッピングタッチをお互いにする基本型と自分でできるセルフタッピングが簡単に紹介されています。

 お互いにケアし合い、また自分を大切にして、この大変な局面をみなで一緒に乗り越えられたらと思います。

基本型とセルフタッピング

動画ではとても簡単に紹介していますので、こちらをぜひ見てくださいね。
->2人で行う基本型
->セルフタッピング

 また家族での活用の参考に福島県須賀川市で収録されたテレビ番組の一部もご覧ください。特に学校に行けない子どもたちにはストレスケアとケアのある家族関係を作る助けになるかと思います。

子育て家族でのタッピングタッチの様子はこちらで -> 活動ブログ(子育て)

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